【実機レビュー#3】7インチWUXGA SIMフリー『HUAWEI Honor X2』レビュー! ベンチマークや電子書籍使い勝手編

HUAWEI Honor X2のレビュー3回目です。

前回、前々回の記事はこちら

#1レビュー記事: 【実機レビュー#1】7インチWUXGA SIMフリー『HUAWEI Honor X2』レビュー! 開梱~外観チェック編
#2レビュー記事: 【実機レビュー#2】7インチWUXGA SIMフリー『HUAWEI Honor X2』レビュー! 日本語化や基本チェック編

今回は、【使い勝手編】という感じで、ベンチマークや電子書籍リーダーなど、使ってみてどうだった?をチェックしていきたいと思います。

液晶は見やすいか?

液晶に関しては、はっきり言って「美しい」の一言。7インチにWUXGA(1920×1200)という事で、323ppiもあり高精細。この牡鹿(?)のロックスクリーン画面はAscend Mate7でよく見掛けました・・・懐かしい~。

ただ、DPIのDensityが悪く、Chromeで検索しても1画面の情報量が少ない。

HUAWEIは以前からこういう所がいまいちな会社ですが、ここは設定で簡単に・・・とはいきませんが、adbコマンドを使ってあとから変更もできますので、DPI値を変更していこうと思います。

過去記事: XPERIA C5 Ultraをroot化せずによりズルトラに近づける方法[改良版]

視野角はいいか?

視野角ですが、こちらも素晴らしいです。この価格(3万円強)ですから、しょぼい液晶は使わないはずですが、ぱっと見で「あ、この液晶綺麗だな」と分かるほどで、思わずいろいろな角度に傾けて見てしまうわけですが、こんな角度から見ても色が白く変色したりはしない。

ベンチマークしてみた

Android端末の場合、とりあえず快適に使えるかの指標となるのがベンチマーク。

Honor X2のSoC(CPU)はKirin930 64 bit octa-core (4 x 2.0 GHz+4 x 1.5 GHz)で、そこそこ期待できそうです。

早速実力をみてみましょう。

結果は・・・48,577。もうちょっと行くかなーと思いましたが、意外と伸びず。まぁ昨年モデルだしこんなものか。ただ48000というスコアはAndroidはサクサク動くレベル。RAMも3GBありますし、よほどの事が無い限り、もたつく事はないでしょうね。

最近はローエンドで30,000台前後、ミドルレンジで45000-55000ぐらい、その上はキリが無く7万~14万ってとこですが、Androidでそこまでのスコアが求められる事はそうそう無いので、よっぽど重いゲームに快適性を求めない限りはミドルレンジでもサクサク動きますから安心を。

電子書籍リーダーとしての使い勝手

私の中では生活の一部である電子書籍。その為「電子書籍リーダーとしての使いやすさ」はとても重要。ただ7インチというサイズでどこまで読書が快適かはやってみないと分からない部分なのでチェックしてみました。

まずはAmazon Kindleアプリ。 Kindleの閲覧はとても快適ですね。Kindle自体テキストサイズを自由に調整できるので、7インチとは言え文字が小さいとかは全く考えなくていいのが良い所。
Kindleの場合は、ボリュームボタンにページ送り/戻しを設定できるので、片手操作も可能。左手/右手どちらでも可能で、ボリュームボタンは端末自体の真ん中あたりにありとても押しやすい。もうこれだけでも私の中では「買い」と言っても良いぐらい。(ボリュームボタンのオニなんで・・・私) 次に、dマガジンをチェック。
週間アスキーのような一般的な雑誌を見てみる。 文字は非常に綺麗です。ただ7インチで1ページを表示させて読み取るには文字が小さい。読めるが快適では無いのです。

もちろんズームして見れば可能ですが、それではまどろっこしい。と言う事で、雑誌系はちょい厳しいですね。8インチのdtab compactやTeclast X80 Proでは単ページでは問題無く見れていたので、あくまで液晶サイズの問題。

Kindleや漫画ビュアーで見る分には最高の片手漫画/小説ビュアーとなりそうです。

まとめ:片手電子書籍リーダーしてとても優秀

7インチのファブレット/タブレットで、ミドルスペック以上という端末はなかなか見当たりません。ライバルは実はHUAWEI自身にあり、MediaPad T2 7.0 ProというSIMフリー機が日本では発売になったばかり。

紹介記事: 7インチWUXGA液晶でSIMフリーな『MediaPad T2 7.0 Pro』発表!3大キャリアのLTE周波数帯をサポートするなにげに凄い端末

こちらもスペック的には近いのですが、Snapdragon615、RAM 2GB、ストレージ16GBとやや貧弱。ただSIMフリー機としては優秀で、国内3社どのキャリアでも使えるという大きなメリットがあります。ただ私的にT2 7.0 Proがいただけないのが、ボリュームボタンが右側面上部に位置して使いづらいのです。

と言う事で、Honor X2とMediaPad T2 Proの使い分けとしては、スペックはそこそこでいいから、格安SIM入れてWeb閲覧中心で使いたいならT2 Pro、快適な片手電子書籍リーダーや、RAM 3GBなどの余裕のあるスペックが欲しければHonor X2となるでしょうね。私のようにKindle/漫画ビュアーが手放せない人にとってはかなり満足度の高い端末です。液晶も綺麗で視野角もいいですしね。欲しい方は日本国内ではちょっと高いので輸入するのが良いと思いますよ。

#1レビュー記事: 【実機レビュー#1】7インチWUXGA SIMフリー『HUAWEI Honor X2』レビュー! 開梱~外観チェック編
#2レビュー記事: 【実機レビュー#2】7インチWUXGA SIMフリー『HUAWEI Honor X2』レビュー! 日本語化や基本チェック編

販売サイトの紹介

このHonor X2は、GearBestで3万円台という低価格で発売しています。中国からの輸入と考えると7インチのファブレット/タブレットに3万円はちょっと高いかなという気もしますが、HUAWEIのSIMフリー機として考えればこれはかなりお安い。日本で並行輸入品を買うと、7-8万円しますから、やはり本国の価格は安いです。セールなどでも価格は上下しますので、欲しい方は随時チェックしてみてくださいね。

GearBest販売サイト : HUAWEI Honor X2 GEM-703L 4G Unlocked Phablet
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

最新情報をチェックしよう!