中国のスマートフォンメーカーDOOGEEのタフネススマホ『DOOGEE S90』がKickstarterでクラウドファンディングを開始しました。
Moto Modsのようなモジュールとの合体が可能で、Helio P60搭載&グローバルバージョンB19対応のタフネススマホです。
・クラウドファンディングページ : Kickstarter DOOGEE S90
DOOGEE S90の主な特徴
まず特徴的なのはモジュールとの合体構造でしょう。基本的にはMotorolaのZやZ Playシリーズで採用されているMoto Modsと似たような形態です。
ナイトビジョンカメラ、パワーモジュール(拡張バッテリー)、ウォーキートーキー(無線機)、ゲームパッドと4つのモジュールが存在します。(オプション)
どのような形で取り付けられるかは以下公式動画が参考になります。
パワーモジュールは合体することで+5000mAhとなり、トータルで10050mAhの大容量スマホになります。
無線機モジュールは、同社のS80と同様に400-480MHzのアナログ/デジタル無線機として利用可能。
ゲームパッドモジュールと合体すれば、以下のようにゲームに最適な環境を得ることができる。
面白いのがナイトビジョンカメラモジュール。
スマホ本体側も16MP+8MPのダブルカメラで、絞り値もf/2.0の明るめレンズとなっていますが、ナイトビジョンカメラでの暗視撮影の差は歴然。キャンプなどのアウトドアなんかだとナイトビジョンカメラは活躍してくれそう。私個人的には夕方とか夜釣りで釣り上げた魚と自分(友人)の撮影なんかに「欲しい」と思ってしまった。
こういったモジュールだけでなく、スマホ本体としても非常に魅力的。
ディスプレイは6.18インチのフルHD+でノッチあり。解像度は2246×1080のIPS。
SoC(CPU)はMediaTek Helio P60。他機種ですがAnTuTuベンチマークは13万点~14万点レベルにあり、Snapdragon660クラスと同程度の性能で、充分ミドルハイクラス。メモリは6GBでストレージは128GB。更にmicroSDも使えます。
気になる周波数帯ですが、LTEは日本のSoftBank系のB8,docomo系のB19に対応しています。
タフネススマホなので当然防水防塵で、規格はIP68/IP69K/MIL-STD-810Gに対応。ワイヤレス充電にも対応しています。
カラーはオレンジとブラックの2色となっています。
良いことづくめですが、唯一気になったのは300gという重量。ただタフネススマホでありモジュール構造を採っているので多少重くなっているのは致し方ない面もありますね。しかしタフネススマホにモジュール追加で無線機として使えたり、ナイトビジョンカメラになるという発想は、タフネススマホに力を入れているメーカーだからこその発想なんでしょうね。外遊びが好きな私としては、正直moto modsには惹かれなかったのですが、このS90のモジュール(特にナイトビジョンカメラ)は個人的に使い道の多い機能なので、マジで出資しようかと思っています。→出資しました(汗)
主要スペック
価格
Kickstarterで既にクラウドファンディングはスタートしていて、価格は本体のみが299ドル、その他モジュールとのセット価格は以下の通りです。本体もスペック比で考えれば安いと思いますし、モジュール自体もゲームパッドが19ドル、一番高いナイトビジョンカメラモジュールでも49ドルと非常に良心的な価格となっています。
但しこの価格はスーパーアーリーバードでの価格となっています。今後本体が329ドル、モジュールも価格が上がる予定なので、欲しい方はお早めに。
発送は2019年2月。クラウドファンディング自体は2019年1月23日時点で、既にゴールは達成済みで、締め切りは2019年2月14日まで。
関連ページ
・公式ページ : DOOGEE S90
・クラウドファンディングページ : Kickstarter DOOGEE S90