TECLASTの10.1インチ 2K解像度タブレット『TECLAST T10』のレビュー後編です。
今回は日本語やプリインストールアプリケーションの確認、ストレージ容量の空きは?といった基本的な点と、ベンチマーク、そして電子書籍リーダーとしての使い勝手を試してみました。
前回のレビューはこちら。
日本語化とプリインストールアプリケーション
デフォルトでは英語版でしたが日本語は追加可能です。またプリインストールアプリケーションも最小限で、Google Play、Gmail、ChromeなどAndroidで必要となるアプリも入っていて、困ることはありません。
ストレージとRAMの使用量
T10は64GBストレージ搭載ですが、使用量はわずかに579MB。アプリはほとんど入っていないので余裕で空いていますね。RAMも4GB搭載していますが、起動時の使用量はシステムとアプリで1GBほどで、2.9GBの空きがあります。
ベンチマーク結果と使用感
SoCはMTK8176で、Xiaomi Mi Pad 3などと同じです。AnTuTuベンチマークでも計測してみましたが、概ね同じスコアで80000点台。
ローエンドのスマートフォン/タブレットが40000点台あたり、ハイエンドのスマホで15万点オーバーぐらい。この8万点というスコアはだいたい真ん中レベルと言って良いでしょう。タブレットの場合、そこまでハイスコアは求められていないでしょうから、実用面では充分な性能です。
ゲームは処理の重いものでなければ余裕です。パズドラを入れて見ましたが、問題無く動いています。
ただChromeとかWeb閲覧では、ぬるぬる動くというほどではなく、最初にわずかにカクカクっと引っかかりがあり、ある程度サイトの読み込み処理が終わるとするする動くイメージです。このあたりは2Kという解像度が高すぎる弊害なのかもしれません。
電子書籍リーダーとしての使用感
このサイズ(10.1インチ)だと、漫画や雑誌といった電子書籍リーダーを使いたくなります。
横画面で見開き2ページを一気に読むのは無地が小さくなるので厳しいので、基本的には縦にして1ページずつ読むことになります。ただ漫画の場合は文字が大きめなので、見開きページでも文字サイズによっては大丈夫でした。
以下はdマガジンで読んでいるところですが、縦1ページなら余裕。
2K解像度ディスプレイだけあって文字はすこぶる綺麗。T10は輝度も高く、発色もいいので、雑誌などの電子書籍リーダー向きです。
レビューまとめ
●Good
- 10.1インチ 2K解像度ディスプレイは鮮明で綺麗
- タブレットとしてはベンチマーク結果が高い
- セールなら200ドル前後と低価格の時がある
- メタルボディはチープ感がない
- ベゼルも細めでデザインが良い
- 電子書籍リーダーとして充分使える
- 指紋認証センサーを使う人には便利
●Bad
- アプリによってはわずかにもたつく事がある
以下価格は紹介していますが、セールやクーポンを利用すれば、200ドル前後で買えてしまうのはかなり魅力的です。これが270ドルだと値段相応ですが、200ドルで買えるなら間違いなくお買い得。ネット、動画視聴、電子書籍リーダーとしてなど2K解像度ディスプレイはとにかく鮮明で美麗です。あえて文句を書くとしたら、2K解像度の弊害で、初動がすこしカクつく点でしょうか。通知を見るために上部から通知領域をスライドしたり、ブラウザを見たりする際に、最初の数秒「カクカク」っと動く。MTK8176でAnTuTu8万点のAndroidタブレットなら、もうちょっと軽快に動いてくれてもいいはずで、このあたりはユーザーの期待値が高いと評価が下がる要因です。しかし、ほんの僅かな時間のカクつきですし、見慣れれば別に不満でも無くなるとは思います。安い時に買えれば本当にお買い得なタブレットです。
TECLAST T10 の価格
記事作成時点の価格ですが、GearBest では273.14ドルで販売中です。
・GearBest.com販売ページ : Teclast Master T10 Tablet PC Fingerprint Recognition
数量限定ですが、クーポンコードもあります。
189.99ドルクーポンコード : BKJP222093101 (50台限定)
通常の送料は基本無料ですが、届くまで1ヶ月程度覚悟する必要があるのでオススメしません。そのため別のオプション配送=Priority Lineが0円でありますので、そちらをつけましょう。こちらは5-9営業日で届きますし、日本国内は佐川急便の配達なので、安心感があります。
セール/クーポン情報はこちらに追記していくので、こちらも併せてチェックしてみてください。
【クーポンで169.99ドル】10インチ2.5K解像度タブレットPC『Teclast Master T10』発売! 背面指紋認証も付いてる!
GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」