スティック型の掃除機でありながらモップ掛けもできる掃除機「Neakasa Power Scrub II」を使ってみました。
Neakasa Power Scrub IIの主な特徴
Neakasa(ネアカサ)は、ロボット掃除機などを発売しているNeabotと同じ、GenHigh参加の新ブランドです。
そのPower Scrub IIはスティック型の掃除機兼、回転モップで床磨きもできる両用のコードレススティッククリーナー。
スティッククリーナーとしては18000Paとパワフルで、絨毯、フローリングといった床素材に関わらずに掃除ができます。また回転自走式のローラーが先端にあるのでスティッククリーナーとは言え楽に掃除ができる。
水拭きに関しても780mlの浄水タンクを備え、床を先端にある回転ブラシで掃除して磨き上げます。
汚水はフロント側のタンクに格納されますし、掃除後は充電スタンドにてボタン一つでクリーニングされます。
汚くなったブラシは洗浄され、次回は清潔な状態で掃除できるようになっているので、きれい好きにはたまらない仕様です。
Neakasa様にお借りしてのレビューです。
開梱物と外観
箱を開けて中身を確認。
同梱物は充電ステーション+ACケーブル、メンテナンス用アタッチメントパーツとブラシ、バッテリ、スティック部、マニュアル。
マニュアルは図解入りなので、このあとの組み立ても非常に分かりやすかった。
充電ステーションにはACアダプタが直結されています。メンテナンス用パーツは差し込めばOKという簡単さ。
このメンテナンス用パーツは、掃除後の回転ブラシを乾燥させたり、汚水タンクのフィルターを乾燥させるときの置き場となります。
続いてPower Scrub IIを組み立てます。と言っても差し込んでいくだけなので簡単。
付属のバッテリーを本体にはめ込みます。バッテリーが外れるというのはスティッククリーナーではちょっと珍しいですが、将来的にバッテリーがヘタってきた時にバッテリー交換で済むというのは有り難い仕様。*バッテリーだけの販売もしています。
ちなみにこのバッテリーパックだけを充電ステーションに差し込む事で、バッテリーだけを充電できます。
つまり仕様として、そもそも2個のバッテリーを使い分けるような事も想定されています。これは恐らく自宅用だけでなく業務用も想定しているからだと思いますね。飲食店等で床にこぼした飲料やソース等を吸い取る事が多いと、それだけ出番が多いので、2つのバッテリーを交互に使うという事を想定しているのでしょう。
続いて本体にスティック部を差し込みます。
水拭き用の浄水タンクに水を入れます。
Power Scrub IIの背面にタンクを装着すれば準備完了。
充電スタンドに設置して、満充電にしておきます。これでいつでも掃除がスタートできるようになります。
掃除能力
18000Paと強力な掃除機としての能力を試してみます。
Power Scrub II自体は、水タンクに700ml以上も水を入れているというのもあり、最初は「重いな」と感じます。ただ自走式のため、掃除自体は結構スイスイとできます。妻がPower Scrub IIで1週間程度掃除しましたが、女性でも掃除は可能。ただそれでも普段ダイソンコードレス掃除機を使っていると、そちらよりは重くパワーは必要ですね。
我が家は基本フローリング、リビングや子供部屋にはラグ/絨毯があり、フローリングでも絨毯でも吸い込みは半端なく強いです。軽いラグとかだと持ち上げられるぐらい吸引力が強い。
うちには猫もおり、やはり絨毯/ラグには毛がつくので、このパワフルさに妻は絶賛していました。ダイソンでは何度もゴシゴシやってペット毛を取っているのに、2往復ぐらいで取れるので効率は良い。
ちなみにグリップ部にあるボタンで電源オンオフと、パワーモードの変更(ECO/Maxの2段階)が可能です。
また本体は自立できるので、掃除中にちょっとトイレになんて時も立て掛けておく必要はないのがとても楽です。
水拭きモップ掛けで床はツルツル
Power Scrub IIの素晴らしい点は、なんのアタッチメントを付けずとも、そのままモップ掛けできる点です。
床拭き掃除自体は、自走回転モップが仕事してくれるので、人間側がぐいぐいと動かす必要はなく、ゆっくりと歩く程度でいい。家の中を隅々まで散歩するような感じでやると疲れないで良いし、効率的に床磨きができる。
モップに水分が足りないと感じたら、トリガー部にあるスプレーボタンを押せば水分を追加できる。
ちなみに今回は普通にフローリング清掃ですが、味噌汁やジュース、ケチャップ、パスタといったものまでも吸い上げてくれる性能を持っているので、食べこぼしが多い小さいお子さんがいる家庭でもこのNeakasa Power Scrub Ⅱはかなり有効でしょう。
なおモップ自体が汚れてきたなと思ったら、バッテリー表示の横にあるボタンで、充電ステーションに戻さずともブラシ洗浄が可能です。
ただステーションで洗浄したほうが、このようにトレイを利用して効率的に綺麗にしてくれるので、ただのフローリング清掃でしたらステーションのほうが良いでしょうね。
汚れの落ち具合
掃除が終わると汚水タンクにゴミと汚水がたまります。見るからに汚い。
汚水タンクを取り外して、HEPAフィルターを見ると、1回分のゴミが溜まっています。吸引力の勢いが強いのか、かなり圧縮状態です。
汚水も取りだして見ましたがこんなにも汚れていたのかと愕然とします。
これはゴミの部分を汚水が通過した為という事もあると思いますが、それにしても家がかなり汚れていたわけで、 Power Scrub Ⅱの仕事っぷりに脱帽です。
気になる面
ここまでは良いことばかりでしたが、1-2週間使うと多少の粗も見えてきます。
3点ほど気になりました。
1つ目は重いという点。
男性であればまぁ大丈夫ですが、やはり女性だと普段のスティッククリーナーとの重量差もあり気になる模様。
Power Scrub Ⅱはゆっくり動かしていけば勝手に回転ブラシでガンガン吸い取る仕組みなのですが、「さっさと掃除を終わらせたい」妻からすると自走するとしても普段使うダイソンと同じように動かしたいという気持ちが出てしまう為、そうしようとすると重いわけです。
2点目は汚水タンクは洗うの面倒。
上記のように床掃除をすると汚水タンクには泥水色の汚水が溜まるので、どうしても早く捨てて綺麗にしたくなります。
そうするとタンク全部を洗浄して、乾かして・・・となるので、ちょっとこのあたりは面倒。それでも床拭きが週一回程度なら、そんなに面倒な頻度ではありません。
3つ目はバッテリーの減りは早いという点。
使っているとバッテリーはみるみる減っていきます。1回15分から20分掃除すると、概ね半分かそれ以上減る。
1回の掃除が完了すれば、翌日までは使わない事が殆どだし問題無いのですが、店舗とかで1日何回も出動させると予備バッテリーが要るのかなと感じます。
総括
Power Scrub Ⅱを2週間ほど使ってみた感想としては、パワフルだし、床掃除も兼務できるし、ロボット掃除機ではなくスティッククリーナー派な方であれば、欲しくなるアイテムだと思いますね。
ロボット掃除機も掃除と床拭き両用が結構出回っていますが、それぞれ別々に稼働させる必要があるものも多いし、ピンポイントでの床拭きが結構難しい。どうせいつもスティッククリーナーでやっているなら、あれ汚れてるなと見つめた場所に即座に床拭きできるPower Scrub Ⅱは便利。たとえば醤油とかジュースこぼしたとか、そういうときもさっと取りだして掃除できる。
小さいお子さんがいるとか、小場所のモップ掛けしたいという時、常に兼用できるPower ScrubⅡは強い。
対して上に書いたように気になる点もありますが、スティッククリーナー兼床モップ掃除ができるメリットも大きいので、どちらを重視するかで変わりますが、ロボット掃除機のようにスマホと連動させたりしないとフル機能が発揮できないデバイスだと、老齢な方とかはついていけない面もありますが、Power ScrubⅡは直感的に使える。普段の掃除機プラスアルファの機能が欲しいなら、高いロボット掃除機は要らないしこちらのほうが使い慣れるのは早いはずです。
価格 とキャンペーン
Neakasa Power Scrub Ⅱは通常価格 42800円です。
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