『Surface Pro4』は買いなのか!?『Surface Pro3』とスペック比較してみた

マイクロソフトのリファレンス機であるSurface Pro4がついに発表されました。

今回は、先代のPro3から何が進化したかスペックを比較し、Pro4が買いかどうか判断したいと思います。

スペック比較

製品名 Surface Pro4 Surface Pro3
ディスプレイ 12.3インチ  (2736×1824)
Pixel Sence ディスプレイ(3:2)
267ppi
12インチ  (2160×1440)
IPS ディスプレイ(3:2)
216ppi
CPU 第6世帯
Intel Core M3/i5/i7
第4世代
Intel Core i3/i5/i7
メモリ 4GB/8GB/16GB(増設・交換不可) 4GB/8GB(増設・交換不可)
ストレージ容量 128GB/256GB/512GB/1TB(SSD) 64GB/128GB/256GB/512GB(SSD)
OS Windows10 Pro Windows8.1 Pro/Windows10
カメラ フロント: 500万画素
リア: 800万画素
フロント: 500万画素
リア: 500万画素
バッテリー 9時間 (動画再生) 9時間 (Web閲覧)
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth V4.0
IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth V4.0
SDスロット microSDカードスロットx1 microSDカードスロットx1
ペン入力 New Surfaceペン Surfaceペン
サイズ 292 mm×201.42 mm×8.45 mm 292 mm×201.3 mm×8.45 mm
インターフェース フルサイズ USB3.0 x1
ヘッドホン×1
mini DisplayPort x1
Convert port
フルサイズ USB3.0 x1
ヘッドホン×1
mini DisplayPort x1
Convert port
スピーカー ステレオ(Dolbyオーディオ) ステレオ(Dolbyオーディオ)
重量 767g(Corei3モデル)/ 786g(i5 / i7 モデル) 800g
価格 134,784円 (Core m3 128GB) 116,424円 (Core i3 64GB)

ディスプレイはサイズと解像度上がり高精細に

Pro3では12.0インチでしたが、Pro4では12.3インチと、0.3インチアップしました。
それに伴い、解像度もPro3の2160×1440から、2736×1824まで上がっています。

より高精細になりました。
ppiでも216ppiから267ppiと格段に綺麗になっています。

CPU性能は世代を超えてアップ

Pro3では第四世代のCore iシリーズを採用していましたが、Pro4では一気に第六世代(Skylake)までスペックアップ。
Skylakeシリーズになり、10-20%の高速化を実現してます。macbook airより50%も高速化!と謳っています・・・
Haswellから設計を一新した第六世代Skylakeシリーズは、既存のDDR3の2倍も高速なDDR4メモリも使えます。但しSurface Pro4が新しい規格のDDR4を搭載しているかは分かりません。

メモリ/SSDは最大搭載容量を増加

Pro4では最低メモリサイズは4GB~で同じ。但し金に糸目を付けなければメモリ16GB、SSD 1TBも購入可能です。
現実的にはストレージは128GB~256GBもあれば十分と思いますが、これ1台で仕事もプライベートも全てこなしてしまおうという人には、512GB以上の容量は有り難いのかも知れません。

駆動時間はかなりアップ

Pro4では、動画連続再生で9時間というバッテリーライフ。
Pro3では同じ9時間表記でしたが、こちらはWeb閲覧。実際使用すると5時間程度と言われていましたから、動画再生で9時間ならweb閲覧程度なら実使用9時間程度いくかも知れません。

より精度が増したSurfaceペン

Pro3の筆圧感知レベルは、N-trig/感圧256レベルと実はPro2の1024レベルから大幅にダウンしていました。
それがPro4になり新しいSurfaceペンでは、感圧1024レベルと復活しています。
Surfaceで絵を描くという人には歓迎ですね。

サイズはほぼ一緒で軽くなったPro4

Pro4は画面サイズが12.3インチと0.3インチアップしているにも関わらず、筐体サイズはPro3と同一です。
更に凄いのが重量で、Pro3:800gに対して、Pro4では766gと34gも軽量化されています。

私はこの地味な部分を一番評価したいですね。サイズがアップしても軽量化はなかなか出来ないことです。

Surface Pro 4 Type Cover(キーボード)が大幅進化

スペックに現れない部分ですが、マイクロソフトのブリーフィングではキーボードが進化している点をアピールしています。
キーピッチが広がり、タッチパッド部が40%広がってます。

特にキーボードはパンタグラフ式のクリック感があるものになっている。

Surfaceシリーズのキーボードは、やや癖があり「ふにゃっ」とした打ち心地でしたが、ほぼノートPCと同等レベルになったと言ってもいいでしょう。また、このキーボードには指紋認証リーダーも搭載しています。

価格はやっぱり高くなる

Pro4のアメリカの販売価格は899ドルからで、日本円にドル換算すると、10万8,000円くらいなのですが、日本での販売価格は恐らく今のSurface Pro3と同価格程度(116,424円~)と予想します。もしかしたら最初は12.8万円ぐらいかも知れません。Pro3はもともと91,800円で日本で発売されたのですが、その後価格改定されて、値段が10万円を軽く超えてしまい残念な感じでした。Pro4ではその跳ね上がったPro3価格をベースとして価格設定されるでしょうから、やはり高くなると予想されます。。。

まとめ:SurfacePro4は買いか?

スペックを見る限り、いまSurface Pro3を購入しようと考えている人は待ったほうが良いですね。
同価格なら確実にPro4が買いです。個人的にいままでSurfaceProを買わなかったのは、予算の問題もありますけど、キーボード打ち心地とタッチパッドの狭さなんですよね。コレが解消されている点だけでも俄然欲しい。

ただ、Pro3がモデル末期で、8万円ぐらいで買える状態まで下がるなら、Pro3が買いかなと。
Pro4は大幅に性能アップしていますが、Pro3が使えないほどダメというわけではなく、むしろPro3は現在でもバリバリ使える2in1ノートパソコン。今回発表された「Surface Pro 4 Type Coverキーボード」はPro3でも使えるという情報もあるので、Pro3を購入して、キーボードだけ新しいものを取り付けるのもアリ。

Pro4の日本発売はまだ未定ですが、米国発売が10月26日ですから、11月中かなと仮定すると、年内いっぱいPro3の価格を様子見て決めるのが◎かと思う。

個人的には、まだ噂レベルのProが付かない『Surface4』を待っていたりします。
安いSurface出してくれるのを期待したい。

※9万円台まで下降しているSurface Pro3の新品価格。
8万円ジャストくらいまで下がればポチりたい・・・

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