中国のスマートフォンメーカーBlackviewがHelio P60を搭載したタフネススマホ『Blackview BV9600 Pro』を発売しました。LTE B8/B19 プラチナバンド対応です。
Blackview BV9600 Plusの主な特徴
BV9600 PlusはBlackviewではハイエンドになるタフネススマホ。SoC(CPU)にはMediaTek Helio P60を搭載。概ねSnapdragon660と同等のベンチマークスコアですから、性能面で充分期待できます。メモリは6GB、ストレージは128GBです。
ディスプレイは6.21インチフルHD+解像度で、ノッチありのディスプレイです。しかもAMOLED(有機EL)ディスプレイ。中堅メーカーにもAMOLED採用の流れが来ましたね。ただタフネススマホはアウトドア利用が主な所もあるので、太陽光下でやや見づらくなる特性を持つAMOLED採用は一概に喜びだけではないのですが、そのあたりは充分テストして行けると判断しているのでしょう。また特徴的なのは指紋認証リーダーで、側面に配置されています。「ここだぞ」とタッチする場所をアピールせず、側面デザインに溶け込んでいるように見えるのがやや実使用面で心配ですが、実機見てみないとなんともな感じ。慣れもあるのかもしれません。カメラは背面が16MP+8MPのダブルレンズカメラ。絞り値は共にf2.0なので低照度にも強い。フロントは8MPで同じくf2.0です。またタフネススマホとしては結構重要なワイヤレス充電にも対応しています。タフネススマホはUSB端子がゴムパッキンで覆われている事が多いのですが、このBV9600 Proはなんとキャップレス防水となっています。そのためそのままUSB Type-Cケーブルが差し込めるようになっています。このメリットは非常に大きいのでもっとアピールしてもいいと思うのですが、Blackviewではワイヤレス充電ばかりをアピールしてまいす。ちょっともったいない。ちなみに防水性能はIP68だけでなく、IP69Kにも対応。また気になる周波数帯ですが、LTE B8(SoftBank)/B19(docomo)といった日本のプラチナバンド対応です。
4G FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B
4G TDD-LTE: B34/38/39/40/41カラーはグレーとシルバーの2色。本体重量も268gといろいろ詰め込んだタフネススマホとしては軽めに仕上がっていると思います。
価格はのちほど細かく書きますが、概ね370ドル程度と中華タフネススマホとしては高めの設定です。ただHelio P60でSnapdragon660と同等レベルな点を考えれば、悪くない価格設定です。
主要スペック
価格
Blackview公式ストアで販売がスタートしています。価格は369.99ドル。
Blackview公式ストア
11/10までは369.99で、しかも保護フィルムとワイヤレス充電器が付いてきます。但しその後は段階的に449.99ドルまで上がるので欲しい方はお早めに。
今後、GearBestやBanggood等でも販売されていくと思いますので、そちらも価格が分かり次第追記していく予定です。
関連ページ
・公式ページ : Blackview BV9600 Pro
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