HUAWEIのメインストリームスマートフォン「nova 7 5G」が海外のオンラインストアで発売されました。
4眼カメラ、Kirin985搭載で5万円台とバランスの良いスマホです。
nova7 5G の特徴
nova7シリーズは「nova 7 Pro 5G」「nova 7 5G」「nova 7 SE」の3兄弟として発表され、nova 7 5Gは真ん中の子。ただ真ん中と言いつつスペックはほぼ上位版でSEだけがSoC(CPU)違いの廉価版となっています。
HUAWEI nova 7 5Gは、その名の通り5Gもサポートしたハイエンドモデル。
ディスプレイは6.53インチで解像度は2400×1080のフルHD+解像度で有機ELディスプレイです。
指紋認証センサーは画面内に埋め込まれています。
フロントカメラは32MPで、左上に極小パンチホールタイプとして配置されています。
SoC(CPU)はHUAWEI HiSilicon Kirin 985 (Max 2.58GHzオクタコア)で、AnTuTuベンチマーク(v8)では40万点越えと言われています。このスコアは更に上位のKirin 990の45万点よりやや劣るものの、Snapdragon855 Plusの少し下程度の性能と言えるでしょう。
RAM+ROM(ストレージ)構成は、8GB+128GB、8GB+256GB版があります。これも充分ですね。
但しHUAWEIお得意のNMカードは非サポート。
HUAWEI以外での採用は広がらず、NMカード自体も価格が下がらない上、ストレージも128GB以上と大容量が多くなってきた為、あまりNMカードのメリットは無くなってきつつあるようにも思えます。
背面カメラは4眼レンズで64MP(f/1.8)のメインカメラ、8MP(f/2.4 超広角)、8MP(f/2.4 望遠)、2MP(f/2.4 マクロ)と言う構成。20倍のデジタルズームも可能です。
前後のカメラを同時に使って、動画を撮影することも可能です。
バッテリーは4000mAhと比較的容量が大きく、急速充電は、USB Type-Cで最大40W(10V/4A)チャージが可能。
対応周波数帯は前述のように5Gをサポート。対応周波数帯も日本にバッチリ合っていて、日本の3キャリアが使うn77-n79をサポート、4GもB19(docomo)、B8(SoftBank)、B18(au)のプラチナバンド対応です。
2G: GSM B2/B3/B5/B8
3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
4G: FDD-LTE :
B1/B2/B3/B4/B5/B6/B7/B8/B9/B18/B19/B26
TDD-LTE B34/B38/B39/B40/B41(2496~2690MHz)
5G: NR:n1/n3/n41(2496~2690MHz)/n77/n78/n79
重さも180gと6.53インチというサイズを考えると、最近のスマホなら200g前後でも仕方ないという風潮の中、よく押さえ込んでいると思います。
HUAWEI端末なので、「Google モバイル サービス(GMS)」がプリインストールされない点が最大の問題点かと思います。それゆえGMS無しでは日本では売れないものの、日本の対応バンドに合わせて作られているなど、確実に日本市場を意識しているもったいない製品です。
こればかりは米中貿易摩擦の影響で仕方ないのですが、HUAWEI提供のAppGalleryからインストールするしか無いので、それらのアプリで満足できるなら良いかもです。
価格も輸入なら5万円台と、ハイエンド機と言えるこの性能では比較的リーズナブルです。
主要スペック
価格
Banggoodでは8GB+128GB版が549.99ドル(59,649円)で販売中。
関連ページ
・公式サイト : HUAWEI nova 7 5G
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.com買い方ガイド : 中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで
・Banggoodでの買い物の仕方 : Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで
・GeekBuyingの紹介 :GeekBuyingでガジェット輸入してみる? 中国のガジェット通販サイトGeekBuyingの紹介
・GeekBuyingの買い方ガイド : GeekBuyingの買い方ガイド~ユーザー登録から決済手続きまでやってみた
・紹介記事: 海外ガジェット通販『ETOREN』は輸入が楽に!日本人スタッフ対応~保証まで万全