低価格スマートウォッチ「UMIDIGI Uwatch review」を買ってみましたのでレビューしていきます。
主な特徴
Uwatchのディスプレイは1.33インチのサークル型。解像度は240×240で表示部は真ん中のスクエア部だけです。フェイスデザインの変更も可能です。
バッテリーは180mAhとスマートウオッチとしては大容量で、3時間でフル充電させると7-10日は使えると謳っています。スマートウオッチは毎日充電となると面倒ですが、7日と言わずともウイークデーの5日間持ってくれれば週1回の充電でまかなえるわけで、この仕様なら実用域。
またライフログに関しても専用アプリで同期可能。
バンドは本来Sports Red/Sports Black/ Milaneseの3タイプがあるのですが、今回レビューしているのはMilaneseというメタリックバンドになります。
価格も3000円以下で買えるので、試しで買いたいなと思える点も結構重要です。
同梱物と外観
開梱して同梱物等確認していきます。
同梱物は、マニュアル、USBマグネットケーブルだけです。
マニュアルは多言語バージョンですが、日本語も入っていてるので、迷うことは少ないと思います。
Uwatch 本体。ディスプレイ面の下にうっすらと丸い部分があるのですが、そこが唯一のタッチセンサーになっています。ディスプレイ自体にはタッチ反応がないので、ぱっと見の雰囲気とは違うのでちょっと注意が必要。というのはこのタッチセンサー一つで、メニュー切り替え、確定をしていくので、操作性という面では今ひとつです。しかし、いろいろとメニューはあって触りたくなりますが、ある程度使えば多くの場合はほぼ時計と通知確認でしょうから、タッチ操作自体は少ないでしょう。時計画面のOnは腕をひねるか、タッチセンサーボタンに触ると表示されるようになっています。
ベルト部分はメッシュタイプの金属で、UMIDIGIロゴがある部分がマグネットになっていてます。このマグネット部分でどこでも固定が可能で、無段階で調整ができるようになっています。
ただマグネットがそこそこ強いので、腕から外して置くとくしゃっとまとまってしまいます。再び腕に着ける際に若干イラッとします。もう一つ。充電用のマグネットケーブルもバンド同様に、充電しようとする際にバンド側にひっついてしまう。これも若干イラッとします。まぁ慣れもありますが、嫌ならバーバンドのタイプも選べます(Sportブラック)。ただ質感とかはメタルバンドは良いんですよね。とても3000円以下には見えないので。
使ってみた
実際使ってみました。外でも液晶が明るく非常に見やすい。機能的には心拍測定、歩数計、睡眠計などが単体で測定できます。ただ基本的にはスマホアプリと連動して使うので、まずはペアリングしていきます。
アプリはDa FitというアプリをGoogle PlayやApp Storeで検索してインストールします。あとはアプリを開いて設定を進めると以下右画面になるので、スマホのBluetoothをOnにしておけば勝手にペアリングしてくれます。Da Fit自体は日本語しっかりしているので、違和感なく使えるのは良いですね。設定も非常に分かりやすくて使いやすいです。文字盤の変更や、通知アプリの変更も出来ます。文字盤の画像は任意のものに設定も可能。
日本ではとても重要なLINE通知も設定をOnにしておけばちゃんと受け取れます。Uwatch自体のファームアップデートもこのアプリ経由で簡単にできちゃいます。ライフログとしては、歩数、睡眠、心拍をデータとして蓄積可能です。ペアリングしていればほぼリアルタイムでデータ反映され、以下のように見ることができます。
LINE等の通知もしっかり受け取れて、日本語フォントもちゃんと見やすく読み取れます。以下文章はちょっとアレですが・・・(私のサブスマホの画面が半分見えなくなった時の知り合いからの返信(汗))。通知はバイブレーションもあるので、腕でしっかりと通知を感じる事ができます。ただこれはリアルタイムで5秒ぐらい表示されるものなのですが、過去のものは全部保存されるのではなく、直近3つまでです。同時多発的にLINEがバンバンくると、見落とすと結局はスマホで確認することになります。
バッテリーは売り文句の7日使えるという感じではないですね。2-3日に1度は充電するイメージ。通知が多くてバイブレーションがバリバリ働くからというのもあるかもしれません。
しかし全体的に、メッセージはかなり長文でも読むことができるし、ディスプレイも外でも見やすいし、非常に使い勝手は良い。正直「これで3000円なの?」というレベルではあると思います。
まとめと価格
まずちょっとなぁと思うのはやはりバンド/マグネットケーブル。バンドは無段階調整ができるのがメリットですが、留め具部分がバンドにひっついて、着ける際にいちいち外す必要があるのはイラっとする。またこれは充電用マグネットケーブルも同様。
ただ装着してしまえば快適そのもの。見栄えも良いし、到底3000円のスマートウォッチには見えないぐらい質感は高い。
また1つしかないタッチセンサーのボタン操作も最初は面倒だなと感じますが、こちらも慣れで解決できます。また本分に書きましたが、私の場合いろいろいじるのは最初だけで、結局はほぼ触らなくなる。特に私は通話とLINEの通知さえあれば良いだけという使い方というのもあるでしょうけど、私のようにせいぜいメッセージ確認程度だというなら不満は少ないはずです。
と、いろいろと難もあればプラスもあるわけですが、総じてライフログ+通知+時計として使えるスマートウォッチとして充分使えるし、しかも3000円以下で買えちゃうというのはかなりよく出来ていると思います。
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