ゴミを自動的にステーション内のタンクに吸い上げて、ゴミを毎日捨てるというタスクから解放してくれるロボット掃除機「Neabot NoMo Q11」を使ってみました。
主な特徴
Neabotは多数のロボット掃除機を発売しているロボット掃除機専門メーカー。面白い所ではペットのトリミングをしながらそのまま刈った毛吸引する便利なトリマーも発売している面白いメーカーです。
Neabot NoMo Q11は水拭きもできるロボット掃除機ですが、最大のポイントはゴミを毎回捨てる必要がない点。
充電ステーションに戻ると毎回しタンクに自動回収し、タンク内に設置する紙パックは1-2ヶ月に1回取りだして捨てるだけ。また水拭きもできるオールインワン型の楽々なロボット掃除機です。
*Neabot様からお借りしてのレビューです。
開梱物と外観
箱を開けて中身を確認。
同梱物は自動ゴミ収集スタンド、電源ケーブル、ブラシx2(1つは予備)、水拭きモップ取付けパーツ、替えモップ、ダストボックス紙パック(予備)、マニュアルです。
またクイックスタートガイドもあり、大まかにはこの手順通りやれば何の問題も無く使える様になります。
マニュアルは丁寧な図解もあってとても分かりやすい。初めてロボット掃除機を使う人にとってはこうしたしっかりとしたマニュアルは有り難いでしょう。
自動ゴミ収集ボックスの裏はこのようにぽっこりとおしりのような形をしていて、ここに電源ケーブル繋いでコンセントに接続します。
ゴミ収集スタンドの内側でここにQ11ロボット掃除機本体がドッキングされるのですが、奥に充電端子と真ん中の穴がありそこからゴミを吸引してスタンド内に収納されることが分かります。
自動ゴミ収集スタンドにはこのように紙パックが最初から収納されています。(予備もあるので紙パックはトータルは2つ)
このゴミパックの蓋は簡単に取れるのですが、マグネットでしっかり固定できるようになっています。
本体は清潔感のある光沢ホワイト。ロボット掃除機とは思えないほど美しい。
ダストカップ兼水拭き用のタンク。カップ自体は小さめですが、毎回ゴミはゴミボックスに収納されて空になるので、最小限で良いのでしょう。ダストカップ用のブラシも格納されていて、こういう細かい気遣いは有り難いですね。
裏面。回転ブラシは1つだけです。2つあるほうが効率的なようにも感じますが、我が家でずっと使っているルンバ960も1つで、隅も掻き出すことができていますので、問題無いでしょう。
メインブラシも簡単に外れる為メンテナンスしやすいです。
水タンク部にはこのように水拭き用パッドを装着できます。装着すれば水拭きモードに勝手に変更される仕組み。
WiFi接続でアプリを使うとより便利に
Neabot NoMo Q11 ロボット掃除機 は、WiFi接続しなくても使えますが、スマホアプリを入れたほうが格段に使い勝手が良くなります。
アプリはNeabotで、Google Pay(Playストア)にApp Storeで検索してインストールしておきます。
アプリをインストールした後はアプリの会員登録をすると上記の真ん中の画面になります。あとは画面右上の「+」から「Neabot Q11」を選択します。
続いて本体なある電源ボタンとホームボタンを長押ししてWiFi接続状態にし、自宅内のWiFiアクセスポイントに接続します。
このとき2.4GHz帯に接続が必須です。我が家は5GHz/2.4GHzの混合アクセスポイントで自動切り替えタイプでしたが、それでは接続できませんでした。別途2.4GHzのアクセスポイントを設けて接続したら問題無くWiFiアクセスができました。
WiFi接続が完了すると以下のような画面となります。
なお、接続方法についてNeabotではYouTubeも公開しています。
こうしてWiFiでアプリとNeabot Q11を接続すれば、吸引力の設定や、禁止エリアの指定、掃除のスケジュール/タイマー、等の細やかな設定ができるようになります。また掃除中でもアプリでどこを掃除したのかも確認できます。
ルンバ960と大きさ比較
我が家で毎日使っているルンバ960と比較してみました。
Neabot Q11はルンバ960とほぼ同サイズです。ただゴミボックス自体は結構大きいので、存在感はありますね。
掃除能力を試す
Neabot Q11のお掃除能力を試してみます。
私と妻はリビングで在宅ワークをしていますが、ルンバ960作動中に電話/オンライン会議は無理ですが、Q11であればOKなレベルです。
段差の乗り越え能力はとても高く、リビングや畳に敷いてあるラグは余裕で超えます。
この椅子ですら必死に乗り越えようとするぐらいです。この根性は凄く、2cmぐらいの段差はなんとかしそうですね。
掃除自体はざっと家の中を把握した後、丁寧に隙間無く掃除していくタイプ。2部屋+リビングで45㎡ぐらいを概ね40分ぐらいで掃除完了となります。
自動ゴミ収集機能はやはりめちゃ楽
掃除後は充電に戻ってきて、その後ゴミタンクにゴミを回収していきます。この時は5-8秒ほどですが「ゴォォォォォ」とゴミを吸引している強い音がでるので、前述のオンライン会議等の場合はミュートにしておいた方が良いでしょう。
ゴミ回収後のダストカップ。若干綿埃は残りますが、しっかりと中のゴミは無くなっています。これで翌日もダストカップは空の状態で掃除開始ができるわけですね。
2日分のゴミを出してみました。ゴミパック自体は1ヶ月から2ヶ月ため込むことができますが、勿体ないですが量を確認するために切って開いています。風圧でかなり小さくゴミが圧縮されている感じがしますが、この量はいつものルンバ960以上に溜め込まれている感じはあるので、静音ながらもしっかりとした吸引力があることが分かります。
我が家のルンバ960等の普通のロボット掃除機の場合は、毎日か2回ぐらいでゴミ捨てが発生するのですが、この面倒さから1ヶ月も解放してくれるのは地味に有り難い。人間というのは贅沢なもので、毎日ロボット掃除機が掃除してくれるだけでも有り難いのに、毎朝お掃除前に「あ、ロボット掃除機のゴミ捨ててあげなきゃ」というただそれだけの事が億劫になってきてしまうのです。
ロボット掃除機を購入する際に「必須機能」かというと”否”ですが、ロボット掃除機使いならわかるあったら便利間違いなし機能であることは疑いない事実です。
水拭きもできるのは便利
Neabot Q11は水拭きも可能。我が家では私がフローリング床拭き担当の為、こうした水拭きロボット掃除機はとても助かります。
やり方もとても簡単で、ダストカップにあるタンクを満タンにし、布パッドを水に濡らして軽く絞っておきQ11に装着します。装着すると自動で拭き掃除モードにになります。
ただ人間がモップ掛けをするように、フローリングの床を力入れて磨くわけではなく、あくまでも濡れた拭き掃除パッドで一通り拭き上げる程度です。
その為、汚れを取るというよりは油物の料理の後や、掃除機では取り切れないなんとなくざらついた床を拭き上げてくるというイメージです。
2週間以上使っていますが、拭き掃除は数日おきとか週末にやればOKですね。アプリで水量を調整できるので、私の場合は多めにする事で、床がツルツルに仕上がり、素足であるくとペタペタと吸い付く感じになります。
しかも買い物に出ているときにスイッチをオンにしておけば、帰ってきた時にはピカピカなので、妻の気分のもあがり一石二鳥。
水拭き用布パッドは外して水洗いして干しておけばOKとアフターケアも楽。
掃除禁止エリアを指定できる
一度掃除してマッピングが完了すると、アプリで勝手にエリア分けがされます。
その特定エリアを指定して掃除もできますし、また個別に禁止エリアを指定する事もできます。
NeabotQ11の良いところは、普通の掃除と水拭きのそれぞれに禁止エリアを指定できるので、例えば我が家だと畳部屋は掃除してほしいけど、水拭きは厳禁って指定も可能。
これができないロボット掃除機だと水拭きの際は畳部屋に物理的に椅子とかカバンを置いてバリケードを作ってましたが、そんなことはもうやらなくて済みます。
わずかな難点
Neabot Q11は自動ゴミ収集機能もあり水拭きもできて万能選手ですが、あえて難点を挙げるとすれば、純正紙パックが高いという点。
30-60回分のゴミが収納できる紙パックは最初に付属しているのは2つ。(1つは既に自動ゴミ収集スタンドに装着されています) 概ね1ヶ月で1個消費すると添付のものでは2ヶ月分までしかサポートしないという事になり、必然的に紙パックの追加オーダーが必要です。
Amazon/楽天市場 /純正ショップではしっかりとゴミパックを販売しているので、手に入らないなどのリスクはありませんが、ゴミパックx4とモップクロスx2がセットで2,480円です。これ紙パックだけ売ってはくれんですよね。
モップは再利用できるので週1回使ったとしても1ヶ月やそこらで消耗しません。つまり要らない。
とすると、紙パック4枚で2480円で620円/1枚。高くはないけど安くもない、、、が、個人的には200-300円ぐらいならと思いますね。 使っていく以上、常にランニングでコストが掛かるものは、安ければ安いほどいいので。
ただ1ヶ月1枚、620円。年7,440円でゴミ捨てという概念から解放されると考えれば、悪くは無いんですけどね。
他のロボット掃除機のレビューでも書きましたが、専用ゴミパックに関しては、底面がチャックになっていて、開けて中のゴミが捨てられる仕様にしてくれたら、最高なんですけどね。
総括
Neabot NoMo Q11を使って2-3週間、ルンバ960との差を痛感しています。
ルンバ960は4年前とは言えハイエンド機ですが、マッピング性能、掃除能力は互角だし、アプリでのバーチャルウォール、そして自動ゴミ収集機能、水拭き機能と、様々な面でルンバ960が遅れている事が分かりました。これが時代の最先端のロボット掃除機との差で、古くささを感じてしまいます。
最大のメリットはゴミタンクの存在で自動ゴミ収集機能は本当に楽です。頭の中から「ロボット掃除機を稼働させる前にゴミを捨てる」というタスクが無くなるだけで、こんなにも楽になるとは。ゴミパックが満タンになったらアプリから知らせてくれるので、完全に「ゴミ捨て」について忘れて良いのです。
価格は6万円台と決して安くはないですが、もしこれからロボット掃除機を買うというなら、少し高くても高機能なものがオススメです。もちろんワンルームなどの比較的小さい家であればここまでは必要ないですが、2LDK/3LDKや一軒家であれば、掃除能力がタク手間が要らないNeabot Q11は必ず時間を買えるロボット掃除機になりますよ。
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関連リンク
・公式サイト : Neabot公式サイト