『PlayStation VR(PSVR)』発売決定! 2016年9月に44,980円!これは買うしかない

ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカが、
VRの本命と評判が高い『PlayStation VR(PSVR)』の価格と発売日を発表しました。PlayStation VR(PSVR)
またPSVRの詳細(付属品/機能)についても、正式発表されたので見ていきましょう。

発売日と価格

上の写真に載ってしまっていますが、発売日は2016年10月。PlayStation VR(PSVR)

価格は44,980円。税抜きなので、48,578円が価格となります。VRの価格としてはぼちぼち安い方で、VRの世界ではライバルとなり得そうなOculus Riftが94,600円HTC Viveの国内価格は約11万円です。それを考えればベースとしてPlayStation4が必要とは言え、リーズナブル。PlayStation VR(PSVR)

PSVRの構成

プレスリリース/公式画像によると、以下のようにVRヘッドセット本体と、プロセッサーユニットの二つのデバイスで構成される。細かいスペックは以下「商品概要」をご覧下さい。

PlayStation VR(PSVR)

<PlayStation VR商品概要>
商品名「プレイステーション ヴィーアール」
型番CUH-ZVR1シリーズ
発売日2016年10月
希望小売価格44,980円/399USドル/399ユーロ/349ポンド
外形寸法
VRヘッドセット:約187 × 185 × 277 mm(幅×高さ×奥行き、最大突起部除く、ヘッドバンド長さ最短)
プロセッサーユニット:約143 × 36 × 143 mm(幅×高さ×奥行き、最大突起部除く)
質量
VRヘッドセット:約610 g (ケーブル含まず)
プロセッサーユニット:約365g
ディスプレイ方式OLED
ディスプレイサイズ5.7インチ
ディスプレイ解像度 1920×RGB×1080
(左右の目それぞれに960×RGB×1080の映像を表示)
リフレッシュレート 120Hz、90Hz
視野角 約100度
搭載センサー 6軸検出システム (3軸ジャイロ・3軸加速度)
接続端子
VRヘッドセット:HDMI端子、AUX端子、ステレオヘッドフォン端子
プロセッサーユニット:HDMI TV端子、HDMI PS4端子、USB端子、HDMI端子、AUX端子
プロセッサーユニット機能 3Dオーディオプロセッシング、ソーシャルスクリーン(ミラーリングモード/セパレートモード)、シネマティックモード
内容物
VRヘッドセット × 1
プロセッサーユニット × 1
VRヘッドセット接続ケーブル × 1
HDMIケーブル × 1
USBケーブル × 1
ステレオヘッドフォン(イヤーピース一式)× 1
電源コード × 1
ACアダプター × 1
※デザインおよび仕様は予告なく変更される可能性があります。

 

PlayStation VR(PSVR) psvr_processor_unit PlayStation VR(PSVR)

接続方法としては、【PS4本体】-【プロセッサーユニット】-【PSVR】となり、これれらがケーブルで接続されます。PlayStation VR(PSVR)映像としてはPSVRで見ているものと同じ画像をTV画面に出して他の人にも共有できたり、見ているものとは違う画像を出してPSVR無しの人とマルチプレイしたりという事ができるようになる模様。

しかしケーブル関係がもっさりですね。私の持っているGalaxy GearVRのように、ケーブルレス仕様だと場所問わず遊べるのですが、噂だとPSVRのケーブルは3m程度との話なので、TVとの距離は限られるようです。PSVR本体に十分なバッテリーを搭載できるほどの事はできなかったのでしょうが、VRソフトによっては立ってプレイするものもありそうですし、ケーブル接続であることでプレイの妨げにならないといいなと思う。(まぁそもそもVRヘッドセットは目隠し状態と言っても良いので、その状態で室内で動き回るのは危険ですけどね)SAMSUNG Gear VR review

どんなゲームが発売されるか?

ここが一番か重要ですよね。ソニー・コンピュータエンタテインメントのページでは以下のように社名ロゴが載っています。国内ゲームメーカーはかなりの割合でVR参入をしようとしていることが分かります。これは海外でも同様で、SCEの発表では、既にスターウォーズバトルフロントのVR版の開発が進んでいることが発表されています。PlayStation VR(PSVR) PlayStation VR(PSVR)

私は開発者ではないので推測でしかありませんが、スマホVRであるGearVRの経験から言うと「解像度が多少低くてもVRの世界は充分堪能できる」部分があるので、映像という観点からすると比較的作りやすいのかなと思う。ただ最初は既存コンテンツをダウンコンバートするような形でVRにマッチさせて作るのでしょうから、それはそれで大変の気もしますが、ある程度はベースがあった上で作れるところはあると思う。

ただ。VRを一度でも体験してしまうと、VRゲームという世界が確実にやってくるのは間違いない事は体感できるので、ゲームクリエイター(ゲームメーカー)としては、一つのジャンルとして乗り遅れられない部分はあると思う。

VRはWiiのように体感プレイができるものとはまた異質な、「恐怖」とか「焦り」みたいなものがひしひしと伝わる没入感に一度でもはまると、病みつきになります。

買うしかない!だって本格的なVRゲームができるんだもの

GearVRで私はVRの世界にのめり込んだ「VR初心者」ですが、その私から見てもPSVRはガチで欲しいアイテム。ただやっぱり価格はネック。

既にPS4を持っている人からみると、本体価格越えの5万円のデバイスが追加で欲しいかと問われれば「ちょっと高いな」と思うでしょう。ただそれは「VR未体験」の方の感想だと思う。実際VRをやったことがある人からすれば、VRがPS4のようなゲーム(&ゲームコントローラー)との親和性が高いことはよく分かるはずだし、今までのVRゲームは「そこそこ楽しめる」ものではあったけどのめり込むほどのものは無かった(と思う)。

「これでアサシン クリードやスターウォーズバトルフロント・アンチャーテッドやれたらなぁー」が私の素直な欲求だったのでそれを満たせるPSVRは本当に期待。買うしかない。

関連記事/サイト

・ソニー・コンピュータエンタテインメント公式 : PlayStation VR
来たぜ! サムソン『Gear VR』! 開梱~ファーストレビュー 中毒性&未来感たっぷり

最新情報をチェックしよう!