Xiaomi/Huamiのスマートウオッチ「AMAZFIT GTS」を買ったのでレビューです。
結論から言っちゃいますが、これ、一度使うと手放せない奴です。
Amazfit GTSの特徴
Amazfit GTSディスプレイは1.65インチ(348×442)のAMOLEDディスプレイでGorilla Glass3+AF(防指紋)コーティングがされています。恐らく兄弟機のAmazfit GTRは円形ディスプレイで、GTSはそのスクエア版という感じですが、四角い分、1画面の情報量が多いのが特徴です。
基本スペックも似ていて5ATM(50m)防水は同じ。
更に24時間心拍数測定、単体GPSトラッキング、NFC、6軸加速度センサー、3軸地磁気センサー等を装備。
バッテリー容量は220mAhと、Amazfit GTRの47mm版の半分近くなのですが、それでも通常使用で14日、基本的な時計表示だけなら46日、GPSは25時間もの連続使用が可能です。これだけGPSが使えるなら、登山などでルートトラッキングしていても2-3日は使えそう。
Amazfit GTRはごつい見た目でスポーティさが際立っていましたが、GTSはどちらかというとビジネスとか日常使いがメインという方向けのデザインです。
カラーも6色あり、バンドも交換できるので、自分の好みでセッティングが可能。
機能も豊富で、天気情報の表示や音楽コントロール、スマホアプリ(メール/SNS/電話等)の通知などが可能です。
開梱と本体周り
さっそく開梱していきます。カラーはブルーにしました。購入は海外から140ドル程度とリーズナブル。この記事を書いている今も139.99ドルでセール中です。(購入方法とかは最後に記載しました)
同梱品はシンプルで、マニュアルと充電USBケーブルのみ。
マニュアルはマルチランゲージとなっていて、日本語もしっかりとあります。
なお、技適も取得している記載がありました。このあたりはAMAZFIT GTRと同じですが、法律的に安心して使えるのは有り難い。
Amazfit GTS自体はとてもシンプルで、右側に1つだけボタンがあるだけ。画面のOn/Offと長押しでワークアウトの表示ができます。その他操作はタッチで可能。
背面には心拍センサーと充電端子のみ。こちらもシンプル。
ペアリングとアプリインストール
Amazfit GTSの電源を入れるとQRコードが表示されます。
これをスマホで読み取ってアプリをインストールするか、Google Play/App Storeで”Amazfit”で検索するとAmazfitアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。
インストール後はXiaomiのアカウントか、Google/WeChat/Facebook/Lineアカウントでログインし、Amazfit GTSを選び、あとは画面の指示にしたがってペアリングしていけばOK。
アプリ自体は日本語対応しているため、ペアリング時に困ることはあまり無いでしょう。
日本語対応
Amazfit GTS本体側もしっかりと日本語化されています。Amazfit GTRは暫く英語/中国語のままでしたが、GTSは日本語化されておりこちらも違和感無く使うことが出来ます。
ディスプレイがめっちゃ見やすい
AMOLEDディスプレイという事で、外出時に見づらいのかもと心配しましたが、まったくの杞憂でした。めちゃ見やすい。デフォルト輝度はだいぶ低めなのですが、室内だけでなく外で使用しても問題無く見えるレベル。もちろん輝度調整してもう少し高めにするとよりはっきり見えるので、気になる人は多少バッテリーを犠牲にしても良いなら輝度高くすると良いでしょう。
それにしてもAmazfit GTRの丸形からGTSは角形になったわけですが、たったそれだけのことで情報量が多くなり、圧倒的に情報が見やすくなっています。
メールやLINEの通知
通知設定はアプリ側でLINEやメールアプリを追加しておけば、通知をAmazfit GTSで受け取る事が出来ます。
LINEは誰からのメッセージか、そしてメッセージ内容も確認が可能なので、運転中やマナーモード(仕事中や映画館など)が必要な場面であっても、スマホを確認することなくメッセージ内容をチェックすることが可能。
メールも受け取れますが、メール本文ではなく件名のみでした。
アプリの使い心地
Amazfitアプリはほんとに良く出来てます。日本語もほぼ完璧ですし、アラームや着信のOn/Off、時計の検出、心拍数センサーのOn/Offなどなど細かい設定が可能。フェイスの変更もアプリから容易に行えます。
フィットネストラッカーとしてもしっかり データ取りしてくれるし、GPSと連動させれば以下のように地図上で軌跡も見ることが出来ます。
心拍数も常時トラックしてくれるので、走った時とか値が高めにスパイクしているのが分かるのが嬉しい。
電池の持ち
Amazfit GTSはGTRの半分の220mAhという事で、バッテリー持ちをやや心配しましたが、実際のところは2週間持ちました。とは言え2週間ギリギリという感じ。GTSは3週間以上余裕なのでバッテリーが減っている分は確実に持ちが悪くはなっていますが、それでも2週間持てば実際は困ることはないです。それに私は輝度を若干高め、LINEとメールの通知をOnにしたので、毎日かなり多くの通知=バイブレーションが動作したため、持ちはかなり悪くなる状況で使っていましたが、それでもメーカー公示の2週間どおりになんとか持つのはかなり凄い事。
使わずにスタンバイにしておくと1日で2%ぐらいしか減らないし、平日だけ使って、休日使わないというような使い方なら3週間ぐらい使えるかもしれません。
常時表示も可能
デフォルトではOFFですが、AMOLEDディスプレイの特色を活かした常時表示(Always On)も可能です。
GTSの設定→常時表示と進むと設定でき、アナログとデジタルの2つのタイプから選択可能。
表示は簡素な物だし輝度も低めですが、リッチな情報が欲しければ左のボタンを押せば良いだけだしこれで充分。常時表示により普通の腕時計ライクな使い方ができるので、時刻を確認したいケースではとても便利です。
反面、バッテリーライフは常時表示ではないモードの時よりは減り気味になる(Always Onを設定するとそのように警告もでます)。だからこそデフォルトOFFなのですが、私の使っていた感覚ではバッテリー持ちは10%も悪くならない感じでした。
総括:ほぼ欠点がない
正直、使う前は「Amazfit GTRのたいしてかわらんのでは?」と思っていましたが、圧倒的にGTSのほうが私の好み。
まず軽い。GTRは47mm版だと36g、GTSは24.8gと11g程度軽量です。その分バッテリーが減っているわけですが、2週間持つのでこれはデメリットよりもメリットが上回ってる。しかも薄型で装着感がいい。
LINEの通知も受け取れるし、ディスプレイは日本語表示もできるし時計の常時表示も可能。(この点はアップデートでGTRも追いついたと思いますが)
という感じでもう死角がない。
あえて言えばApple Watchライクなデザインですが、スクエア型は情報量が多くて使いやすいのだから「似てるから」というだけで卑屈にはならないほうがいいかな。(Apple信者からするとApple Watch廉価版みたいな印象になるのかも知れないですがね)
価格もセールとかなら140ドル=約15,000円程度で手に入ります。個人的には、これ以下の価格で機能が落ちるスマートウォッチは要らないし、これ以上高価で余計な機能(NFCとか通話機能とか)が付いたスマートウォッチも要らない。現時点でこれで充分だと思わせるスマートウォッチで、冒頭にも書きましたが私の日常に不可欠なアイテムとなりました。
価格
Banggoodではセール中で12,910円です。(記事作成時点の価格)
購入方法は以下参照して頂ければと思います。
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