【実機レビュー:前編】「Xiaomi  MI Note10 Lite」美しいAMOLEDディスプレイと4眼カメラ搭載のミドルハイ機がわずか約3万円

Xiaomiのスマートフォン「Xiaomi  MI Note10 Lite」をBanggood様からご提供頂きましたので、レビューしていきます。

中国販売のものですが、Xiaomiが日本で売っているものとほぼ同等(のはず)のグローバル版です。

Xiaomi  MI Note10 Lite の特徴

Mi Note10 LiteはMi Note10の廉価版という位置づけ。ただスペック的にはカメラ以外はほぼ同じで、その割には安くなっています。

ボディサイズや背面をカーブさせた3Dデザインも全く一緒です。
ディスプレイは6.47インチで、フルHD+(2340×1080)解像度のAMOLEDディスプレイで、水滴型ノッチを採用しています。こちらも兄貴分のMi Note10と同じ。

SoC(CPU)はQualcomm Snapdragon 730G オクタコア2.2GHz。AnTuTuベンチマークは25万点前後と強力です。

メモリは6GB/8GB。ストレージは64GB/128GBとなっていてMi Note10からは64GBが追加され、256GB版が無くなっています。microSDはサポートされません。

一番大きな違いは背面カメラで、以下の比較が参考にしやすいです。左がMi Note10 Liteで右がMi Note10。
Mi Note10はレンズ数としては5つも搭載していましたが、Liteは4つとなっています。
64MP(1/1.73インチ f/1.89)
8MP (広角 f/2.2)
5MP (深度 f/2.4)
2MP (マクロ f/2.4)

Mi Note10で話題になった1億画素(108MP)は無くなり、全体的にレンズスペックがダウンしていますが、それでも4眼で写真はかなり綺麗に撮れるはずです。

フロントカメラは32MPから16MPになっています。

バッテリーは5260mAh、急速充電は30Wなのも同じ。

対応周波数帯域は以下の通りで、4Gは国内3キャリア4Gプラチナバンド対応。

2G: GSM B2/B3/B5/B8
3G: WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
4G: LTE FDD: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26
LTE TDD: B38/B40/B41

価格も4万円程度と、Mi Note10からは1万円ほど安く買えます。カメラ以外のスペックはほぼ同じでなので、あまりカメラを重視しない方なら、こちらで充分でしょう。

基本スペック

Xiaomi Mi Note10 Lite
ディスプレイ 6.47インチ フルHD+ (2340×1080) AMOLED
SoC(CPU) Qualcomm Snapdragon 730G 2.2GHz
メモリ+ストレージ 6GB/8GB
64GB/128GB
OS MIUI11 (Android 9 )
カメラ ・バック
64MP(1/1.73インチ f/1.89)
8MP (広角 f/2.2)
5MP (深度 f/2.4)
2MP (マクロ f/2.4)
・フロント 16MP (f/2.48)
バッテリー/充電 5260mAh (30W PD急速充電)
WiFi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0
SIMスロット nano SIM x2
デュアルスタンバイ
microSD 無し
対応周波数帯 2G: GSM B2/B3/B5/B8
3G: WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
4G: LTE FDD: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26
LTE TDD: B38/B40/B41
サイズ 157.8 x 74.2 x9.67 mm
重さ 204g
カラー ブラック/ホワイト/パープル
その他 ・USB Type-C
・インディスプレイ指紋認証
・イヤホンジャック有り
・NFC

開封&外観

同梱品はUSB Type-Cケーブル、充電器、TPUカバー(柔らかいやつ)、マニュアル。充電器は日本では使えないコンセント形状ですが、Banggoodでは変換アダプターが貼付されていました。しかしたださえでかい海外充電器にアダプタ付けて使うのは、ナンセンスかと思うので、できれば自分で用意したほうがいいでしょうね。

ディスプレイは6.47インチのフルHD+解像度。画面上部には最近流行のパンチホールカメラではなく、水滴型のノッチタイプとなっています。

ただAMOLEDディスプレイで輝度は高く、太陽光下でも視認性が良いので満足感高いですね。発色の抜群でぱっと見で「綺麗なディスプレイだな」と分かるレベル。
左右はエッジタイプになっていて、ベゼルはほぼ無いように見えます。MI Note10 Liteは3万円ほどで売られているスマホですが、パンチホールでは無いという点以外は高級機に近いデザインと言えます。

またその価格で画面内指紋認証リーダーが使えるのも凄い所。指紋の反応もまずまずで、ぐっと指を押しつければ問題無く解除できます。

下部はUSB Type-C端子とイヤホンジャック。最近はイヤホンジャックが無いモデルも多いのですが、有り難いですね。

右側面には電源ボタンとボリュームボタン、そして下部( 写真では左側)にSIMトレイがあります。microSDはされないので、内部ストレージに余裕が欲しければより大容量のものを購入したほうがいいでしょう。

左側は何も無し。

上部にはマイクとIR(赤外線)。Xiaomiはスマホに赤外線を搭載する数少ないメーカーで、アプリを使えばエアコン等の操作も可能です。

背面は 左右がラウンドして持ちやすくなっています。 そしてあいかわらずXiaomiの本体は処理が美しい。

グレーシャーホワイトというカラーですが、光りの加減で微妙にブルー/パープル系にも見え、この美しさをカバーで隠すのは勿体ないと感じるほどです。

クアッドカメラは左上に縦に配置されています。画素数は64MP(1/1.73インチ f/1.89)を筆頭に、8MP (広角 f/2.2)、
5MP (深度 f/2.4)、2MP (マクロ f/2.4)という構成。最近のスマホカメラは出っ張りがあるのをよく見かけるようになっていますが、Mi Note10 liteはほぼなしです。カメラについては次回レビューします。

重さ

実重量は206gでした。カタログスペック上も204gなのでほぼ誤差の範囲内。

実際手に持ってみても、若干重いなという感じです。ただ最近スマートフォンは大型化して重くなってきているので200gあたりも珍しくありません。MI Note10 Liteは最初は重く感じたものの、背面の左右が丸みを帯びている為持ちやすく、暫く使っていると重いという事を忘れている自分に気付きます。慣れですね。

レビューは次回に続きます。次回はカメラやベンチマークなど実際使ってみた中で気付いたことを中心に書きたいと思います。

価格

私がレビューしたXiaomi MI Note10 LiteのBanggoodでの価格は、
6GB+64GB版が309.00ドルで、日本円だと33,115円です。(記事作成時点の価格)
Banggood販売ページ

ですが、以下クーポンで6GB+128GB版が309ドルと64GB版と同価格です。

309ドルクーポンコード :  BGN10L10   

Banggood販売ページ

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