プロジェクターメーカーのPOKITTERから発売された、「POKITTER Relaks」プロジェクターをレビューさせて頂く機会を頂きました。
POKITTER Relaks プロジェクターの主な特徴
POKITTERは様々なホームプロジェクターを発売しているブランドで、今回レビューしているPOKITTER RelaksはNetflix公式ライセンスを取得し、400 ANSIルーメンの明るさや10Wx2のサウンドといったプロジェクターの基本機能の充実さと、オートフォーカス、オート台形補正まである全部入りと言っても良い1080Pプロジェクターです。
AndroidTV10.0 OSを採用し、GooglePlayが使える為、Netflixだけでなく、YouTube、AmazonPrime Video等が視聴でき、重量わずか1.62kgと小型軽量なプロジェクターとなっています。またリモコンにもこれらが一発起動できるボタンが付いているので、起動も楽です。
このようにデバイスをケーブルで接続することなく大画面が楽しめるALL in Oneのプロジェクターとなっています。
性能的には1080P画質=フルHD解像度(1920×1080)で最大150インチまで投影できます。
また入力端子は、HDMI、USBをサポート。有線での接続も可能ですし、WiFi経由でスマホ等のミラーリングもできます。
| POKITTER Relaks | |
| OS | AndroidTV 10.0 |
| 解像度 | 1920 x1080P |
| 明るさ | 400 ANSI ルーメン |
| スピーカー | 2 x 10W |
| 台形補正 | オート (垂直，水平方向) |
| サイズ | 210 x 135 x 168 mm |
| 重さ | 1.62kg |
| 画面ミーラリング | Chromecast built-in/Apple AirPlay |
| 接続ポート | HDMI/USB/AUX |
| 他の機能 | GooglePlay、Netflix公式ライセンス、フォーカス調整/Zoom調整 etc |
| 投影サイズ | 40-150インチ |
＊POKITTER様にお借りしてのレビューです。
開梱と外観
同梱物はACアダプタと電源ケーブル、リモコン、マニュアルとなっています。
リモコンは一般的な配置ですが、NetflixだけでなくAmazon Prime Videoボタンもあります。
これはやはり大切ですね。一発起動アプリはこの2つだけですが、やはり便利です。
その他はインストールするとホームメニューに追加されるので、そちらから起動します。
マニュアルも図解で丁寧に説明がされているので、ホームシアターやプロジェクターを初めて使うという方にも親切。
前面にはレンズのみ。
上部には電源ボタンとコントロール用のカーソルボタン等があります。ただリモコンで全て操作可能な為、あくまでリモコン不調時用になりそうです。
背面には入力端子等が並んでいて、左からACアダプタ差し込み口、USB、HDMI、IR(赤外線)、AUXです。
背面には三脚や吊り下げで使う1/4インチネジ穴があります。また技適シールも貼られていました。
以下小さいPixle 6aとの比較。サイズは210 x 135 x 168 mmとコンパクトです。重さも1.62kgと非常に軽い。
使い勝手が良い
起動すると、まずリモコンのペアリングをし、その後Googleアカウントとの連携するという流れ。
使っているスマホからGoogle Homeアプリを起動(無い方はインストールしてから)すると、GoogleアカウントをPOKITTERプロジェクターにもコピーしてくれるので、以後はアプリのインストールまで自在に出来るようになります。
ここまでパスワード入力一切無し。これって凄くないですか?
普通はWiFi接続でパスワード入力、Googleアカウントでパスワード入力、Netflix繋ぐならまたパスワード入力等々が必要ですが、Google Homeアプリを利用している為、一切パスワード入力が要りませんでした。これめちゃくちゃ楽。
新デバイスの初期セットアップは、ある程度ガジェットに理解がある方は問題無いですが、そうではない一般の方からすると面倒+敷居が高いもの。これが、さくさくとリモコンとスマートフォンだけで済むのは凄い革新を感じます。
400ANSIルーメンの為、昼間にカーテン締めず外が明るい時に使っても充分な視認性があります。
カーテンを閉めて照明を消すと、よりくっきりはっきりとした映像となります。(以下)
ホーム画面では、NetflixやYouTube、そして最下部にDisney+、Amazonプライムビデオ、Abema等があり、ネトフリで途中まで見たものは真ん中の段にショートカットのように表示されるので、使い勝手がとても良い。
オートフォーカスと台形補正は自動で働き、少しでも角度や商店が変わると勝手に調整してくれます。
固定据え置きだとあまり使わない所ですが、デスク上や三脚だとなにかのひょうしに移動してしまったりするので、その際にいちいち手動でフォーカス調整をしなくていいのがとても楽です。
当然Netflixは快適で、映像も当然ながら非常に美しい。リモコンの反応も良く、普段自宅じ使っているFire TV 4Kのリモコンの反応速度と遜色ありませんし、更に10Wx2のスピーカーは充分迫力があります。自宅内ではかなりの音になるので、相当広い場所で使わない限り別途スピーカーを繋ぐ等はほぼ必要無いのでは無いかと思います。
美しい映像が楽しめる
このPOKITTER Relaks、使ってみて最初に感じるのは「映像綺麗」という点。YouTubeで高画質動画を再生すると細部まで美しい画像に感動します。80インチぐらいで見ていますが美麗。
娘とテストで見てみようとアニメもみましたが普通に「いやー綺麗だねぇ」「デカイ画面で見られるの幸せ－」と良いながら、世界感に入り込んで堪能しちゃいました。
PCやスマホの画面も当然余裕
PCとHDMIで接続してみました。
最初はPC画面をどこまで明るく鮮明に映し出せるか疑問でしたが、この400 ANSIルーメンは明るさ充分。
PCのパワーポイントやスプレッドシートもくっきりと見えます。この映像は昼間に照明アリの状態で映し出しているのですが、パワーポイントはちゃんと視認できるレベルにあるのが驚き。これなら普通にビジネスユースでも使えるレベルです。Excelの表なども全然可能です。
スマホを繋いでみました。こちらもGoogle HomeアプリからPOKITTER(アプリではHAKO miniがプロジェクター名で表示される）プロジェクターにミラーリングさせるとスマホ画面が投影画面に表示されます。
ウマ娘もとても綺麗に出力されています。映像も高精細で、スマホゲーが大画面で迫力あるプレイができるのは魅力です。
設定も細かく調整できる
ソースの切り替え、カラー調整、キーストーン(台形補正)の調整等はOSDメニュー/リモコン操作で実施します。
画像/映像についてはかなり細かく調整が可能です。
総括
POKITTER Relaksプロジェクターは、販売価格55,800円という価格で販売されています。更にクーポンや値引きを入れると4万円台という安さです。1080P/400 ANSIルーメンというスペックなら7万円ぐらいでもそこそこ安い気がします。
この400 ANSIルーメンの明るさは本当に高輝度で昼間でも見やすいレベルで、暗所ならより黒色がくっきりはっきり。
そして10Wx2のスピーカーは迫力充分。私の場合はプロジェクターを固定していなかったのでないので、自動台形補正+オートフォーカスは便利でどんな場所でも細かく調整要らずです。
NetflixやYouTube、Amazonプライム・ビデオもプリインストールされ、リモコンにもボタンがあり、ソースをいちいち繋げなくてもリモコン一つで見れるので、手軽です。初期セットアップでパスワード入力要らずな点も「最近は進化してるんだな」と感心しますし、至れり尽くせり感を凄く感じします。
唯一、ACアダプターがかなり熱くなるのがやや心配でしたが、保証もあるしあまり気にすることでは無いのかも知れません。ただ杞憂はそれぐらい。
価格も安いし、オールインワンなプロジェクターが欲しい方、このプロジェクターはオススメです。
価格
POKITTER Relakso プロジェクターはAmazonにて55,800円という価格で販売中。
但し、10月14日（土）0:00 から10月15日（日）23:59 まで、AmazonのPrime感謝祭にて35%オフセールが行われます。
値引き後は36,270円となります。これは安すぎる。
