賃貸やマンション、一軒家、皆さんのおうちにはインターホンがあるでしょう。
しかしそれをIoT化して誰が来たかとか、リモートで応対できるようにスマホで見たりしたいなと思っても、簡単にはいきません。
そんな時に簡単に設置してIoT化しちゃうのが、SwitchBotスマートビデオドアホンです。
留守中でも、スマホからリアルタイムで来客を確認したり、通話したり、置き配を狙った不審者を自動録画したり、子どもの帰宅確認にも役立ちます。利便性向上だけでなく、防犯にも役立つアイテム。
工事不要で簡単に設置できるため、マンション/一軒家だけでなく賃貸住宅でも安心して使えるこの製品をレビューしていきます。
SwitchBot スマートテレビドアホンの特徴
SwitchBot スマートテレビドアホンは、後付けできるテレビドアホン。
特徴をまとめると以下の通り。
- 工事不要で簡単設置: バッテリー駆動/WiFiで通信するため配線工事は不要です。粘着テープでドアや壁に貼り付けるだけで設置が完了します。
- スマホで来客対応: 外出中でも、スマホのアプリ経由で訪問者をリアルタイムで確認し、通話が可能です。
- 高解像度カメラと広角レンズ: 高解像度カメラと165°の広角レンズで、玄関の広い範囲を鮮明に映し出します。
- ナイトビジョン機能: 赤外線LEDと白色LEDにより、暗い場所でも来訪者をはっきりと確認できるため、夜間でも安心です。
- 動体検知機能: センサーが人の動きを検知すると自動で録画を開始し、スマホに通知を送ります。
- 充電式バッテリー: 6,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、最長で約2年8ヶ月間の使用が可能です。
- モニター親機がセット: 室内用モニター親機が付属しており、WiFi環境内であればどこにでも設置が可能。またWi-Fiがない環境でも玄関の子機と直接通信し、映像を確認できます。
更にSwitchBotロックと連携させると、ドアホンやスマホから解錠/施錠も可能です。
また、「スマートテレビドアホン拡張モニター」を使えば、モニターを増やすことが可能です。例えば、メインはリビング、だけど仕事部屋や寝室、子供部屋でも応対したいという事であれば、親機と同一WiFi環境であれば、拡張モニターだけを追加することで、どこでも応対が可能になります。こうした事は一般的なインターホン環境ではなかなかできることではないので、かなり自由度が高い製品と言えます。
*SWITCHBOT株式会社様からお借りしてのレビューです。
SwitchBot スマートテレビドアホンの外観
同梱物はSwitchBotドアホン、モニター、マニュアル、USB Type-Cケーブル、その他取り付ける為の付属品がはいっています 。
マニュアルは図解入りで親切です。
基本的には無線ですが、有線接続して一般的なインターホンのような接続も可能です。既にインターホンがある場合はリプレースとして既存線を利用したほうが良いというケースもあるでしょう。
※電源に直結する場合、電気工事士の資格を持つ専門業者による取り付け工事が必要です。
ドアホンの下部にはUSB Type-C端子があり、そこから充電が可能。満充電で2年以上も使えるのも凄い。
背面には電源スイッチやリセットボタンなどがあります。
モニターは4つの上部ボタンと下部に通話/終了の2ボタンがあります。一般的なインターホンモニターと似てますね。
モニターには、WiFi/microSDカードの状態の他、時刻や天気等も表示可能なので、普段は置き時計的な形で使うことができます。
モニター裏にはスタンドがあります。またモニターは充電式ではなく電源コンセントに接続する必要があります。
側面にmicroSDカードスロットがあり、デフォルトで4GBのカードが入っています。もちろん大容量のものに取り替えれば、それだけ画像を保存できることになります。
SwitchBot スマートテレビドアホンを取り付ける
我が家の玄関ドアは金属なので、強力な両面テープで取り付けることになります。
既にSwitchBot顔認証パッドが付いているのですが、その横に設置しました。
ドアホンの裏にプレートを取り付け、付属の両面粘着テープを貼り、シールを剥がして取り付けます。
取り付けはこれだけと超簡単。
1.5mの高さに取り付けると、2m先の地面まで映るので、だいたいそのあたりに取り付けます。
取り付け場所を濡れた雑巾等で綺麗にして、あとはぐっっっと押しつけます。これで設置完了。
プレートの両面テープを剥がしてぐっと押しつけて固定します。(我が家の場合はドアに付けましたが、一軒家等で木製の場合はネジ止め)
我が家はマンションなので水濡れの心配は無いものの、一軒家等ではそれも心配です。しかしIP65防水構造の為、悪天候でも大丈夫。
また盗難も心配ですが、もしも取られた場合はアプリから通知がくるので一応取られたのは分かります。
設置後はアプリで設定
スマートロックなので当然アプリで連携していく必要があります。
Google Play(Playストア)/App Storeで「SwitchBot」アプリを探してインストールしておきます。
デバイス側に電源が入っていれば、Bluetoothで自動で検索してきてくれますので、あとはデバイス追加で「テレビドアホン」を選び、画面の指示に従って追加していけばOK。途中WiFi接続が求められるので、2.4GHz帯のアクセスポイントに接続したら完了です。
我が家はSwitchBotハブがあるので、そちらとも連携しておくとインターネット回線からリモート解除ができたりできるようになる。
家のどこでも/スマホアプリからもインターホン対応ができる
これでモニターを設置した場所であれば、どこでもインターホンになります。(WiFi環境内であればどこにでも)
実は私のデスクから、インターホンの操作盤まで結構遠いので、呼び鈴が鳴る度にダッシュしていたのですが、デスクにモニターを設置できれば、ここから対応が可能になります。シンプルな使い心地の為、子供や高齢者でも使いこなすのは簡単。
また以下のようにテンプレートで応答することもできます。
我が家はマンションなので玄関まで遠くないのですが、一軒家などで2Fにこのモニターがある場合、宅配業者が来たらいちいち1Fに降りるのも面倒だしとか、外出中にスマホアプリから応答して、置き配してもらう等の対応も可能です。
SwitchBot スマートテレビドアホンは、前述のようにSwitchBotロックを持っていれば、そちらとも連携することで、解錠/施錠も可能です。例えば子供が帰ってきたときなどの場合、モニターからやリモートで鍵のロック解除も簡単。
なお、このモニターは増やす事ができます。今後“拡張モニター”として発売が10月に予定されているので、リビング、寝室、2階など、家中どこでも応答が可能になります。
不審者検知も楽々
SwitchBot スマートテレビドアホンは、設定で動体検出が可能です。
ドアホンのカメラセンサーが動く物体や人物を検知して、自動で録画してくれるシステムです。
ナイトビジョンもあるので、24時間365日カメラの範囲に入ってきたものを感知して録画してくれるので、不在時や夜でも安心。
呼び鈴は鳴ってないけど、なんか玄関に誰か来てなかった?みたいな怖い体験ありませんか?そんなとき自動録画をチェックするだけ。以下ナイトビジョンでの撮影ですが、高画質ではっきりとした映像です。
アプリからは一日でどんだけ検出(イベント)があったかなど、一覧で見ることができるので、不在時でもほんとに安心できます。
総括
SwitchBot スマートテレビドアホンは、ここまでレビューしてきたように利便性の向上だけでなく、防犯という面でもかなり有効です。
以下メリットと注意点をまとめてみました。
- 工事不要簡単設置: 配線工事が不要なため、賃貸住宅でも手軽に設置可能。モニターを自由に設置できる。
- スマホ来客対応: 外出中でも、スマホの専用アプリから来客をリアルタイムで確認し、通話可能。
- 高解像度カメラ: 高解像度カメラで、来訪者の顔や荷物を鮮明に確認可能。
- 防犯 : 動体検出が可能で不審者や来客者を自動録画でき、ナイトビジョンで暗い夜間でもはっきりと映像を確認可能。
- 長時間駆動 : 1充電で2年以上も使えるのは楽
- SwitchBotロックシリーズと連動させれば、来客確認して鍵開けるまでが一発でできる
- Wi-Fi環境が必須: 安定した動作には、玄関先まで届く強力なWi-Fi環境が不可欠。
- 通信の遅延: WiFi通信環境によっては、映像や通話に若干の遅延が生じる場合があります。
- 月額費用: クラウドストレージに録画を保存する場合は、月額費用が発生します。
注意点はWiFi環境に左右されるという面があるので、そこだけです。
WiFi環境があれば誰でも簡単に設置できて、すぐ使える点。モニターがどこにでも置ける点は大きなメリットです。インターホン子機は壁に設置されている事が多いですが、よく使う場所に置けばそれだけで利便性が高くなります。
またセキュリティ面でも動体検出で自動録画ができる為、24時間365日カメラ検知すれば撮影してくれ、それをモニターやアプリで簡単にチェックできるメリットは、こうしたセキュリティを気にしている方にとってはかなり大きな要素になるでしょう。
こうした大きなメリットがありつつ、価格は1万円台後半で買えるので、これはかなり安い投資になると思います。
価格 とキャンペーン
SwitchBot スマートテレビドアホンは、SwitchBot公式ストアとAmazonや楽天市場で18,980円で発売中です。
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