8インチデュアルOSタブレット『Teclast X80 Pro』実機レビュー! ベンチマークは?電子書籍は読みやすい?など試してみた

Teclast X80 Proのレビューも2回目。前回は開梱からボディ周りとさくっと使ってみた感覚をレビューしました。

前回記事: 8.0インチWUXGAタブレット『Teclast X80 Pro』実機レビュー! 開梱・外観をチェック!

今回は、実際使ってみてどうなのよという部分を中心に見ていきます。デュアルOSなのですが、とりあえず今回はAndroid5.1を中心に見ていきます。

Androidは日本語化できる?

Windows10はマルチランゲージの為、ネット接続さえすればダウンロードして適用でき簡単にに日本語化できますが、Androidはそうはいきません。と言う事で気になる部分だと思いますが、安心してください。X80 Proは初期セットアップ時から日本語ロケール入ってます。

プリインストールアプリは?Google Playは入ってる?

中華アプリも入ってますが、Teclast関連意外はほぼ削除できます。Google Playも入っているので安心ですね。

ストレージの空き容量は?

X80 ProはWindows10+Android5.1のデュアルOSで、32GB ROMしか無い。Android側は特に容量は厳しいと思いますが、確認して見ました。

8GBの割り当てで、4.84GBを既に使われ、フリーは3.05GB。これは結構きっつい。

ただ、タブレットで写真や動画撮ったりという事は少ないだろうし、microSDが使えるのでそういうストレージ容量を食うものに関しては待避できるはず。ただSDに入れられないアプリのみであっても、人によっては3GBは結構厳しいかもしれない。

AnTuTuのベンチマークスコアは意外と高得点

定番のAnTuTuのベンチマークを試してみました。

Cherry Trail AtomのZ8300ですのであまり期待はできませんが、どうでしょうか?

なんとスコアは62,359!!! これほどの結果がでるとは。
これは先日レビューしたX89 Kindow Readerの時も思いましたが、ドコモ(HUAWEI)のdTab Compact d-02Hが50,000超えで喜んでいたら、1万円の中華タブに完敗していたとは・・・。60,000というと、Nexus 9やGalaxyS6レベル。あと1万ぐらいでGalaxy Note5に近づくわけですから。凄い。

話は変わりますが、このatomが全然売れなくて(中華だけ大盛況ですが)、IntelがAtomを廃止とか。スマホのCPUとしてもZenFone2以外ではさっぱりですから致し方ないですが、これだけのパフォーマンスで売れないというのはちょっともったいないですね。

タッチパネルの感度は良いか?

中華タブレットの中には、「解像度は良いけど反応悪いわ」みたいなものもありますが、X80 Proはどうか?

結論から言うと、もっさりは今のところ一切無し。購入してから1週間ほどいろいろと使ってますが、遅いと感じた事はほぼ無い。後述する電子書籍アプリ「dマガジン」は結構重いのですが、Galaxy Tab S 10.5よりも断然速くて快適です。

Androidに関しては実際AnTuTuのベンチマークスコアも高いし、操作性に関しては余裕です。

電子書籍が読みやすいか?

私が8インチの高解像度タブレットを買う理由の一つ・・・いや70%は電子書籍の為です。高精細で軽くて読みやすいというのがざっくりとした条件で、その為、Xiaomi Mi Pad2やら、dTab Compactなど8インチ前後のタブレットが大好きなわけです。

X80 ProもWUXGAの解像度を備えている為、ネット閲覧は余裕の綺麗さ。

では電子書籍はどうでしょう。いつも読んでいるdマガジンで試してみました。 8インチで16:10の縦横比だから縦長で、ちょっと雑誌には不向き。上下で余白が大きい。また全体的に若干青みがかった液晶。
ただし、文字はかなーーーーり綺麗。読んでいて気持ちの良い文字の美しさ。
動作も軽快です。次にKindleアプリで閲覧。使用感自体は全く変わらず、縦長で8インチとしてはやや文字が小さくなるのも同じ。ただ文字はやはり綺麗でジャギーなど一切感じず、紙媒体と変わらない美しさで小さい文字も読みやすい。

漫画も上下に余白ができるので、8インチの割には小さくなってしまうが、それでも画面自体が綺麗なので、文字主体の雑誌同様に読みやすい。これは本体の軽さ(308g)というのも好影響していると思う。

プラスチック感満載で、チープさはあるX80 Proですが、逆にそれが軽さを生んで、電子書籍リーダーとして良い感じの軽快さを出している。

また、ページ送りにボリュームボタンを割り当てて片手操作できないかと試してみましたが、なんとか可能というレベル。右上の最上方にボタンがあるので、片手持ちだとバランスが悪くなるのですが、握力ある方なら大丈夫でしょう。

まとめ:10,000円のタブレットとしては充分の性能

私が購入した時点では、セールで10,000円弱(DHLの送料入れて10,000円ジャストぐらい)でしたが、この価格の8インチタブレットとしては十分な性能でしょう。AnTuTuのベンチマークスコアは60,000越えだし、WUXGAの液晶は綺麗で、タブレットとしてもサクサク動く。

確かに端末自体は安いプラスチック製で、しょぼさはあるが、自宅で気楽に使うのなら人に見せる事もないし、もしろプラスチック製だからこその軽さがある。軽くて高解像度で文字も読みやすい。ここに魅力を感じるなら買って損はないです。

と言っても、レビューしたのはまだAndroidだけ。と言いつつ実はWindows10も動作は快適です。ただやはり8インチWin10でWUXGAというのは操作しづらい部分もあり、間違いなくマウス+キーボード必須なので、そういう環境がある方ならWinタブレットとしても充分使えるでしょう。

記事作成時点では、セールで8,983円。やばい安すぎる・・・そして悔しい。ここまで値が下がるとは。ただ満足度は高いので、もう1台、子供用とか親戚用に買っても良いかもと思えるぐらい使えるタブレットです。買って後悔はしていません。

関連サイト/関連記事

・紹介記事 :これよさげ!8インチWUXGA『Teclast X80 Pro』発売! Win+AndroidデュアルOS搭載
・レビュー記事: 8.0インチWUXGAタブレット『Teclast X80 Pro』実機レビュー! 開梱・外観をチェック!
・GearBest販売ページ:8 inch Teclast X80 Pro Tablet PC
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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