クラウドファンディングで圧縮/空気入れができる「PACUM」に出資したのですが、Kickstarterでの募集が完了し、製品が届いたので、旅先で使ってみました。
主な特徴
基本的には、空気を抜く、入れるができる機器。ただそれだけ。
旅行に行った際など、行きは良いけど帰りはお土産たくさんでトランクが閉まらないなんて時に、圧縮袋は便利です。が、使った事ある方は分かると思いますが、洋服の空気抜くのとか面倒ですし、ジップロックのジッパーが閉まりきって無くてまた空気入っちゃったみたいなことも多々あります。が、PACUMとその専用袋を使えば、スイッチ入れて放置しておくだけで勝手に圧縮が完了しちゃうという、いわゆる便利グッズです。
細かい事は以下クラウドファンディングの時の記事を参考にしてください。
開梱と外観
同梱物は圧縮袋x1、USB Type-Cケーブル、マニュアル、収納袋、空気入れ/抜き用ピン。それと他社用圧縮袋アダプタがつきます。
マニュアルにはがっつりと日本語があります。クラウドファンディングで日本からの購入が多いとこういうことは最近多くなってきましたね。まぁ日本で売るつもりもあるのかも知れませんけど。本体は86mmちょいでコンパクト。一番上がECOモード、その下がスーパーモード、一番下がインフレモードです。ECOで吸引(圧縮)、インフレで空気入れ、スーパーモードは自動圧縮/自動停止の楽々モードとなっています。
下からみたところ。+がECOモード、-がインフレモード。
付属の圧縮袋は50cm x 50cmでかなりデカい。
USB Type-C端子は下部というか上部にある。(使い方としてはこちら側が上になる)
電源供給をすると、このようにLEDが点灯します。
使ってみた
以前伊豆大島に旅行に行った際に使ってみました。男子2名x3日分の衣類。夏とは言え実際だいぶかさばっていました。これを全部袋にいれて、ジッパーで完全に閉じます。
あとはモバイルバッテリー経由でPACUMに電源供給。
スーパーモードかECOモードボタンを押して吸引。1分30秒ほどで圧縮は完了します。スーパーモードなら、そのまま放置して、帰り支度など他のことが出来ちゃいます。
完成後は概ね半分以下ぐらいのサイズになります。やっぱり楽ですね。以前私は2週間とか1ヶ月の出張も多かったので、圧縮袋多用していましたが、体ごと袋に乗っかってじっくり空気を抜いていくのは大変でした。PACUMのような圧縮器があると、その手間が断然減ります。
圧縮後の袋はかなりカッチカチになり、形状が固定されるので、任意の形にしたい場合は圧縮中に細長くしたりして好みの形にすると良いでしょう。
おかげで私はこのとき、うちの奥さんの依頼である焼酎を最後に来ていたTシャツで来るんで持って帰る為のスペースが生まれました。
総括と価格
良いところはこのレビューで紹介してきたので、不満点というかあったらいいなと思うのはバッテリー内蔵にしてくれたらと。電源供給はモバイルバッテリーがあれば簡単なので、更なる快適欲求としては充電池内蔵で、コードレスで使えたら最高です。
例えばキッチンで真空パックをしたいときなど、PACUM+ケーブル+モバイルバッテリーという構図は決して気楽には使えません。充電式あればビーチ/プールに行ってから浮き輪等に空気を入れるという時もPACUM一つ持っていけばいいわけで、そういう手軽さがあるといいなと思ってしまう。
しかし、旅行の際に洗濯物を圧縮するという目的であればこれで充分。少なくともスマホの充電器は誰しもが持っていくでしょうし、ケーブルもあるでしょう。(Androidなら) だからトランクにこの10cmにも満たないコンパクトなPACUMと圧縮袋を入れておけば、帰る時には半分ぐらいに圧縮してくれる安心感と手軽さはとてもありがたい。
来月も海外出張があるので、間違いなくPACUMを持っていくことになるでしょう。もはやコンセント変換プラグと合わせて海外旅行必須アイテムです。
ただPACUMを買う場合は輸入になります。
いまはIndiegogoで3,892円(36.00 USD)で買えます。送料は10ドル。
公式サイトからも買えますが、Indiegogoのほうが安いです。