UMIDIGIから発売されたスマホ「UMIDIGI A1 Pro」をUMIDIGI様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。
UMIDIGI A1 Pro の主な特徴
UMIDIGI A1 Proは5.5インチでHD+解像度を持ったスマホ。5.5インチですが18:9縦長ディスプレイの為、実質的には5.0インチサイズのコンパクトなスマートフォンです。
価格が100ドルちょいと非常にリーズナブルなのが大きな特徴。そのためSoC(CPU)はMT6739とローエンド。ですがそこはUMI。3GB RAMでギリギリの余裕を持たせ、ストレージは16GBと少ないもののこれはmicroSDで補えるので問題無いレベルに絞っています。
絞り込んだ上でカメラはダブルレンズ(13MP+5MP)と欲張っていて、ローコストながらも必要なポイントをしっかり抑えたスペックです。
また対応周波数帯も日本にばっちりと合っていて、ドコモのLTE B19,ソフトバンクのB8,auのB18といったプラチナバンドにも対応しています。UMIDIGIは今後日本でも販売していきたい野望があり、グローバル戦略の一環としてA1 ProがB19等に対応しているとの事です。
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今回は初回と言う事で、外観をメインにレビューしていきます。
主要スペック
開梱と同梱物
外箱はこんな感じで凝ってます。1万円そこそこのスマホでこういう余裕があるのは素で凄いと思う。 箱裏にはスペック表が。LTE B19対応も書いてありますね。
グローバル戦略スマホだからか、「LINK TO THE WORLD」の文字がマニュアル箱に書いてある。UMIの気合いが感じられます。
同梱物は、TPUケース、USB Type-Cケーブル、USB充電器、マニュアルです。USB充電器は日本で使えないコネクタ形状なのでアダプタを使うか、別途用意する必要があります。
外観&ファースト・インプレッション
初期設定を終えて起動後の状態です。ディスプレイの発色がいいし、HD+という解像度の低さも全く気にならないし、左右ベゼルは極細だしとほんとに100ドルなのかと疑うレベル。縦長5.5インチですがサイズ感としては5インチで、身近なところだとGalaxy S8/S9あたりと同じようなイメージ。ちなみに初期セットアップ時から日本語が選択でき、その後は全て日本語になります。アプリ名から設定まで、ほぼ日本語化されています。さすがはグローバル戦略機だなと感心します。
下部にはUSB Type-C端子とイヤホンジャック、スピーカーがある。この価格帯でUSB Type-C端子を採用しているのも好感が持てます。
右側面には電源ボタン/ボリュームボタンという一般的な配置。側面は金属素材でチープさがありません。上部にはSIM/microSDトレーがあります。
nano SIM x2か、nano + microSDという構成になります。ストレージが16GBしかないので、基本的にはmicroSDで容量不足を補いたいところです。
特徴的な背面。ギラギラとした反射が目立ち、室内では以下のような色合いですが、実は非常に綺麗です。外に持ち出して太陽光下で撮ったA1 Proの写真。ブルーが映えて美しい端末です。上部には13MP+5MPのダブルレンズカメラがあり、その下には指紋認証リーダーがある。3つの円が連なって配置され、デザイン的にも背面のアイコンとなっている。
但し上記のように指紋跡は目立ち、これだけ背面が美しいと頻繁に拭き取りたくなる衝動に駆られる。付属の背面カバーを使うか、クリアカラーのカバーを別途購入したほうがいいでしょう。
カメラの試し撮りは次回レビューで公開します。
実重量
実重量を計測してみました。公式サイトでは173gですが、実際は183gと10g重い結果です。
183g自体はそう重いほうでもないのですが、5.5インチの縦長ディスプレイで実質5.0インチという事を考えると、重い。サイズも小さめなので、イメージする重さよりはやや重量感を感じます。ただ100ドル強という価格を考えれば、デザイン、質感、非常によく頑張っているし、重さにまでケチを付けるのはちょっと酷でしょう。
開梱レビューまとめ
今回は最初のレビューと言う事で、さくっと外観周りをチェックして重量を計測してみました。
100ドルのスマホと言う事で、過去の中華スマホの経験から「CGで作った画像は綺麗だけど、実物はいまいちでチープなんでしょ?」と思っていた所が正直あります。しかし実物見て私の想像が間違っていたことに衝撃を受けました。300ドル以上のものには見えませんが、A1 Proが200ドルといわれても充分な質感を持っています。5.5インチ縦長ディスプレイはHD+とフルHD+が定番の昨今としては低い解像度ですが、充分明るくて発色もいいし、解像度による粗さは全く感じない。ベゼルも細いし、背面はつややかな仕上げは充分美しくスタイリッシュです。
183gは画面サイズに対して多少重いかなと感じますが、普通のスマホとして持つ分には許容範囲内だし、なにより100ドル=1万円ちょいという価格を考えればこのぐらいの難点は許してあげたくなります。
次回のレビュー後編では、カメラの性能やベンチマークなどを試してみます。外観はよくできていますが低スペックである点がどの程度実力に影響するかいろいろと試してみます。
UMIDIGI A1 Pro の価格
記事作成時点の価格ですが、TOMTOPが結構安く99.99ドルでセール中です。
またAliExpressのオフィシャルショップでは99.39ドルがサイトにあるクーポンで2ドルOFFになり、97.39ドルで買えます。
・AliExpress.com Product – Umidigi A1 Pro Global Version
送料は基本無料ですが、届くまで1ヶ月程度覚悟する必要があるので、早く欲しい方はオプション配送のExpedited Shipping(DHL)をお勧めします。わずか共に15ドル程度掛かりますが、GearBestの場合は3-8営業日で届くなどかなり早く手に入れることができます。*UMIDIGI オフィシャルショップではDHLをつかっても31日掛かると書いてある、、、。
セール/クーポン情報はこちらに追記していくので、こちらも併せてチェックしてみてください。
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GearBest/TOMTOPでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」
・TOMTOP買い物ガイド :TOMTOPでの買い物の仕方~日本語もあるので輸入も比較的簡単~