【実機レビュー後編】ベンチマークや電子書籍リーダーとしての使い心地は? 10.1インチフルHD Androidタブレット『TECLAST P10』実機レビュー

TECLASTの10.1インチフルHD解像度タブレット『TECLAST P10』のレビュー後編です。

今回はストレージ容量の空きは?といった基本的な点と、ベンチマーク、そして電子書籍リーダーとしての使い勝手を試してみました。

前回のレビューはこちら。

【実機レビュー前編】100ドル強のハイコスパ10.1インチフルHD Androidタブレット『TECLAST P10』実機レビュー

日本語ロケールはある

TECLAST P10は中華タブレットですが、デフォルトは英語版でした。ただ言語設定にはしっかりと日本語が入っています。日本語化後は以下右画像のようにほぼ綺麗な日本語になります。

プリインストールアプリ

プリインストールされているアプリケーションは「殆ど入っていない」です。中国語のアプリケーションなどもアンインストールできるので要らなければ削除可能。またGoogle Playはインストールされているので、後から好きなものをインストールできます。

ベンチマーク

SoC(CPU)にRockchip RK3368-H Octa Core 1.5GHzを搭載している本機。その実力をAnTuTuベンチマークで測ってみました。

結果としては46370というスコアで、スマホだとローエンドレベル。タブレットとしてはこれぐらいならまずまずなのですが、Chromeでスクロールは多少カクつきます。また重めのアプリではもたつくことがある。このスコアならもうちょっとキビキビ動いてもいいのになという感じはしますね。ただ価格相応な部分もありますので、気になるならミドルレンジのタブレットのほうが良いと思います。

電子書籍リーダーとしては充分

愛用のdマガジンで電子書籍リーダーとして使ってみました。

dマガジンは画像が多く重めのアプリなので、雑誌を選ぶ際の縦・横スクロールは多少引っかかりますが、概ね許容範囲内。

解像度はフルHDだけあり、小さい文字が潰れたりすることはなく見やすい。ただ横画面で2ページ見開きだと、さすがに10.1インチでは読めなくはないものの文字が小さく読書に快適とは言えない。

基本はこのように縦画面で持って1ページずつ読んでいくスタイルでしょう。これなら文字の大きさも見やすいし、違和感がなく読みやすい。

一度読みこんでしまえば、もっさりすることもなく、動作もサクサク。我が家ではリビングに置いておくと、奥さんや息子が勝手にdマガジンを暇つぶしで読んでいるのですが、「動作遅い?」と聞いても「別に~」と不満も無かったです。スペックなんかまったく気にしない人からすると、ちょっとぐらいもたつきは許容範囲なんでしょうね。

総括 : 安価なライトユースAndroidタブレットが欲しいならオススメ

●Good

  • 10.1インチフルHDディスプレイは鮮明で綺麗
  • 125ドルと低価格
  • 軽いというほどでもないが、片手でも持てる重量
  • メタルボディはチープ感がない
  • 電子書籍リーダーとして充分使える

●Bad

  • 特別主張する要素がないデザイン
  • アプリによっては若干もたつく事がある

善し悪しありますが、トータルで見れば「125ドルの10.1インチインチフルHDタブレットとしては満足」と言えます。スペック的には低いので、Chromeで画像が多いサイトを見ているとスクロールでもたつく状況が時々顔を見せますが、それも「ギザギザっとしたスクロール」がほんの僅か起きるだけなので、125ドルという価格を考えればそれほどストレスにもなりません。「ネットが見れて動画も綺麗に見れて、電子書籍リーダーとして使えればいい」「予算は1万円ちょい」という条件なら、充分ハイコスパタブレットと言えます。

TECLAST P10 の価格

記事作成時点の価格ですが、Banggood では124.99ドルで販売中です。

Banggood販売ページ 

送料は基本無料ですが、届くまで1ヶ月程度覚悟する必要があるので、オススメしません。そのためオプション配送のEMSをお勧めします。わずか4.24ドルです。こちらは7-15営業日で届きますし、日本国内は日本郵便(郵便局)の配達ので、安心感があります。

Banggoodでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。

・Banggoodでの買い物の仕方 : Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで

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