約1万3000円と破格値「DOOGEE U11 タブレット」レビュー – 11インチでAnTuTu 25.5万点でそこそこ快適。動画視聴/漫画/雑誌リーダーメインならもうこれでいいよね

DOOGEEから発売されている11インチ Androidタブレット「DOOGEE U11 タブレット」を2週間使ってみました。価格的に実売1万円ちょいと買いやすい価格帯です。

DOOGEE U11 タブレットは、11インチとタブレットとしては微妙に大きめ。
SoC(CPU)はUNISOC T606プロセッサを搭載しています。パワー的にはエントリーレベルですが、その中でも上位にはあるプロセッサです。

メモリは4GBと最低限レベルですが仮想RAMで+8GBが使え、最大12GB。
ストレージは容量は128GBですがUFSと高速ストレージで、microSDカード(最大2TBまで)も使えます。

著作権保護レベルであるWidevine L1対応且つ、Netflixを含む動画サービスでHD画質(フルHD)をサポートしていることを示しています。ネットフリックスだけでなく、Disney+/AmazonPrime/hulu/YouTubeで、高画質動画を楽しめます。

DOOGEE U11
ディスプレイ 11インチ 1280×800 WXGA IPS 90Hzリフレッシュレート
CPU UNISOC T606 8コア 1.6 GHz
メモリ 物理RAM 4GB  +仮想RAM 5GB : トータル9GB
ストレージ容量 128GB UFS   / microSD  (最大2TB)
OS Android 15
カメラ フロント: 5MP
バック : 13MP
ネットワーク IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth V5.0*SIM無し/WiFiのみ
インターフェース USB Type-C
microSD(最大2TB)
3.5mmイヤホンジャック
バッテリー/急速充電 8580mAh  / 10W
重量 537g
サイズ 257 x 169.6 x 7.9mm
その他 スピーカー : 2
Widevine L1:Netflix/Disney+/Amazonプライム・ビデオ/hulu

*DOOGEE様よりお借りしてのレビューです。

同梱品

同梱物はマニュアルとUSB Type-Cケーブル、充電器、microSDカードトレイ取り出しピンがあります。

マニュアルは多言語ですが、日本語もしっかりと書かれています。

充電器は10Wの一般的なものです。

外観

DOOGEE U11 タブレットには11インチディスプレイが搭載されています。解像度はWXGAの1280×800とフルHDより一段落ちます。それでもぱっと見には普通に綺麗。ちなみにリフレッシュレートも90Hzと、一般的なタブレットの1.5倍滑らかです。

横持ち時の右側には、左端に3.5mmイヤホンジャック、スピーカー、USB Type-C端子と、microSDカードトレイ。

左には電源ボタンとスピーカーがあります、上部にボリュームボタンある形。


迫力抜群とまではいかないものの、やはりステレオスピーカーであることは素晴らしく、モノラルスピーカーよりは断然良いです。

アプリケーション

プリインストールアプリは、基本的にはプレーンなAndroidOSのアプリのみです。
最近は余計なアプリが入っていることも少ないですね。

搭載メモリは4GBですが、DOOGEE U11はメモリ拡張が使えます。

デフォルトではすでに+8GB(トータル12GB)となっている為、触る必要はない設定ですが、一応拡張RAMをいじることは可能です。

Netflix等、動画再生機として

タブレットと言えばNetflixやアマゾンプライムビデオ等の動画視聴がメインというケースも多いでしょう。

DOOGEE U11 タブレットは著作権保護レベルであるWidevineは最上位のL1に対応しています。
そしてNetflixを含む、Disney+/AmazonPrime/hulu/YouTubeでHD画質のフルHD映像が楽しめます。
WidevineはL1を謳っていても、Netflix等で認証を受けないとL1の画質にはなりません。
DOOGEE U11 タブレットはNetflixで以下再生仕様を確認すると、ちゃんとL1になっています。

HD画質なので、11インチの大画面を活かして動画視聴を堪能できます。

WXGA解像度という事粗さを心配していましたが、11インチで見ている限り至って綺麗で、普通にネトフリとかYouTubeみているだけならこれで充分ですね。

漫画/雑誌リーダーとして

11インチの大きめディスプレイを活かせるのは、動画視聴だけでなく、漫画雑誌リーダーとしても大きなメリット。

漫画は見開き2ページで充分見やすく読めるので、サクサクと読みやすいのが良いですね。

雑誌リーダーとしても充分で、画面が大きめだからこちらも見開きでも読めます。ただ雑誌は文字が小さい為、読みづらい場合は縦画面で1ページ表示にするとOK。

WXGA解像度で文字が粗いかというとそうでもなく、ブラウザでニュースみてもジャギー(ギザギザ)が目立つことはないですね。

ベンチマーク結果

搭載されているUNISOC T606 SoC(CPU)の実力ベンチマークで試してみました。

T606は、様々なタブレットに使われる比較的ローエンド系プロセッサですが、その中でも比較的上位に位置するプロセッサです。
そのUNISOC T606のAnTuTu Ver10 Liteベンチマークスコアは25.9万点でした。(3Dはテスト出来ず)

RAM が4GBと、仮想RAMで12GBにはなっていますので、T606のスコアとしては少しプラスにはなっています。
価格的に、実売1.3万円のタブレットで、約25.5万点というスコアは悪くないです。
普通にAndroidOSの動作はキビキビしてますし、YouTubeやネットフリックスといった動画を見ていくのにカクついたりはしないし、ネット閲覧もサクサクです。
ゲームに関してはライトなものであれば、ストレスなく使えます。

まとめ

DOOGEE U11 タブレットを2週間ぐらい使ってみました。

まずはこのタブレットが実売1.3万円のタブレットであるという前提が必要です。

特段素晴らしい特徴があるわけではないものの、動画視聴もWideVine L1で高画質でみる事ができ、動作もAnTuTu 25.5万点でそこそこ快適に使えます。何やってもそこそこ不満無く使える。これが最大の特徴であり、メリットでしょう。

マイナス面としては、WiFi専用機である点で、モバイル用途であれば、スマホテザリングが必要です。

UNISOC T606は重いゲームは無理です。しかし1万円ちょいで「動画とネット、電子書籍程度が快適に動くならOK」という要望なら、DOOGEE U11 タブレットはその願いを叶えてくれます。

価格

DOOGEE U11 タブレットは、楽天/Amazonの公式ストアにて発売中。
価格は17,900円です。
但し楽天では5000円オフクーポン、Amazonは4,000円の割引クーポンが販売ページにあります。
楽天では最安12,900円です。更にポイント還元もあるので、楽天のほうがオトクそうですね。
*楽天では4000円オフクーポンがありますが、こちらの専用サイトで5000円オフクーポンがゲット可能です。

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