なぜマレーシア?
なぜマレーシアかと言うと、今後マレーシアに英語の短期留学をする可能性があり、マレーシア自体が初めてだったので、学校への面談と調査も兼ねて行ってきました。(英語レベルはほんとお恥ずかしい限りなので、スキルアップが必要なのです)
マレーシアそのものは初めてなのですが、以前の会社にいたときは上司が2年間ほどマレーシアの方で、何度も「一度マレーシアに来い」と言われていたのですが、なかなかタイミングが合わずにお互い移籍してしまい、それが叶わず。そのため、短期留学とかだといろいろ行き先/選択肢はあるものの、いまも仕事上の知り合いがマレーシアに住んでいて身近な感覚というのもあり、なんだか縁のあるマレーシアにしてみようと考えています。
マレーシアって?
マレーシアは多民族国家で、中華/インド/マレーシア系の人達が混在した社会を形成しています。全体的に大らかでテロとか犯罪とかは比較的少ないと言われています。そういう面も含めてマレーシアが良いかなと。ちなみにマレーシアの端にあるシンガポールは有名ですが、そちらも魅力的なものの、滞在費が高いのでスルーしました。
また同様の理由で、マレーシアの首都クアラルンプールもスルー
マレーシア自体はインドネシア、タイと接していて、国土は東と西に分かれています。右の東側はボルネオ島の上部、左の西側となるマレー半島の2つから成り立っています。人工3,200万人で、マレー語が公用語ですが、英語が共通語の為、多くの場所で英語が通用します。
Source :地図はyahooトラベルより
日本との時差は1時間です。
初エアアジアでペナンまで
予算ないので最安のエアアジア(厳密にはAirAsia X)で行ってきました。オフシーズン+キャンペーン使用というのもありますが、往復4万円ちょいというのは恐ろしい価格です。しかも羽田から。
羽田 → クアラルンプール → ペナンと1度クアラルンプール(以後KL)でトランジットが入ります。待っている時間もったいないのでトランジット時間は2時間程度の便にしました。が、これが後々焦る結果に・・・というのも羽田で搭乗受付機のトラブルで1時間以上フライトが遅れたのです。
LCCで7時間半の旅という事で、座席の狭さとか気になる所ですが、エアバスA330かA320と言う事で足下も比較的広かったです。ただモニターやスマホの充電口とかはないので、そのあたりはLCC。毛布も有料レンタルなので、自分で買って持っていきました。
機内食は「料理人ホンの韓国風 鶏肉の甘辛ソース和え(タッカンジョン)」というやつにしてみたのですが、味はまずまずなものの、なぜか胸がムカムカしてしまい、長時間フライトなのにも関わらず眠れず・・・。7時間のフライトなのに1時間くらいしか寝てない。
初KLIA2ですが、このグリーンの案内看板に書いてあるDomestic Transferを頼りにずんずん歩きます。
が、めちゃ遠い。そりゃそうか。羽田だって成田だって、国際便から国内便に乗り換えるとなれば大変だものなぁーとか思いつつも、乗り遅れたら大変なので、超早歩きで向かいます。イミグレーション手続きしてなんとか着きました。着いたときは7:50。
実はちょっと失敗がありまして・・・エアアジア初めてで、荷物もあったのでバリューパックというセットで航空券を買ったのですが、トランジットした後の「KL→ペナン」便でも機内食が出るのです。
たった40分のフライトでもです。
機長がテイクオフと言ってから、数分でシートベルトサインが消え、速攻飯出てきました。
朝飯代わりなんで良いんですけど、睡眠1時間でぼわーっとしていてのんびり食べていたら隣のサラリーマンが「すぐ着くから早く食った方がいいよ」と教えてくれて、焦って食べる事になってしまいました。今回みたいな1時間未満とかのフライトでは食事なしにしないとダメだなというのが教訓でした。(この後、ペナン→ランカウイ、ランカウイ→KLでも同様の事が起きました)
さて無事ペナンの空港に着き、あとはタクシーカウンターでタクシー券を買って、とりあえず宿近くまで移動です。全てが初めてですが、ここまで本当にスムーズに来れました。さすが英語圏。私のなんちゃって英語でもとりあえず通じるという安心感が嬉しい。
ペナン空港の時点で9時、宿はAirbnbで予約したのですが、そちらのチェックインが15時なので、メインの街のジョージタウンのユースホテルのようなところと事前に交渉して有料ですが荷物を置かして頂きました。
ちなみにマレーシアの通貨はリンギット(RM)。1リンギ26円ぐらい。空港からは40リンギ(1000円ちょい)ぐらいでジョージタウンまで行ってくれました。島ですがタクシーで30-40分ぐらい掛かります。
ペナンはPC関連メーカーが多数はなぜ?
もしかしたらみなさんあまりご存じ無いかも知れませんが、ペナンは実はIT/PC/関連メーカーが多数拠点にしている島です。Intel/AMD/DELL/ウエスタンデジタルといったPC関連メーカーやBOSCH、Broadcomなどの大メーカーが生産拠点を構えています。
というのは知っていたのですが、空港からジョージタウンまでの間にいくつもの大メーカーの工場前を通るので、タクシーの運ちゃんと「PC好きなんでそういうメーカーの工場が見れたらいいな」と話したら「じゃあDellとかIntelの工場前通ってあげるよ」とちょっと遠回りして見せてくれました。あとでチップ渡しましたけどね。(あ、興奮したのもあるけど英語で会話するので精一杯で写真撮り忘れました(汗))
特にDELLとIntelの工場はデカかったですね。DELLは確か東南アジア全体の工場(中国除く)になっていて、以前はBTOで注文すると、船便でマレーシアから届くのでだいぶ時間掛かっていたんですよね。いまは中国工場からなんで、それほど遅くないと思いますが。
なんでこうしたグローバル企業がペナンに集まるのかというと、1つは英語圏である点。もう一つは空港と船便の港が使える点なんでしょうね(素人目の予測)。米国系企業からすると、中国は安いけど英語圏じゃないし長期的なビジネスとして見ると貿易摩擦もあるし微妙。マレーシアは多民族国家で、比較的政情安定、石油/天然ガスといった天然資源も豊富なので経済的にも安定しているし、地震や津波もほぼ無いところなのも大きい。
また英語圏と言う事が大きいのでしょうね。本国の人達が直接話していろいろ指示したり、チームとして動けるのは大きい。これが日本とか中国だと、英語ができるやつがリーダーで、そいつが日本側のハブ(リーダー)になって、末端に指示することになるので、それだと本当に意味でマネージができないから嫌がるんですよね。
人も私が知っている限りですが、マレーシアの方は凄い優秀な方が多かったです。マレーシアの方はおおらかだけど理路整然でむしろインドの方のほうが無茶言うなーという事が多かった。(個人の感想です)
世界遺産のジョージタウン散策
チェックインまで暇なので、睡眠1時間ですが街を散策してみました。
そしてこの街は世界文化遺産に登録されている。(タクシーの運ちゃんがヘリテージエリアと言っていたのですが、普段の会話でヘリテージという単語はあまり使わず何だったっけと思い出していたら、ユネスコユネスコとヒントをくれて、「あー遺産か!」と思い出しました。そんなことだから短期集中で留学しないといけないんですが)
そしてジョージタウンの見所の1つがアートと融合した町並み。これは門に女の子が描かれて、その前には実際にバイクが置いてあるアート。映えますねー。
みんなこうやって必死に良いアングルで撮ろうと頑張ってました。
それぐらい観光客もそこそこ多いのですが、個人の感想ですが、中華系の旅行者が少なめで観光しやすい雰囲気でした。バスで乗り付けて数十人でぞろぞろというのは見たことがなく、2-3人ぐらいでぶらぶら散策し、たまに見かけるこうしたアートを見ては写真とって楽しむ。そういうスローな観光の時間が流れていました。
ジョージタウンには他にもインド人街もあり、民族衣装などが軒下に並び、毎日お祭りみたいな雰囲気なのも見ていて楽しかったです。同じエリアなのに100m先は全然違う雰囲気になる街というのは新鮮です。
次回は
長くなるので次回に続きます。
次は、ペナンのガジェット事情、海外Airbnbの初トライ、ランカウイのリゾートにも行ってみたので、そのあたりのレポートをお送りします。
それにしてもマレーシアは、行ってみて良かった国ですね。断然興味が湧きました。
Booking.comが安くて助かる
なお今回の旅は全てBooking.comで予約して行っています。Booking.comは2回の予約でGeniusという会員特典が付くらしく、10% OFFの特典があります。他サイトとの価格競争ではだいたい同程度ですが、このGeniusの特典があると、ぐっと安くなる。更にGenius会員だとホテルによってはアーリーチェックイン/レイトチェックアウト、5回宿泊だと朝食か付いてくるなどの特典が付くこともあります。Genius会員レベルが上がると15%割引なども適用されるそうです。
例えばこれはホテルマヤの料金ですが、10% OFFが適用されています。
また昨年末に家族と人気のリゾートに行ったのですが、希望のホテルが他サイトではもう泊まれないのに、Booking.comなら予約可能であることが多く、何かBooking.com用の枠があるのかなと思わずにはいられない感じでした。実際それで無事予約できましたし、割引も利いてるので、いまのところこれ以外を使う理由がないぐらい便利です。
・世界最大の宿泊予約サイト、Booking.com