今回は、SoundPEATSさんから、aptX対応Bluetoothスポーツイヤホン『SoundPEATS Q20』をお借りしたので、レビューします。
サウンドピーツはスポーツイヤホンでは有名でいくつもの製品を出しているメーカーです。この『SoundPEATS Q20』は、タイプとしてはカナル型で、同社のQ12に近い感じのイメージです。日常使いでも使える手軽さがあるというタイプのイヤホンになりますね。
そんなQ20をレビューしていきます。
主要スペック
- Bluetooth4.1+ CSR チップ
- Apt-x(高音質コーデック)対応
- CVC6.0ノイズキャンセリング
- 重量: 16g
- 連続使用時間: 5.5時間 (スタンバイ 180時間)
- 充電時間: 2時間
- 保証 : 12ヶ月
- その他:防滴
開梱の儀
箱を開けて中身を取り出してみました。
同梱物はイヤホン本体、イヤーピース大中小、イヤーフック大中小、USBケーブル、マニュアルがあります。カナル型のイヤホンなので、耳に合うイヤーピースを選んで取り付ける事になります。
SoundPEATSさんのイヤホンはケース付きが多いのですが、このQ20もキャリングケース付き。
ご覧のように付属品もたっぷりあるので、キャリングケースがあるといろいろと無くさずに済みます。
マニュアルは英語版。
操作系は音量調整と曲送り/戻し程度なのでだいたい困らないと思いますが、ペアリングのやり方だけちょっとよく読まないとできない。これが英語マニュアルの「Pairing」項目を探し出して読まないといけないのでちょっと面倒。
要はコントローラ部の真ん中のボタンを5秒間長押ししてペアリングモードにするだけなので、分からないは参考にしてください。一応初回起動時は自動的にペアリングモードで起動するので困らないと思いますが、私の場合は一度ペアリング失敗したのち、最ペアリングするのに焦りました。
Q20の外観と機能
ここからはイヤホンとしての本質的な部分を見ていきます。
まずはイヤホン部ですが、ヘッドはBluetoothイヤホンとしてはコンパクト。16gしかないので装着しても違和感はありません。
この左右のイヤホン部は磁石が入っていて、このようにぴたっとくっつくようになっています。これが結構便利で、マグネットでくっつけると、自動的に電源OFFとなります。外すと自動で電源ONとなります。
またマグネットで
付けておくとケーブルも絡まないよう一役買ってくれるのも便利ですね。
右(R)のイヤーフックを外すと、充電用のmicroUSB端子が出てくる。
カバーを外してケーブルを接続すると、この様に充電が可能。
ただやはりこの充電方法は面倒ですね。SoundPEATSでは近い製品でQ12というスポーツイヤホンがあるのですが、こちらはケーブルに付いているコントローラー部で充電出来るタイプでした。Q12のようなタイプだと充電の手間は少ないのですが、これはちょっとマイナス。
ボリューム調整などのボタン類はケーブル側にあるコントローラ部で行う。
左からボリュームアップ、マルチファンクションキー、ボリュームダウンとなっている。このボリュームボタンは長押しすると、それぞれ曲送り/戻しとしても機能します。
裏返すと、SoundPEATSのロゴとその左に穴がある。ここはマイクで、ハンズフリー電話も可能です。APTX対応であるという記載もありますね。
ペアリングの方法
ペアリング自体は簡単。前述のように「5秒マルチファンクションキーを長押し」という点だけ抑えておけばOK。
電源が切れた状態で、マルチファンクションキー(コントローラ部の真ん中ボタン)を5秒長押しすると、LEDが赤・青の交互に点滅します。この段階でペアリングさせたいスマホ等のBluetooth設定を開いてスキャンすると、Q20というデバイスが見つかります。あとはQ20を選択してペアリングを完了させるだけ。これはiPhoneでもAndroidでも同じですね。
初回のペアリングしてしまえばあとは何度もやるものではないので、やり方だけ分かれば簡単です。
音質は低中域中心
さて、イヤホンなので肝心なのは音質です。
ぱっと音を聞いて「低音がズンズン効いてる!」と感じました。
それくらい迫力ある良い音がします。Bluetoothのデジタルサウンドプロファイルである「aptX対応」なのもあると思いますが、低音域はしっかりとした迫力がありクラシックのようなものには凄く合います。ただロックやベースドラムなどのもともと低音重視の音楽だと、逆に迫力ありすぎて、うるさく感じる事も。
ただこれはランニング用にチューンしてあるのかなと思う。
スポーツ用イヤホンって、外の雑音とどう付き合ってくれるかが大切です。外で走っていたりすると、低音のような迫力ある音は聞こえづらいところもありますので、すこし強化しているんだろうなと。
また気になるタッチノイズ(ケーブルが肌に当たるときのノイズ)は少なめで、完全にゼロではないものの、走っている時は気にならない程度でした。
コントローラ(リモコン)の操作性がよく便利
Bluetoothイヤホンの多くは音量等のコントロールがイヤホン本体に付いているものが多いのですが、Q20はイヤホンから分離してケーブル部に付いています。
この為、走っている最中や、電車での移動中でもボタンを見ずとも手で触った感覚で押せるので便利。3つボタンがあったら上がボリュームアップだと分かりますからね。
まとめ:日常使いからスポーツまでこなせるイヤホン
結論から言うと、Q20は日常使いでもスポーツイヤホンとしても使える万能選手。音は迫力があり、操作性もいいし、外して保管するときはマグネットでLとRがくっついて勝手に電源OFFにしてくれる。余り使わないならキャリングケースも付いてるので、しまって置いてカバンに入れておけば、使いたいときにさっと出せますし。
これが記事作成時点で3000円ちょっとという価格なので、価格的にはかなりお買い得。SoundPEATSはBluetoothイヤホンを多数販売していますが、この価格なら下のモデル買わずにこちらを買っておいたほうが後悔は少ないですよ。
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