【レビュー】10.36インチタブレット 「BMAX MaxPad I11 Plus」-UNISOC T616搭載で軽快でありつつ466g/7mm厚の薄型軽量の使いやすさが魅力

10.36インチ 2000×1200の高解像度ディスプレイ/比較的パワフルなMT8183を搭載した「BMAX MaxPad I11 Plus」Androidタブレットを使ってみました。

BMAX MaxPad I11 Plusの主な特徴

BMAX MaxPad I11 Plusのディスプレイは10.4インチで、Plusの付かないノーマルのI11と同様です。
解像度も2000×1200と高解像度。IPSディスプレイなので視野角も広いタイプ。


デュアルスピーカー内蔵です。
著作権レベルのWidevine L1対応で、YouTube、アマプラ等でも高画質視聴できます。

SoC(CPU)はUNISOC T616で、BMAXではAnTuTu v9ベンチマークで25.5万点と謳っています。
動画視聴やネット閲覧といった用途がメインで、且つゲームもライトなものなら余裕というレベルにあり、通常操作もサクサクとした動作が期待できます。
メモリも8GBもあり、ストレージは128GBでUFS2.2と高速タイプ。microSDも使用可能。

デザインも良く、厚み7.7mmと重さ466gはこのサイズとしては軽量薄型です。

その他、SIMも使えます。対応バンドは以下となっていて、4GはdocomoはB1/B3で首都圏なら概ねOK、ソフトバンクはB8のプラチナバンド対応なので全国で使えるでしょう。

3G WCDMA: 1/5/6
4G :B1/3/5/7/8/20/34/36/39/40/41

主要スペック

製品名 BMAX MaxPad I11 Plus
ディスプレイ 10.4インチ 2000×1200 IPS
CPU UNISOC T616 8コア 2.05 GHz
メモリ 8GB
ストレージ容量 128GB UFS2.2 / microSD
OS Android 12
カメラ フロント: 2MP
バック : 5MP
ネットワーク IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth V5.02G GSM: B2/3/5/8
3G WCDMA: 1/5/6
4G :B1/3/5/7/8/20/34/36/39/40/41
インターフェース USB Type-C
microSD
SIM(nano x2)
3.5mmイヤホンジャック
バッテリー/急速充電 6600mAh
重量 466g
サイズ 247x156x7.7mm
その他 GPS
スピーカー:デュアル
Widevine L1対応
フェイスアンロック

同梱品

同梱物はマニュアルとUSB Type-CケーブルとUSB充電器、SIMスロット取り出しピンとなっています。

充電器は5V-2Aで10W出力のもので、一般的なUSB充電器です。本体側も急速充電には非対応。

マニュアルは1枚紙でマルチランゲージ構成で日本語もあります。ただAndroidタブレットを既に使った事がある方なら、マニュアル無しでも困る事も少ないと思います。

ディスプレイは発色よく綺麗

ディスプレイは10.4インチ 2000×1200と高解像度の為、ぱっと見でも美麗です。
10.4インチタブレットは他社でもいくつも発売されていますが、それらと比べて特段綺麗という訳では無いものの、2万円程度の価格を考えれば、普通に綺麗と言えるレベルにはあります。

電子書籍リーダーとして

タブレットで何故10インチあたりが多いかというと、やはり重さと使い安さの丁度いいバランスなんじゃ無いかと思います。このBMAX MaxPad I11 Plusも10.4インチというサイズで、持ちやすく使いやすい。

そして電子書籍リーダーとしてももちろん使いやすい。サイズ感的にもやはり10.4インチは見やすい。

文字サイズも丁度良く、読むのが捗る。Kindle等の電子書籍リーダーや、雑誌系の読み放題電子書籍との相性は良く、雑誌も快適に読める。

BMAX MaxPad I11 Plusは7.7mmと薄く、また重さも466gとそこそこの軽いのが嬉しい。
だらだらと漫画や雑誌を読むのがとても快適です。

漫画も特に快適で横持ちで漫画見開き2ページ読みやすいのでサクサクと読める。

その他外観

横持ちにした際の左部側面には電源ボタンとSIM+microSDトレイ、/上部にボリュームボタンとUSB Type-C端子があります。電源ボタンとボリュームボタンが別の面にある為、押し間違いは起きない所は良いですね。


SIM/SDカードスロットはピンで取り出す一般的なタイプで、nano SIM x2か、nano SIM+microSDとなります。

電源ボタンの下のほうにはUSB Type-C端子が配置されています。

3.5mmイヤホンジャックは角にあります。

背面はツートンカラーで見栄えも良いです。右上に5MPのカメラがあります。下部には技適とPSEマークもきちんとあります。

アプリとメニュー

メニューは一般的なAndroidで、アプリも以下だけです。基本Google謹製アプリのみとシンプルです。

ベンチマーク結果と実際の使い心地

UNISOC T616 8コア 2.05 GHz プロセッサを搭載しているBMAX MaxPad I11 Plusの実力ベンチマークで試してみました。
以下AnTuTu Ver9のスコアです。

24.2万点ほどと、ほぼ同格のUNISOC T618と遜色無いスコアです。

またRAMが8GBである点と128GBストレージがUFS2.2と高速タイプな点もプラスになっていると思われます。

実際動画/ネット閲覧は快適かつ違和感なく使えますし、電子書籍リーダーとしても前述のように普通に快適。
ゲームはウマ娘プリティーダービーを使ってみましたが、僅かにもっさりとした感じはありますがプレイは普通にできますね。

ブルーアーカイブも試しにやってみましたがこちらは快適。

もちろん雀魂とかのライトゲームは至って快適です。

動画はHD画質に対応しているか?

タブレットと言えばNetflixやアマゾンプライムビデオ等の動画視聴も主な利用シーン。

しかしタブレットによっては、NetflixやAmazon Prime VideoもSD以上の高画質が選べないなんてこともありますので、NPad Plusでも確認してみました。NetflixでみるとWidevineがL3でSD画質です。

BMAXに確認したところ、NetflixではWidevine L3と表示されるが、YouTube、AmazonプライムビデオではHD画質になるそうです。確かに画質としては綺麗に見れています。

まとめ

BMAX MaxPad I11 Plusの搭載プロセッサはUNISOC T616ということで、昨年売れ筋タブレットでよく搭載されていたT618との差がどれほどあるか楽しみでもあり心配もありましたが、体感でもベンチマーク結果でも同等レベルである意味安心しました。

実際、操作をしていてもっさり感を感じることはほぼないですし、ウマ娘をプレイしていてわずかに感じるぐらい。基本的にライトゲームなら余裕ですし、動画視聴や電子書籍リーダーとしては快適な部類です。

価格的には2.5万円ぐらいで、FireHD10あたりのもっさり感に不満がある方にはオススメで、FireHD10に+1万円出すからそこそこ快適なタブレット欲しいという層にはぴったりです。

価格

Amazonでは、定価29,900円で発売中。
但し販売ページ内に4000円オフクーポンがあり、値引き後は25900円となります。

Amazon販売ページ

最新情報をチェックしよう!