スマートウォッチメーカーKUMIのスマートウオッチ「KUMI GW16T」をメーカーであるKUMI様から提供して頂きました。
1ヶ月ほど使ってみたのでレビューしていきます。
IP67防水、LINE通知等を日本語受信、価格はセールだと3000円強程度と激安で、この価格では良く出来ていると感じるスマートウオッチです。
KUMI GW16Tの特徴
KUMIは中国のスマートウオッチブランドで、中国国内だけでなくグローバル市場に最近打って出たメーカーの為、知名度は日本人にとってあまりないのですが、中国国内ではかなり有名なメーカーです。
その中でもKUMI GW16Tは1.3インチ 240×240解像度のディスプレイを搭載したスポーツタイプのスマートウオッチ。
機能的には心拍測定や歩数/カロリーといった一般的なものと、SpO2(血中酸素濃度)の測定もでき、突然の雨や、短時間なら水中に落ちて水没してもOKなIP67防水にも対応しています。*真水/常温。サウナなどの高温/低温環境はNG
バッテリーは220mAhで通常使用で7日間、デイリースタンバイモードなら30日となっています。
1週間程度と言う事で、小旅行/出張ぐらいなら充電器要らず、且つ日常使いでも週末に充電すれば良いだけなのは楽ですね。
その他8つのスポーツモード、メール/LINE通知等が可能など、一般的なスマートウオッチに必要と思われる機能はほぼ備わっています。
KUMI GW16T | |
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ディスプレイ | 1.3インチ 240×240 IPSディスプレイ |
バッテリー | 200mAh |
バッテリーライフ | 通常使用 : 7日間 バッテリーセーブ : 30日間 |
GPS | 無し |
防水 | IP67防水 |
機能 | バイブレーション: あり ヘルストラック: SpO2(血中酸素), 24時間心拍測定,歩数,座りすぎ,睡眠 |
開梱と本体周り
さっそく開梱していきます。
同梱物はマニュアル、USB充電ケーブル、それとバンドが外された状態で同梱されています。
マニュアルはさすがに日本語無し。英語でびっしりと書かれていますので読むのは大変。
ただスマートウオッチが初めてという方でなければ、基本的にはアプリインストール、ペアリングして、あとはスマートウオッチ側とアプリを見ていけば問題はありません。
裏面。バンドは工具いらずで、レバー動かして本体にはめ込めばOK。ただこれもやったこと無い方は多少面倒かも。これはまずは装着された状態が良かったですね。ただこうしてバンドは取り外せるので、好きなバンドを買えば自由に交換可能です。
充電器は背面を覆うぐらいの大きさでガチッとはめ込むタイプ。これだと充電器サイズは大きくなるものの、簡単には外れないので、マグネット接続タイプよりは安心して充電できます。マグネットだとベッド脇等において知らぬ間に手が当たって外れていて、朝起きたら充電されてなかったみたいな事もありますしね。
充電するとCHARGING表示されます。
本体には右にボタンが1個あり、電源/画面のオンオフボタンとなっています。
戻る等は左スワイプです。
ペアリングとアプリインストール
スマートウォッチはアプリとペアリングしてこそ真価が発揮されるのでアプリをインストールしていきます。
Google Play/App Storeで”DaFit“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。
アプリが起動したら、スマートウオッチマークをタッチ。あとは自動的にKUMI GW16Tを見つけてくれるのでタッチすればペアリング完了です。
ウオッチフェイスは多数から選択可能
スマートウオッチの良いところはウォッチフェイスを好きなデザインに変更できるところ。
ものによってはプリセットのみですが、KUMI GW16Tはプリセット3種類、あとはアプリからオンラインで数十種類から選択可能です。
こんな感じでテトリス風にもできます。(遊べませんけどね)
アプリは日本語対応しLINE通知も可能
ペアリングが完了後は本体の表示も日本語になります。メニュー全て日本語化されるので、迷うことはないでしょうね。
日本語もしっかりしていて、あらゆるメニューも日本語化されていますので、とても分かりやすい。
通知設定は「メッセージ通知」からLINEやSNSをOnにしておけば、通知を受け取る事が出来ます。
LINEでは日本語でしっかりと差出人と内容が確認できるので、通知は読みやすい。
フォントが少し中華っぽいですが、内容を確認する程度ではなんら問題無い。
アプリは日本語だし、KUMI GW16T本体も日本語化されているので、マニュアルが英語でも困る事はあまりないはずです。
フィットネストラッカーとして
フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/血圧/歩数計/睡眠といった基本的なヘルスデータの収集が可能です。
心拍トラッキングやSpO2もデータとして取れます。
ランニングやウォーキングの歩数データトラックも可能。
ただGPSと連動しないのでこのあたりはそれなりな感じですね。
外では輝度MAXで使えるレベル
1.3インチIPSディスプレイは、輝度標準設定で室内では見やすいのですが、外にでるとやや輝度がたりなくり、最大にしないと視認性が悪くなってしまいます。日陰ならまずまず見えますが、日光直下だとほぼ見えない。
輝度をMAXにすると、かなり見やすくなります。
そのため、外で使うことが多いなら、恐らく通常は輝度MAXで使うことになります。
電池の持ちは実質5日ぐらい
通常使用で7日使用可能ですが、実際はどうかというとほぼ5日でした。
前述のように私の場合、今回は外使用がメインだったので、輝度はずっとMAX状態だったのが影響したのだと思います。
この日数だと平日のみ使い倒して、土曜には充電って感じになります。
総括
KUMIの製品は初めて使いましたが、セールで29.99ドルと3000円強の価格で販売されているスマートウオッチとして考えると、まずまず優秀ではないかと思います。
マニュアルは英語ですが、KUMI GW16T自体は日本語化できますし、アプリも日本語なので、使う上では困る事はないです。またLINEを含め、通知系もしっかりと日本語で表示され、表示領域も広く見やすいので使い勝手は良いです。
外では輝度がやや足りない、バッテリーライフがもうちょい欲しいぐらいの欲求はありますが、価格を考えればこのあたりは妥協しても良いんじゃないかなと思えるところです。可能なら+2500円ぐらい出すから、もう少し発色と輝度の良いディスプレイと、+4-5日持つバッテリーがあれば、ほぼ不満が無くなると思う。
安くてそこそこ使えるスマートウオッチが欲しいならKUMI GW16Tはオススメできるレベルにあると言えます。
価格
AliexpressのKUMI公式ストアでは、前述のように販売価格37.49ドルが29.99ドルとセール中です。
配送は無料です。
カラーは2色から選択できますよ。