「OUKITEL BT10」スマートウォッチレビュー – タフネスデザインと1.43インチAMOLEDディスプレイで頑丈+美麗を両立。LINE通知が見やすく常時表示も可能な万能さがあり、価格も4900円と超低価格

タフネススマホ等を発売しているOUKITELから発売されたスマートウォッチ「OUKITEL BT10」を使ってみましたのでレビューしていきます。

OUKITEL BT10は、1.43インチのディスプレイを搭載したスマートウォッチ。
ディスプレイ解像度は466×466と非常に高く、更に発色のいいAMOLEDディスプレイです。

これで価格が4000円台と低価格。当然SpO2,心拍24時間測定といったヘルストラックも可能ですし、123種類のスポーツモード、AMOLEDディスプレイを活かした常時表示モード、そしてタフネススマホメーカーらしく、耐衝撃に強いボディとIP68防水に対応しています。バッテリーライフは通常使用で15日間です。
マイクとスピーカーを搭載している為、Bluetooth通話も可能です。

OUKITEL BT10
ディスプレイ 1.43インチ 466×466 AMOLEDディスプレイ
バッテリー 410mAh
バッテリーライフ 通常使用 : 15日間
ヘビーユース : 3-5日間
GPS 無し
防水 IP68防水 / 1ATM
機能 ・バイブレーション: あり
・ヘルストラック: SpO2(血中酸素),血圧,心拍,歩数,座りすぎ,睡眠
・マイク
・Bluetooth電話
・天気/リモートカメラ

*OUKITEL様よりお借りいたしました。

同梱物チェック

付属品はマニュアル、充電ケーブル、本体ですね。バンドは本体に付いていないので、自分で取り付ける必要があります。最近このタイプが増えていますが、最初は正直面倒。バンドは22mmの汎用性があるタイプなので、おいおい自分の好きなバンドに替えたくなる事を考えれば、バンド交換の為の練習みたいなものです。

マニュアルは多言語で日本語もあります。但し詳しく書いてあるわけではないので、全くスマートウォッチを触ったことが無い方は面食らいます。ただアプリとペアリングまでいけばあとはアプリ側で使っていけば分かるようになっています。

使い勝手をチェック

ディスプレイは1.43インチとスマートウォッチとしてはやや大型。
解像度は466×466でAMOLEDディスプレイの為、メリハリのある発色は非常に美しく、輝度も高く視認性も抜群です。
スポーツタイプの外観でがっちりとした印象です。オレンジのアクセントがカッコイイ。

右側には2ボタンがあり、上が電源/メニュー、下側はスポーツモードのショートカットボタンです。

背面には充電端子、そしてセンサー類が真ん中にある一般的な配置。

充電ケーブルはマグネットタイプで、背面にはめ込んで充電します。結構取れやすいタイプなので若干注意が必要。

ペアリング

まずは本スマートウォッチとスマートフォンをペアリングし連動させて使える様にしていきます。

Google Play/App Storeで”Da Fit“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。

あとは初期設定を完了させて、アプリが起動したらデバイスを探すのを要求されるので、画面の指示に従ってBT10を追加していけば、あとは自動で見つけてきてくれる。ペアリングの要求画面がでたら「ペアリング」をタッチすればOKと簡単です。

ウオッチフェイスも多数から選べる

スマートウォッチは多数からウオッチフェイスが選べるのが楽しさの一つですが、OUKITEL BT10ももちろん可能です。
アプリから簡単にダイヤルギャラリーにアクセスでき、大量にあるリストからダウンロードが可能。

LINEなどのスマホ通知も可能でとても見やすい

もはや現行のスマートウォッチでは当たり前ですが、スマホからのLINE/SNS/SMS等の通知を受け取る事ができます。

設定はアプリ側で「通知」からLINEやSNSをOnにしておけば、受け取る事が出来ます。

通知できるアプリはLINEだけではなく、上記の中から好きなアプリの通知を受け取る事ができます。
但し選べるのはこのプリセットされたものだけで、その他を選ぶと全ての通知となります。例えばメールだけを受けたいとしても選べません。ここは注意が必要。

但しLINE等の通知情報は素晴らしいです。

下はLINEでテスト的に送ったものを受け取ったものです。若干中華フォントのようにも見えますが、ひらがなも綺麗に表示されている。また文字数的にもかなり多く、途中で途切れたりしないのが良い。スマートウォッチによっては、10文字程度しか表示されず、結局詳細はスマホでみることになると本末転倒ですが、BT10は充分な文字数で見やすく、かなり助かります。

細かく設定でき、Bluetooth通話も可能

Da Fitアプリは以前はかなり簡素なアプリでしたが、久しぶりに使ってみてかなり設定が細かくあり驚きました。
メディアコントロールとか、時計の表示形式や距離単位(メートル)、心拍数の警告を出す出さない等々、かなり自分好みに変えられます。

またBT10自体にマイクとスピーカーがあるのでBluetooth通話も可能。上記の設定で連絡先を登録しておくと、BT10スマートウォッチ側だけで発信も出来ちゃいます。運転中や手が離せない状況でもスマホ開かなくても通話ができるのはかなり便利です。

個人的にはLINE通話かPTT(PushToTalk)ができれば、無線機みたいに使えて良いんだけどね。専用のは高いですし、これぐらいの価格帯で実現してくれたら最高です。

 

フィットネストラッカーとして

フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠/SpO2(血中濃度)、そして血圧の簡易測定など、ヘルスデータトラックできます。

ランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。

GPSは未搭載の為、スマホのGPSを使う事になりますが、一応軌跡はしっかりととれていました。同時に心拍のデータなども見れるので、スポーツ時の解析もできますね。

常時表示(Always On)ができる

AMOLEDディスプレイを活かして、Always On(常時表示)が可能です。

通常表示の指定秒数(5秒とか)が過ぎると、自動的に以下のようにAlways Onになります。
必要最小限ですが、時刻表示がされる為、これで充分。デジタルも選択できます。

ただ日本語的に少し微妙なとこもあり、Always Onの設定は「画面時計」という項目で最初全然分からなかった。
あと「鳴って振動する」とかもですね。バイブレーションで良かったのに。

電池の持ち

公式では通常使用で15日使用可能ですが、実用したところでも10日程度でした。
ただ私のレビューでは結構過酷に使っていて、輝度最大、LINE通知が日に10-20,テスト的にBluetooth通話等々をしているので、かなりヘビーユースだと思います。通常使用ならもう数日は延びそう。

また常時表示:Always Onにすると、1日で25%ぐらい減ります。トータルで4日間ぐらいしか持たないですが、それでもAlways Onの便利さを考えればバッテリーライフ半分でも私はOKですね。

総括

OUKITEL BT10スマートウォッチを2-3週間程度使ってきましたが、全体的には「この価格の割に良い仕事する」というのが正直な感想。

日本語に「?」と思う所もありますが、1.43インチAMOLEDディスプレイはほんとに綺麗で見やすいし、バッテリーライフが半分になりますが常時表示で更に使い勝手は良くなる。
LINE等の通知も文字量が多く非常に見やすいので、運転中とか仕事中でスマホみれないときでも一発で内容が分かるのも良いですね。

タフネスな外観もかっこいいですし、価格的にもリーズナブル。

あえて言うなら最近は低価格でもデジタルクラウン(ダイヤル)が付いていて操作性がより高まっています。そういう先進性は少し感じられません。それでもタフネスさやアウトドアでの利用を考えると、決して欠点ではなくこういう割り切りが良いのかなと思います。

価格

Amazonで発売中で、ただいま4900円という低価格で販売されています。
恐らくセール価格で、基本的には8900円です。
また公式サイトでも発売しています。ただこちらは輸入となりますので、Amazonのほうが敷居は低いですね。

関連リンク

公式サイト : Oukitel BT10 Rugged Sports Watch

最新情報をチェックしよう!

スマートウォッチ/スマートバンドの最新記事8件