「Beelink S12 Pro」 – Intel N100搭載16GB+500GB構成で160ドル程度と破格値ミニPC。デスクトップPCはもうこれで充分なんでは?

中国のミニPCメーカーBeelinkから「Intel N」シリーズ(12世代=AlderLake世代-N)のIntel N100を搭載したミニPC『Beelink S12 Pro 』が発売中です。

Winsows11 Pro、16GB RAM+500GB PCIe SSD搭載で100ドル台と超破格値PCです。

Beelink S12 Pro の特徴

BeelinkはミニPC界においてはメジャーなメーカーで、ローエンドからハイエンドまでラインナップを揃えるメーカーですが、Beelink S12 Proはその中でもエントリー向けのPC。
但しCeleron/Pentiumといった低価格帯ラインナップを一新したIntelの新しいCPUであるAlder Lake(12世代)のIntel N100を搭載したハイコスパミニPCです。

Intel N100は 4コア4スレッド Max 3.4GHzのCPU。このN100はJasperLake世代のIntel Celeron N5105と比較して25%、GPU性能が15%のパフォーマンスアップを謳っています。

Beelinkの情報ではありませんが、他製品情報を見ると、N100の性能はGeekbench5ベンチマークで、シングルコアで約1000弱、マルチコアのスコアが2500程度となっています。

このGeekbenck5のスコアは、概ね8世代のCore i3、Ryzen3 3200Gあたりと同等で、Celeron/Pentiumの後継ではあるもの、かなりCeleron時代からはパワーアップしています。

メモリ+ストレージ構成は16GB RAM +500GB SSD。
メーカーでは16GBが最大RAM容量となっていますが、レビューなどを見ていると32GBでも認識しているようです。
SSDはNVMe/PCIe SSDで、3000MB/s以上の高速タイプです。最大2TBまで換装可能。

また SATAスロットが別途あり、2.5インチのHDD/SSDの増設も可能。

拡張ポート類も豊富です。

  • RJ45 LAN イーサーネット(有線LAN) x1
  • USB 3.2 Gen2 x4
  • HDMI2.0 x2
  • 3.5mmイヤホンジャック/マイク

ミニPC界はIntel N100搭載機で一気に活性化していますが、N100の大幅にパワーアップと、価格がCeleron機とほぼ変わらないという点が大きいでしょう。BeelinkはミニPCでは大手ですし信頼性やデザインが良いのも魅力です。

価格

Amazonでは31800円で発売中。

AliExpress公式ストアでの価格は16GB+500GB版が174.2ドル。更にストアクーポンで10ドルオフがあり、164.2ドルです。日本円で2.5万円程度です。

AliExpress : Beelink S12 Pro

主要スペック

Beelink S12 Pro
ディスプレイ
CPU Intel Alder Lake N100 4コア 4スレッド Max 3.4GHz
メモリ DDR4 16GB  *最大32GB(公式では16GB)
ストレージ容量 500GB M.2 2280 PCIe(NVMe) SSD
*最大2TBSATA 2.5インチ SSD/HDD増設可
OS Windows11 Pro
カメラ
ネットワーク IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(WiFi6)
Bluetooth 5.2
インターフェース RJ45 LAN イーサーネット(有線LAN) x1
USB 3.2 Gen2 x4
HDMI2.0 x2
3.5mmイヤホンジャック/マイク
バッテリー/急速充電
重量
サイズ 115x102x41mm

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