中国のPC/タブレットメーカーCHUWIが、スマートフォンより軽い世界最小4KミニPC「LarkBox」を発表しました。
LarkBoxの特徴
最近はミニPCという分野が活況です。ゲームや動画/画像編集といったハイスペックなPCが欲しい方を除き、多くのWindowsユーザーはライトユース。自宅にTVがあるのに、わざわざPCディスプレイを用意するのは勿体ない。ミニPCは手のひらサイズが多く、ディスプレイ背面に取り付ける事が可能なものも多く、部屋の見た目もすっきりするので、Win10 PCを日常的に使うというより、必要な時にさっと切り替えて使いたい方には、ミニPCは価格も安くちょうどいいPCです。
LarkBoxは更に突き詰めて、61x 61x 43mmとリンゴより小さい。
実物大のリンゴと比較した写真。長さだけならマウスよりコンパクトです。
このLarkBoxはVESAマウントにも対応しているので、対応TV/ディスプレイであれば、背面に簡単に取り付ける事ができる為、見た目はオールインワンPCのように使えます。
そもそもこんなに小さいので邪魔にはなりませんが、それでもケーブル類の取り回しを考えると、TV裏に隠せるなら、そのほうが明らかにスッキリします。
基本性能はライトユース向けで、CPUはIntelのCeleron N4100 Quad Core (最大2.4GHz)。メモリは6GB、ストレージは128GB eMMCが内蔵されています。
スペックはパワフルとは行きませんが、ネット/動画見たり、文章作成等程度なら余裕のスペックで4K動画が再生でき、また4K再生ができるPCとしては世界最小とCHUWIは言っています。
スタンバイ消費電力はわずか5W。更にこの超小型筐体に放熱ファンも組み込まれています。
ポート類は以下のようになっています。
- USB Type-C
- USB Type-A x2
- HDMI
- 3.5mm イヤホンジャック
- microSD
超小型PCであることを考えれば十分。USBは2ポート+TypeCも1ポートあり、HDMI、microSDもサポートされています。Bluetooth 5.0にも対応で、WiFi規格は公表されていませんが、LAN端子は無いので恐らく2.4GHz帯と5.0GHz帯もサポートされていると思われます。
スペック
まとめ
価格はまだ分かりませんが、CHUWIでは今後公式サイトで情報をアップデートしていくとのこと。
また発表記念で、4名にこのLarkBoxが当たるGiveawayキャンペーンも開催中です。
発売時期や価格はまだあまりはっきりしませんが、Giveawayキャンペーンもしていますし、ここ何日か数週間以内にははっきりしてくるでしょう。
関連ページ
・公式ページ : CHUWI LarkBox