今回は、SoundPEATSさんから、aptX対応Bluetoothスポーツイヤホン『SoundPEATS Q24』をサンプル提供して頂きました。・Amazon 販売ページ:SoundPEATSBluetooth イヤホン apt-Xコーデック採用 防水 ワイヤレス ヘッドホン Q24 ブラック
サウンドピーツはスポーツイヤホンがメインと言っても良いぐらい、たくさんの製品を出しているメーカーです。この『SoundPEATS Q24』は、同社の『Q12』の後継と言ってもいい位置づけ。またスポーツイヤホンとしても使えるよう、防滴仕様。ジョギングやアウトドア、また普段使いでの突然の雨などにも耐えられるのは助かりますね。
Q12との比較
Q12は一部だけメタルを使っていましたが、Q24ではフルメタルハウジングとなっています。 またQ12と同様、マグネットでくっついて、未使用時でも落ちにくくなっていて、その利便性は継承しています。メタルハウジング化しているのに重量もわずか14gと、Q12から1.3g程度とほぼ同じ。ただイヤホンとしての基本性能自体はあまり変わって無く、マイナーチェンジのようにも見えます。
そんなQ24をレビューしていきます。
主要スペック
- Bluetooth4.1+ CSR チップ
- Apt-x(高音質コーデック)対応
- CVC6.0ノイズキャンセリング
- 重量: 14g
- 連続使用時間: 6.0時間 (スタンバイ 180時間)
- 充電時間: 2時間
- 保証 : 12ヶ月
- その他:防水・防滴
開梱
箱を開けて中身を取り出してみました。SoundPEATSお得意のキャリングケース。この中に全てが入っています。
同梱物はイヤホン本体、イヤーピース大中小(中はQ24本体に装着済み)、イヤーフック大中小(こちらも中は本体に装着済み)、USBケーブル、マニュアルです。マニュアルは日本語のみで、図解もあり、丁寧です。Bluetoothイヤホンなんで、ペアリングさえできれば読まないという方もいるでしょうが、こういうのは何か調べたいときに助かります。マルチランゲージで一部日本語みたいなマニュアル(或いは英語のみ)もよく見かけますが、全て日本語というのは安心できますね。イヤーピースやイヤーフックは耳に合うものを選んで取り付ける事になります。
Q24の外観と機能
ここからはイヤホンの外観を見ていきましょう。Q24はこのように磁石でぴたっとくっつくようになっています。Q12と比較して磁石が強めになっているようで、結構がっちりとくっつきます。首からネックレスのように下げ、そのまま走っても外れたりしませんでした。ハウジングはアルミのようで手に持つとひんやりとした肌触りで高級感があります。コントローラー部は耳のすぐ下あたりにあります。
コントローラー部のアップ。左のボタンが電源/受話応答ボタン。ボタンの左側に穴が空いていて、ここがマイクになります。主な使用環境として、スマホとのペアリングになるでしょうから、そのスマホで音楽をQ24とペアリングして使っている際、電話が鳴ったらQ24のボタン一つで受電と、そのままマイクで話すことができるのは便利というわけ。これはSoundPEATSのBluetoothイヤホン全体(たぶん)で使える機能ですが、非常に便利です。
右側の細長いのがボリュームアップ/ダウンです。長押しで曲送り/戻しも可能です。コントローラー部の側面にはmicroUSB端子が隠れています。ケーブルを接続すると、赤いLEDが点灯します。 ペアリング自体は簡単。初回起動時は自動的にペアリングモードになっていますので、あとはペアリングしたいスマホ等でBluetooth探索を掛ければOKです。
十分楽しめる
肝心の音質です。YouTubeやAmazonプライムミュージックでJ-POPからクラシックなどまで幅広く聴いてみました。結論としては「やっぱり良い音してるなぁ」です。これはQ12譲りで、2000円台で買えるイヤホンとしては破格でしょう。音質は全体的に中域中心ですが、低音、中域、高音と全てで迫力ある音が楽しめます。カナル型というのもあり、遮音性も高く、電車の中でも雑音をシャットアウトして音楽に没頭できます。ただちょっと残念なのは、ペアリングした際に「・・・接続しました」 というようなアナウンスが流れるのですが、イヤホンをしていると大音量でビックリします。イヤホンを外していても聞こえるぐらいなので、ここは直して欲しいところですね。まぁ、ペアリングするまでは着けないといった対策であとは慣れてきますが、最初だけビックリします。
走って使ってみた
いちおう週末ジョガーなので、ジョギングで使用してみました。ちゃんとサイズのあったイヤーピース/イヤーフックを事前に装着して、走り始めてみました。概ね満足ですが、若干取れやすいかな。どうしてもコントローラー部がイヤホンの近くにあるので、走ると重みでコントローラー部が揺れる。そして耳からポロッとし易い。
ウオーキングぐらいなら全く問題無いのですが、走るぐらいの運動になると厳しいですね。ただタッチノイズ(ケーブルが身体に当たる際のノイズ)はQ12より少ないと感じました。
と言う事で、軽い運動とあとは日常使いがベストだと思います。
まとめ:日常使いでコスパがいいイヤホン
結論から言うと、Q24は日常使いが一番似合うイヤホンでしょう。スポーツは激しい運動だと耳から取れてしまうのでちょっと厳しめです。
ただ音は迫力があり、コントローラー部の操作性もいいし、メタルハウジングで高級感もあります。マグネットでL/Rのイヤホンがくっつくのも便利ですし、普段の通勤で使うと良い相棒になりそうです。すこし残念なのはカラーがブラックしかないので、女性が手を出しづらいのはマイナスです。レッド系のカラーがあると良いですね。
このQ24は記事作成時点で2870円という価格で驚きです。Q12もほぼ同価格なので、Q24を買った方が良いでしょう。
関連サイト
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