任天堂「Switch Lite」を買ってみました。
Switch Liteスペック比較で分かるゲーム機の方向性
Switch LiteはいろいろできるSwitchからするとメリットデメリットがはっきりとしたゲーム機です。
簡単に言えば、携帯ゲームのみができるゲーム機で、SwitchのようにTVに出力して大画面で見たり、Joy-Conを外してモーションコントローラーとして遊ぶ事ができません。ただその分「小さく」「軽く」できているのが大きな特徴です。*Joy-Conは別途用意すればJoy-Con用ゲームはプレイ可能
Switch Lite | Switch | |
---|---|---|
プレイモード | 携帯モードのみ | TV/テーブル/携帯モード |
TV出力 | 不可 | 可 |
Joy-Con | 不可(別途すれば可) | 使用可 |
ディスプレイ | 5.5インチ | 6.2インチ |
サイズ (mm) | 91.1×20.8×13.9 | 102×23.9×13.9 |
重さ | 275g | 398g |
バッテリー | 3.0-7.0時間 | 2.5-6.5時間 *新モデル 4.5-9.0時間 |
ディスプレイサイズが5.5インチと小さくなり、重さは275gと約120gも軽量化されています。
いろいろ出来なくなった携帯専用機がLiteなわけですが、その分小さく軽くが実現されています。
初代任天堂SWITCHと外観比較
Switchの6.2インチから0.7インチサイズダウン。任天堂SWITCHと比較してもこんなに違う。LiteはむしろPS Vitaを一回り大きくした程度で、そちらに近い印象を受ける。解像度は共に1280×720なので、物理的にはLiteのほうが高精細ですが、見た目には大きな違いは見られません。
背面。SwitchにあるスタンドがLiteにはない。まぁスタンドで立てる必要がないので当たり前といえばそれまでですが。それにしてもLiteの小ささが際立ちます。
上部。電源やボリューム、排気口の位置なんかはあまり変わりません。
下部も同様にUSB Type-C端子があるのみ。
重さはSwitchLiteが274g。microSD、ゲームソフト含めての重さ。
初代Switchは414g。差分としては140gで、これだけ違うともはや別物のゲーム機です。
携帯機としてはこの大きさが何より良い
実際使っているとその違いは良く分かる。Switchは片手プレイは厳しいけど、Liteは余裕でできます。
私のプレイするゲームはアドベンチャーとかシミュレーションとかが多いので、片手持ちでプレイできるのが嬉しい。Switchも両手持ちならそれほど重さは気にならないものの、カバンの中に入れて持ち歩いたりするのに、Liteと比べればデカいからかさばるし、500g近くの重量はやはり少し重い。
その点Liteは274gとスマホ1.5台分ぐらいの重量なので、カバンに入れても重くないし、軽快。
確かに5.5インチディスプレイはSwitchを持っていると小さく感じるのですが、私は最近、出張/旅行が多くSwitchLiteを持ち歩いてつくづく「ああこのサイズで良いわ」と思う。
総括
飛行機や電車/バスの中、待合室など、やや他人との距離が窮屈な場面ではSwitchLiteが丁度良いのです。
で、これに慣れるとホテルの部屋でも、家に帰ってきても「Liteで良いんじゃない?」と思うようになる。
それは私がTV出力したいとあまり思わないからだし、Joy-Conタイプのゲームをあまりしないからで、Switchガチゲーマーの方からすると異端かも知れません。
でも移動時に多く使う場面があるなら、SwitchLiteは携帯専用機として作られただけあり、軽く、小さく、とにかく軽快なのでオススメです。
もちろんそういう汎用性の無さに不満を感じるなら「Liteはダメ」ですが、軽いは正義な面を少しでも憧れるなら、一度手に持って使ってもらいたい。スペックだけみて切って捨てるには勿体ない軽快さです。
私はSwitchとの2台持ちとなりますが、これがいまはベストな選択なのかもしれないと感じています。
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