伊豆大島の旅行記 その2は、旅先での最優先課題のレジャー「釣り」と、ホテルや食事関連の感想をまとめてみました。
前回の旅行記はこちら。
ホテルは”しまぽ通貨”で2割引!有効活用すべし
泊まるところを渡航前日にざっと調べ上げたのですが、予算に合う中ではホテル赤門さんしかほぼ選択肢が無かったので消極的決定でした。
しかし結論から言いますと、予算のわりにとても良いホテルでした。最盛期のこのシーズンで1人1万円ぐらい。さらに東京都の補助でホテル等の宿泊施設、飲食店等で使える「しまぽ通貨」という電子通貨のような制度があるのです。
購入前に本人認証(運転免許証等の写真をアップロードする等)が必要ですが、ホテル決済前にすればいいので、伊豆大島に到着後でも充分間に合います。私の場合は特に、ジェット船自体が伊豆大島に着くかどうかわからんという状況だったので、島内でしか使えない通貨を事前購入するリスクは避けたく、到着後に手続きしました。
さてホテル赤門さんですが、正直見た目はやや古めでデカいホテルとかとは比べものにならないのですが、ご家族でいろいろとやられていて私達にはそれが良かった。変に気を遣うことも遣ってもらうこともなく、良い意味でほったらかし。釣り人2名旅としては充分な部屋です。
またホテル内には看板にゃんこもおり、猫好きには極上の癒やしです。
釣り人にとっては極上の島
さて肝心の釣りですが、台風の風が強いので、風がないところを探して朝から夕方まで、島内をぐるぐる回ってあちこち行って釣りしてました。車で1周回ったら1.5時間ぐらいでしょうか。
下の魚はアカハタ(30cmぐらい)。もうちょっとデカければなぁ。煮付けにすると非常に美味しい魚です。
釣り人からすると離島フィッシングは羨望の的ですが、やはり雰囲気は最高。
我々はあまり情報もなく、しかも台風で釣り場が限定されて状況もあまり良くなく、釣り方もとりあえず手持ちのルアーで行って、そこそこ釣れているので、これがもっと平穏な時なら凄い事になりそうな予感がします。秋とかアオリイカが凄く釣れそうです。何杯か、産卵に来たデカいアオリイカの夫婦を発見したのですが、エギ=ルアーには見向きもしてくれませんでした。次回チャンスがあればイカ狙いで来たい。
また現地の人も私達のように離島に渡ってきた釣り人も”ギスギス”しておらず、とてもフレンドリーなのがなにより良い。東京や神奈川の堤防は人が多く、また場所によっては地元ローカルルールみたいなものもあったりして、正直面倒くさいのですが、伊豆大島での釣りは本当に気兼ねなく釣りが出来て良いです。これだけでもまた来たいと思わせます。
お盆の時期の食事は要予約
さて、旅先での楽しみはご飯。宿のご飯も好きですが、一般的にやや割高感があるし、好きなものを好きなだけ食べたい派なので、小鉢で(好みでは無いものも含め)いろんなものが出されるホテル飯よりは、外にでて食べたい派です。
なのですが、これもまた準備不足/調査不足で、「おとこ2人旅だし、最悪スーパーの弁当でも良いよね。まぁそこまで行かなくてもなんとかなるだろ」と来てしまったのがやや敗因でした。というのも、行きたいなと目星をつけたところはどこも予約でいっぱい。釣りの間に電話しまくったのですが、ダメでした。やはり繁忙最盛期のお盆では行き当たりばったりは厳しいのか。
なんとか探し出し、そして時間も17時ぐらいにしたら飛び込みでもかろうじて入れました。それでも「空いてますか?」を数件やってって感じですから、かなり時間の無駄は多かった。でも頑張った甲斐はあって島の郷土料理&名物の「べっこう寿司」が食べれて良かったです。魚の漬けを寿司にしているのですが、伊豆大島の唐辛子醤油に漬けているので、ピリ辛で旨い。この唐辛子醤油は数百円でお土産もの屋とかスーパーで売っているので思わず買って帰りました。
大将1人、バイト(外人)1人でやっているようなお店で、大将も後から来た常連さんに「ごめん。いろいろ話している時間が無いのよ。今日は無理~」と言ってましたから、完全にキャパオーバーなんでしょう。ラーメン食べたお店も、魚の煮付けを頼もうとしたお客さんには「時間かかるからあんましお勧めはできない」って言ってましたし。繁忙期ならではなんでしょうね。
私達のようにお盆などの繁忙期に行くなら、ホテルのご飯のほうが良いのかもしれません。それかお店は事前予約した方が良いですね。我が家の家族旅行ではご飯関連は全て奥さんが管理して調査&予約してくれていたので、その有り難さをしみじみと感じる旅でした。
さて旅行記の次回は、、、台風の影響で帰りがヤバいです。