【GEEKOM A5 2027 Edition 実機レビュー】ほぼ無音で熱くない!性能も静音性も妥協しない「毎日の仕事に最適なミニPC」

最近、在宅ワークやフリーランスのデスクワークだけでなく、「AIエージェントに調べ物やデータ整理を任せる」「ファイルを常時共有する」といった目的で、PCの電源を一日中つけっぱなしにしておくシーンが増えてきましたよね。

そうした使い方をしていると、瞬間的なベンチマークのスコアよりも、「何時間マルチタスクを続けても重くならないか?」「ファンの音がうるさくて集中が切れないか?」といったポイントのほうがずっと重要になってきます。

今回レビューする「GEEKOM A5 2027 Edition」ミニPCは、まさにそんな悩みに応えてくれる一台です。

GEEKOM A5 2027 Editionの特徴

まずはざっくりとした特徴から。「GEEKOM A5 2027 Edition」は、省電力かつマルチタスクに強いAMD Ryzen 7 7730U(8コア/16スレッド)を手のひらサイズに詰め込んだ超小型PCです。

「朝から晩まで8時間以上ぶっ通しで作業しても、熱ダレ(速度低下)せずにキビキビ動き続けること」を一番に考えて設計していると謳っています。

主なスペックは、CPUには最大4.5GHz駆動のRyzen 7 7730Uを採用し、グラフィックスはAMD Radeon Graphics。メモリは標準で16GB(最大64GBまで換装OK)、ストレージは高速な512GB M.2 NVMe SSDを積んでいます。さらにM.2 SATAスロットや2.5インチドライブベイも空いているので、合計で最大7TBまで増設できるというモンスター級の拡張性も備えています。

映像出力はHDMIが2基、Display出力対応のUSB Type-Cが2基あって、これ単体で最大4画面の同時出力に対応。有線LANも高速な2.5Gbpsポートを搭載し、Wi-Fi 6やBluetooth 5.4、Windows 11 Proプリインストールと足回りも抜かりありません。本体重量は約600gちょっとと非常に身軽で、ミニPCとしては珍しい「メーカー3年保証」がしっかり付いているのも安心できるポイントです。

項目 仕様・詳細
製品名 GEEKOM A5 2027 Edition
プロセッサ (CPU) AMD Ryzen 7 7730U
(8コア / 16スレッド、最大4.5GHz、TDP 最大20W / 最適化常用プロファイル 15W)
グラフィックス AMD Radeon Graphics
メモリ (RAM) 16GB DDR4 SO-DIMM スロット ×2
(デュアルチャネル対応、最大64GB)
ストレージ 256GB/512GB

・M.2 2280 PCIe Gen4 SSDスロット ×1(最大4TB)
・M.2 2242 SATAII SSDスロット ×1(最大1TB)
・2.5インチ SATA HDD/SSDドライブベイ ×1(最大2TB)
※合計最大 7TB まで拡張可能

映像出力 最大4画面同時出力対応(4Kサポート)
・HDMI 2.0 × 2
・USB 3.2 Gen 2 Type-C(DisplayPort対応) × 2
インターフェース(前面) ・USB 3.2 Gen 2 Type-A × 1(S5 Power Delivery / 電源OFF時給電対応)
・USB 3.2 Gen 2 Type-A × 1
・3.5mm ステレオヘッドセットジャック × 1
インターフェース(背面・側面) ・USB 3.2 Gen 2 Type-C × 2
・USB 3.2 Gen 2 Type-A × 1
・USB 2.0 Type-A × 1
・HDMI 2.0 × 2
・2.5G RJ45 有線LANポート × 1
・DCジャック × 1
・SDカード 4.0 スロット × 1(側面)
・ケンジントンロック × 1(側面)
有線LAN 10 / 100 / 1000 / 2500 Mbps(2.5GbE RJ45)
無線通信 (Wi-Fi / BT) Wi-Fi 6(Intel® Wi-Fi 6) / Bluetooth® v5.4
冷却システム IceBlast 3.0 冷却システム(アイドル時 約28dB、全負荷時 約32dB)
筐体・構造 一体型オールメタル内部フレーム(垂直耐圧 最大300kg対応、339項目の信頼性試験クリア)
電源アダプター 65W(19V / 3.42A, 100-240Vac)
OS Windows 11 Pro プリインストール
本体サイズ・重量 117 mm × 112 mm × 49 mm / 約652 g
その他・保証 VESAマウント対応、Wake-on-LAN対応、GEEKOM公式 3年保証

*GEEKOM様にお借りしてのレビューです

2. 同梱物と外観・本体周り

同梱物は、本体のほかに小型の65W ACアダプター、国内コンセントですぐ使える2ピン電源ケーブル、HDMIケーブル、モニター裏に取り付けられるVESAマウントブラケット一式、マニュアルとなっています。

本体を手にとってみると、117×112×49mmという手のひらサイズ。ミニPCらしい小型ボディですが、後述しますがこの小ささの割に拡張性がとても高いので驚きます。

端子類もかなり充実しています。前面にはUSB 3.2 Gen 2 Type-Aが2基とイヤホン端子、電源ボタンが配置されていて、このUSBポートの片方は「PCの電源が切れていてもスマホ等を充電できるS5給電」に対応しています。

背面には画面出力対応のUSB Type-Cが2基、HDMIが2基、さらにUSB-Aが2基と2.5G LANポートがずらり。USB Aがx4基はやや少ない気もしますが、USB Type-Cが2基あるので役割を分ければ十分。

側面にはデジカメの写真を取り込むのに便利なフルサイズSDカードスロットや、セキュリティワイヤー用のケンジントンロックまで完備されています。
外付けハブなどを買い足さなくても、必要な機器をまるごと直挿しできるのは本当に快適です
。

ディスプレイ背面にも取り付け可能でデスクの省スペース化

VESAマウンターが付いているので、ディスプレイ背面にも設置可能です。

これにより、狭いデスク上のスペースを確保でき、見た目にもすっきりとした作業環境ができます。

またこのマウンターは設置後にPCだけ簡単に取り外せるようにもなっていて、いざというときのメンテナンスも楽々です。

内部構造とメモリ・ストレージの増設/換装

底面のゴム足をめくってネジを外すだけで、内部へ簡単にアクセスできます。パカッと開けてみると、内部には最大300kgの圧力に耐えられるという頑丈な一体型メタルフレームが張り巡らされていて、落下や静電気(ESD)にも配慮された丁寧な作り込みに感心します。

内部にはDDR4 SODIMMのメモリスロットが2つあり、8GB x2枚がささっています。
換装すれば最大64GBまで可能です
。昨今DDR5に移行されている中、DDR4は一見スペックダウンに見えますが、実用上はDDR4で全く問題無い速度です。しかもDDR4はコスパもよく正しい判断だと思います。

ストレージ面も、放熱用サーマルパッドが密着したメインのM.2 2280スロットに加えて、M.2 2242 SATAスロット(最大1TB)と、2.5インチのSATAベイ(最大2TB)があります。2.5インチ SATAベイ側はしっかりケーブルが出ており、すぐに挿して固定すれば増設可能な状態になっていて、このあたりはとても親切設計。

ストレージに関しては、512GBあれば十分ではあるものの、「後から動画素材やバックアップ用データをたっぷり保存したくなった」という場合でも、面倒な外付けをすることなく、またPC本体を買い換えることなく、トータル最大7TBまでストレージを盛れるのは頼もしい限りです。

ベンチマークと基本性能

性能の目安として、定番のベンチマークソフトをいくつか回してみました。

ストレージ性能を示してくれるCrystalDiskMark 7.0では、SSDの速度はシーケンシャルリードで3708MB/s、ライトで3,224MB/sと爆速。NVMe SSDではもっと高速のものもありますが、HDDが150MB/s、SATA SSDが400-500MB/sという速度であることを考えれば、必要十分以上の速度です。重いファイルのコピーやOSの起動も速く快適。

CPUの地力を測る「Geekbench 7」でもシングルコア1,911、マルチコア8385と優秀で、8コア/16スレッドの持ち味がしっかり発揮されています。

内蔵グラフィックス(Radeon Graphics)も備わっているので、ドラクエXのような軽めのオンラインゲームはOK。

FF XVベンチマークはきついので、ゲームはライトまで。

実際のアプリでは、CanvaやPhotoshopで画像編集したりする程度であれば、引っかかりを感じることなくサクサクこなせるでしょう。

日常の長時間作業・マルチタスクでの快適性

メーカーが一番のアピールポイントとして掲げている「日常の長時間作業を支える安定性」を確かめるべく、丸一日ガッツリと仕事で使ってみました。

Chromeのタブを調べ物や管理画面などで30-40個以上開きっぱなしにしつつ、Excel/Wordファイルを複数個開き、調べ物しつつ資料作成環境というのはよくあること。さすがにメモリは60%越えですが、これでもCPU使用率は低く保たれているので、サクサクとした動作ができてまいす。

小型PCの場合「使い始めは速いけれど、数時間経って熱がこもってくると段々動作がもたついてくる……」なんてこともありがちですが、A5 2027 Editionは数時間使い続けても初期とまったく変わらない軽快なレスポンスなので、仕事が捗る。

いくつかのChromeタブを激しく行き来しても、重いスプレッドシートの関数を再計算させても、ファンがガンガン回ることもなく至って静か。

極めて高い静音性と放熱性(IceBlast 3.0)

長時間デスクに向かっているとき、地味に精神力を削ってくるのが「ファンの甲高いキーンという音」や「PC周りにモワッと広がる熱気」。

GEEKOM A5 2027 Editionには冷却システム「IceBlast 3.0」が搭載されており、前世代よりも冷却効率が42%アップし、風量も35%向上しているとのこと。
実際に使ってみてもとても静か。計測して見ましたが、通常で32dB程度、ベンチマーク回して負荷を高くしても36dB程度でした。

普段のネットみたり、文書作成している程度ではほぼ無音。負荷がかかった時にうっっっすらファンが回るのが分かる程度。ファンも回転音が耳障りな高音にならないよう「さーっ」という感じで、よくあるキーンという音が出ておらず、上手くチューニングされているように感じます。

また本体も何時間も負荷をかけ続けた後でもアツアツになりすぎず、熱コントロールもしっかりしているのを感じます。

総括

良かった点

  • 1日中負荷をかけても速度が落ちない「持続するマルチタスク性能」
  • デスク上に置いても気にならない圧倒的な静音性(32dB程度)
  • HDMI ×2 + Type-C ×2による広大な最大4画面作業環境
  • ストレージの拡張性が高い

気になった点

  • メモリ規格がDDR5ではなくDDR4(ただしコストパフォーマンスや発熱抑制の観点では実用十分)
  • 重量級の3Dアクションゲームや本格的な4K動画書き出しには不向き
「GEEKOM A5 2027 Edition」は、単なるスペックの派手さを追うのではなく、小さいけど音は?拡張性は?なども考え、日常の長時間作業を静音性とかパフォーマンスについていかにストレスフリーにするかという事を考えられたPCだと思います。こうした快適性って、PCを使っていく上ではとても大切なこと。
毎日デスクワークで使う、24時間サーバーとして稼働させるというような方は、よりこうしたPCを選ぶと良いでしょう。

価格情報

「GEEKOM A5 2027 Edition」は、GEEKOM公式ストアおよびAmazon公式店舗にて購入可能です。
但し以下クーポンで12%オフになりますので、ご活用ください。
また公式ストアならではの手厚い3年間の長期保証も付帯しています
。
割引: 12%オフ
割引コ一ド:BYA52027NP
コード有効期間:10月1日〜11月20日
日本限定 GEEKOM A5 2027エディション ミニPC AMD Ryzen R7-7730U
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