Xiaomiの6.44インチスマートフォン「Xiaomi Mi Max2」レビューです。
いわゆるズルトラ(XPERIA Z Ultra)サイズで、電話として使うならギリギリのサイズながらも6.44インチの大画面でネット検索が捗ったり、ゲームや動画の迫力ある映像や、電子書籍が読みやすいなどメリットが多数あります。私の場合、初代Mi Maxをサブスマホとして毎日持ち歩き愛用していました。
今回は初回ということで、開梱~外観レビューしてみたいと思います。
*端末はGearBest さんにご提供頂きました。
Xiaomi Mi Max 2の特徴と主要スペック
スペック的にはミドルクラス。SoCはスナドラ625,RAM 4GB、ストレージは64GBといういかにも真ん中クラスの構成。
バッテリーは5300mAhあり、メーカーの言う「2日間使える」というのは事実でしょう。私のように「サブスマホ兼タブレット」のような使い方だとそれほど使用頻度が高いわけでも無いので、毎日充電しないでいいというのは楽ですね。
ミドルスペックですが、価格的に3万円前後と買いやすいのが特徴です。
- SoC :Snapdragon 625 Octa Core Max 2.0GHz
- RAM + ストレージ: 4GB + 64GB / 4GB + 128GB
- ディスプレイ : 6.44 インチ フルHD解像度 (1920 x 1080)
- OS: Android 7.0 (MIUI 8)
- バッテリー : 5300mAh
- カメラ: リア 12MP / フロント 5MP
- SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, Micro SIM x1 , nano SIM x1
- microSD: 最大128GB (microSIMと排他利用)
- USB : USB Type-C
- WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.1
- サイズ/重量: 174.1 x 88.7 x 7.6 mm / 211.0g
- ネットワーク: 2G:GSM 2/3/5/8
2G:CDMA BC0
3G:CDMA EVDO BC0
3G:WCDMA 1/2/5/8
3G:TD-SCDMA 34/39
4G:TDD-LTE 38/39/40/41 (狭帯域 100MHz)
4G:FDD-LTE 1/3/5/7/8 - 日本語ロケール: 不明
- その他 : 指紋認証センサー/ QuickCharge3.0対応 /NFC/IR(赤外線)
開梱~外観チェック
ではさっそく開梱。今回レビューしている端末は4GB RAM + 64GB ROM版です。同梱物はUSB充電器とUSB Type-Cケーブル、マニュアル。
USB 充電器はQuickCharge3.0に対応したもの。コンセント形状も日本で使えるタイプです。
初期セットアップしてみましたが、日本語無し。MIUI8のXiaomi端末なのでこれは当たり前なのですが、後々MoreLocale2で日本語化していきます。(要PCで少し大変です)
初期セットアップ後の状態。日本語化されていないので英語版です。上部に5MPのインカメラがある。流行りのベゼルレスという訳では無いものの充分薄く、画面とベゼルの間の黒縁も小さく、ほとんど気にならない。このあたりはさすがXiaomi端末といったクオリティ。(ベゼルレスを謳っていても、黒縁が大きいような中華スマホは結構ありますし)下部にはナビゲーションボタンがあり、最近流行りのホームボタンは無し。ボタンはタッチするとLEDで点灯しますが、消灯しても印字は残るのでデザイン的にはちょっと安っぽく見えてしまう。ただこれは慣れで、実用上は印字があったほうが使いやすい。
下部側面にはUSB Type-Cポート。初代Mi MaxはmicroUSBだったのでここは大きな進化。使い勝手が格段に良くなりました。またQuickCharge3.0に対応したことで、5300mAhの大容量バッテリーの充電も速くなった点は良いところです。
右側面には電源ボタンとボリュームボタン。6.44インチというサイズを考えればもうちょっと下でもいいのかなと思いますが、もっと上にあるスマホも多い事を考えれば標準的の配置。上部側面にはイヤホンジャックと赤外線(IR)がある。Mi Remoteアプリを使えば家電のコントロールも可能。左側面にはSIM/microSDスロットがある。
microSIM+nano SIMのDual SIM構成。もしくはmicroSD+nano SIMという構成で使える。
背面。こちらも至って普通。真ん中に指紋認証があり、上部には13MPのカメラがある。指紋認証の反応はとても良く、ほぼ違和感なく使える。カメラに関しては次回以降のレビューで実際撮った写真をお見せします。
実重量は213g。手に持った感覚としてはそこまでの重さは感じられない。というのも6.44インチというサイズのためか、なんとなく「デカいし重いだろう」という感覚で持つのですが、意外と「そこまでではないな」と感じる。
外観チェックの感想
Mi Max 2の外観の感想としては「優等生」。Mi Maxの後継機としては面白みの無いキーコンセプトのままのデザイン。カラーもゴールドだけで目立つ要素はありません。
しかし細いベゼルは6.44インチというサイズでは持ちやすさに寄与する要素ですし、角が丸く持ちやすいという点も良いところ。ぱっと見の派手さはほぼ無いのですが、ナビゲーションタッチボタンが普通に使いやすい点や、充電端子がUSB Type-Cに変わり、またQuickCharge3.0に対応したことで、大容量バッテリーでも急速充電ができる点はプラス要素です。
レビューは後編の【カメラやベンチマーク等いろいろ使ってみた編】に続きます。
Xiaomi Mi Max 2の価格
記事作成時点の価格ですが、GearBest ではセール中で約3.2万円で販売中です。・GearBest 販売ページ:Xiaomi Mi Max 2 4G Phablet – GOLDEN
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GearBest での購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.com買い方ガイド : 中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで