中国のCHUWIから15.6インチ4K解像度ノートPC『CHUWI LapBook Plus』が発売されました。
CHUWI LapBook Plusの特徴
LapBook Plusの特徴はなんといってもディスプレイ。15.6インチのベゼルの細いディスプレイが印象的ですが、解像度が4K=3840×2160 で更にHDR対応となっています。ディスプレイタイプはIPS。
4K解像度が必要かというのは置いておくとして、4K HDRが中華PCで割安で手に入るのは凄い事です。
基本スペックはやや難あり。
CPUはIntel Atom X7-E3950 (Max 2.0GHzクアッドコア)。いまどきAtomかよというぼやきが聞こえてきそうですが、X7-E3950はApolloLake世代のもので、T性能的にはCeleron J3455の10%落ちぐらいの性能です。4K解像度の処理をこのCPUで受けきれるのか不安もありますし、どうせならCore m3ぐらい載せても良かったのではないかと思います。
メモリは8GBで、ストレージは256GB SSDとこちらはハイスペック。しかもSSDが入るM.2スロットは2つあり、1つは空いているので追加が可能。(最大1TB)
キーボードはテンキー付きで、テンキーの右上に電源ボタンがあり、その他テンキーの9の上に「Del」キーが配置された若干特殊な配列。これもここまで窮屈にするならテンキー諦めても良かったような気もします。それかキーボード左右にはスピーカーが配置されているので、スピーカーをキーボード上部に配置して、キーボードを少し広げても良かったんじゃないかとかいろいろと言いたくなってしまいます。
拡張ポートはUSB 3.0，USB2.0，microSD、MicroHDMI、イヤホンジャックとなっています。左右にUSBポートがあるのは使いやすい配置です。
重量は約1.5kgで、このサイズとしては軽量です。最薄部は6mmと薄型ですし、このサイズのPCでも持ち歩こうと思えば可能。
CPUだけ若干不釣り合いな気もするLapBook Plusですが、なんか尖ったものを出したいというメーカーの欲は強く感じますね。価格は400ドル台と決して安くないのですが、これがCore m3とかi3あたりのCPUで販売したら600ドル台になるでしょうし、そうなると競合も多くなるのでCPUを廉価なものにしたという感じです。個人的には300ドル台ぐらいまで下がれば、コストとスペックを考えると悪くない印象です。
主要スペック
価格
Gearbestでは439.99ドルで販売中。
関連ページ
・CHUWI公式ページ : LapBook Plus
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