【レビュー】「Lefant F1ロボット掃除機」-直径たったの28cmの超小型で隙間もらくらく掃除。ブラシレスだからメンテも容易で価格も1万円半ば。機能は掃除だけだが「これぐらいが丁度良い」のです

たったの直径28cmというかなり小型なロボット掃除機「Lefant F1」を使ってみました。

小さいので小回りが利き一般的なロボット掃除機が入れないような場所も掃除ができ、ブラシレス吸引口で、ペットの毛をブラシに絡ませずに吸引することができます。

主な特徴

Lefantはロボット掃除機メーカーで、数種類のロボット掃除機を発売していますが、このLefant F1ロボット掃除機は直径わずか約28cmとロボット掃除機としてはかなり小型で、機能的にもシンプルなのが特徴。
28cmしかないので椅子の周りなどにも入っていける為、隅々まで掃除が可能です。

また高さもわずか6.9cmしかないので、低いソファー下でも入り込めます。

ゴミは2つの回転ブラシでかき込んで、4000Paという強力吸引でブラシレスで吸い込むという形を取ります。
吸引口がブラシレスというのは実はメリットがあり、長毛のペットを飼っている場合、吸引口にブラシがあると毛が絡みついて、しょっちゅうブラシを取りだして清掃が必要になる為、ブラシレスのほうが有り難いんですよね。

その他、アプリで連動してスマホから掃除をスタートさせたり、音声AIアシスタント(Alexa等)と連動も可能。

反面、最近のロボット掃除機では、大抵は水拭き用モップみたいなものも付いていますが、Lefant F1は掃除のみとなります。但し別売りで水拭きパーツが発売されている為、そちらを使えば可能です。

*Lefant 様からお借りしてのレビューです。

開梱物と外観

箱を開けて中身を確認。

同梱物は充電スタンド、ACアダプタ、回転ブラシx4(うち2つは予備)、マニュアル、予備フィルター、メンテナンスパーツです。

マニュアルはしっかり書かれていてますが、添付されているのは英語版です。日本語版はマニュアルにあるQRコードから閲覧する事になります。

QRコードからアクセスすると以下のようにな日本語でマニュアルが確認可能。

日本語マニュアル添付が無いというのは若干不安感ありますが、実は本体のダストボックスにマニュアル的な内容がシールで貼り付けてあり、そちらを見れば解決します。

充電ステーションは、ケーブルが巻き取れるようになっていて、左右どちら側からもケーブルが無駄なく出せるようになっています。小さい事ですがこうした配慮は有り難い。

本体はブラックで大理石のような雰囲気。

ダストボックスには操作方法マニュアルが貼り付けてあります。ボタン操作、エラー情報等が書かれているのでマニュアル要らずなのはこれがあるおかげ。但しさすがにずっと貼ってあるのは、インテリアの一部となるロボット掃除機としてはややかっこ悪いので、慣れたら剥がした方が良いかも。

本体裏側。2つのブラシと吸引口のみでごみを吸い取る仕組みです。このシンプルさ故に、長毛が絡む部分が少なく、メンテナンスが容易となっています。

WiFi接続でアプリを使うとより便利に

ロボット掃除機 は、アプリ無しでも使えますが、利便性を考えるともはやアプリとの連動がほぼ必須です。

アプリとの連携はスマホ/タブレットとWiFiがあれば簡単です。

アプリはLefantで、Google Pay(Playストア)/App storeで検索してインストールしておきます。
アプリを起動するとログインを求められるので、未登録の場合はメールアドレスでアカウント作成します。

続いてデバイスを追加していきます。F1をデバイス一覧から選び、その後WiFi接続していけばアプリとのペアリングが完了。


但しWiFiは2.4GHz帯のみをサポートしますので、802.11a等の5GHz帯のアクセスポイントの場合は、2.4GHz帯の802.11b/g/nのアクセスポイントを指定しましょう。これで問題無く設定が完了するはずです。

小さいからこその利点

我が家で毎日使っているルンバ960と比較してみました。

本体自体はルンバ960の二回りぐらい小さい。

Lefant F1は充電ステーションがグリーンライトが点灯するのがカッコイイですね。

試しに我が家のリビングの椅子の間にはルンバは入れないのですが、F1ロボット掃除機は余裕で入れます。
今まではルンバ960に掃除させるときは椅子をどかさないと椅子周りは掃除できなかったのですが、Lefant F1はそうした必要がないのが素晴らしい。

掃除能力を試す

お掃除能力を試してみます。毎度やっていますが数年前のハイエンドモデルであるルンバ960と比較ですが、かなり煩いルンバ960と比較してみると段違いで静か。
我が家の猫の近くを通っても全然ビビらない。ちなみにルンバ960からは逃げます。

ルンバ960の音はドライヤーを強風にした感じで、耳障りなギュイーーーンという轟音。
普段ルンバだとオンライン会議中は無理なので朝一会議だとかなり朝早くから可動が必要です。
Lefant F1は「シャーーーーー」という音で耳障り感もなく、オンライン会議中であってもこれぐらいの音なら大丈夫。
妻はこの静かさが気に入り、最近はLefant F1ばかり使っています。

段差の乗り越え能力もしっかりあり、我が家のリビングと畳に敷いてあるラグは巻き込むことなく余裕で超えます。
それでも2つの回転ブラシがある為、ラグ下にブラシが入ったりすると、早めに諦める事もあります。その為乗り越えに多少苦労してますが、入り方を変えたりしつつ苦心している風はあります。
このあたりはルンバ960に分があり、お値段なりの差は感じます。

ゴミ量とブラシレス吸引口の効果

2日分のゴミを取りだしてみました。

ブラシレス吸引口という事で、吸引力/かき込む能力が少し弱いかもと心配していましたが、まったくの杞憂でした。
ゴミはしっかり取れていて、我が家では掃除時の難敵である猫トイレから飛び散った猫砂もしっかりとかき込んで吸い込んでくれているのが分かります。フローリング主体の我が家ですが、正直これだけ取れていれば充分でしょう。

もちろんブラシレスなので、メンテナンスが不要というのは楽でいい。

アプリでできること

LeFantアプリからは、Google AssistanceやAlexaの音声AIにも対応しています。
また、スケジュールで毎日の掃除時間を決めたり、予約することも可能です。

但し、地図も作成してくれますが、掃除後は非表示となり、どこを掃除したかを確認できません。またバーチャルウォールのような掃除禁止エリアを指定する事もできません。せっかく地図作成しているのですから、禁止エリアの指定はさせて欲しかったところです。

総括

Lefant F1ロボット掃除機は2週間ほど使ってみました。価格的には実売1万円台半ば。
この価格ですから、Lefant F1はシンプル機能にしぼっています。

そのため、あれこれやりたい方には不向きです。
水拭きできないし、ゴミ自動回収は無い。
アプリで地図から侵入禁止区域を設定したりができないので、入ってほしくないエリアは物理的にもの置いたりして防がないといけない。

でもそんなの要らないから、小さくて静かで、小回りきいて、ブラシレスでメンテナンスも少なくて良いロボット掃除機が欲しいという層は確実にあるでしょう。アプリとかなくても使えるロボット掃除機が欲しいという高齢の方にも向いています。

それでも割り切った良さはLefant F1には確実にあります。

使ってみれば「これでいいよね」と分かるロボット掃除機です。

価格

Lefant ロボット掃除機 F1は、定価30,999円で発売中。
但しAmazonプライムデーにて、53%オフのプライムデー価格で販売中です。
現在の販売価格:30999円
割引引後の販売価格:14570円
期限: 2023-7-13 23:59まで

Amazon販売ページ

関連リンク

Lefant公式サイト

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