なに?EyeFi mobiは無線LAN搭載パソコンじゃないと使用できないだと!?

勝手にシリーズでお送りしています『EyeFiをデジカメに入れてWindowsパソコンで便利に使おう』シリーズですが、

今回は「EyeFi mobiカードは無線LAN搭載パソコンじゃないと使用できないだと!」です。

よく調べてなかった私もいけないのですが、それにしてもという顛末でしたのでご報告します。

セットアップ中に「無線LAN搭載パソコン」が必要と分かる

デジカメが2台あるので、EyeFi mobiも2枚買いました。

早速届いたEyeFi mobiを開封する。

非常に簡素なパッケージで、この箱というか紙に挟んであるだけのパッケージをハサミで切り裂き、やっとSDカード形状のEyeFi mobiと、アクティベーションカードが取り出せる。

Windowsで使用する為には、EyeFi mobiのデスクトップアプリをダウンロードする必要がある。

アプリのダウンロード先はこちら。
EyeFi : mobiデスクトップアプリダウンロード


ダウンロードしたら早速インストール。

画面の指示に従ってインストールするが、途中EyeFiクラウドの入会を求められる。
90日は無料だが、どうせそれ以上経過したら私は使わない(Google Photoがある)ので、スキップする。

ここでやっとアクティベーションコードを入力するのだが、入力して先に進もうとすると、「パソコン側にWiFiが無いからできません」と言ったメッセージ。

は?

嫌な予感。

そのままの意味で受け取れば、無線搭載PCとしか同期しない仕様?
もしかして、、、

自分としては、デスクトップパソコンに大容量HDDがあるので、そちらに写真データを転送しておき撮りためたいのですが、この仕様だとデスクトップパソコンに無線を搭載するか、ノートパソコンなどを利用するしかなさそう。

とりあえずノートパソコン(ASUS EeeBook X205TA-B)でアクティベーションしてみる。

すると、無事アクティベーション完了。

EyeFiのサポートに聞いてみた

よく調べて無かった私も悪い。悪いんですよ。
でも結構EyeFiのページは見ました。
制約があるっぽいことは書いてなかったと思っていたのですが、「Eyefi Mobiカードの仕様について」というページに、一言だけ「Wi-Fiカード」と書いてある。
見逃してました。

 

一応サポートに回避策があるのか?を聞いてみました。
1.アクティベーションの行為だけがPCとカード間でWiFi接続するだけで、以後はWiFiルーター経由で転送できるのか?
2.他に回避策はあるか?

回答は・・・
「1.は出来ません。mobiカードはルーターは経由せず常にPCと1対1で通信する為、必ず同期する相手となるPCには無線LAN(WiFi)が必要です。

「2.については弊社”EyeFi mobi Pro”をご購入頂くことで、無線ルーター経由で同期が可能です。※※様のPC環境にて行いたいことは、mobi Proカードで実現できます」

と。

終わった_| ̄|○ ガクッ

「ノートパソコンなどの無線LANを搭載したパソコンが必要です」

と一言書いておいて欲しかった。
サポートページにもそういった記載は無いので、「WiFiカード」の文字を見逃していた私が悪いのは分かっているのですが、この一言だけで仕様を理解しろというのは難しいと思うんですよね。一般的には。ただ確かにmobiカードというのは、もともとスマホと1対1で画像を送るようなアドホック仕様なものなので、それをPCとのやりとり出来るようにしたのが「mobiデスクトップアプリ」なんですよね。こういう以前からの仕様を理解していれば当たり前なんでしょうけど。

※実はこの表記は既に変わってます。なぜなら私とサポート担当の方とのやりとりで、サポートの方が「内容をアップデートしてくれたから」

EyeFiを見限った・・・のだが

と言うことで言われるがまま、EyeFi mobi Proカードを購入・・・
するわけない。

amazonで実売8,000円以上しますし、既に2枚もmobiカードを購入して、散財しているのに買うわけが無い。

自分がやりたい事は、「東芝:Flash Air」が実現してくれそうです。
3,000円という価格で、多少不便でもWiFiルーター経由で転送は可能っぽい。

しかしこのEye Fi mobiの仕様にはがっかりしました。

いままでEyeFi X2シリーズを愛用してきましたが、X2が廃盤になりmobiカードになり、価格も上がり、仕様もX2以下に。同じ事がしたければ高いProカードを買えと。

EyeFiが世に出てから、私はずっと愛用してきたのですが、今回は残念。

EyeFiはデジカメで無線LANを搭載する方法を作り出した、SDカード無線LANのパイオニアであり、東芝がFlash Airを出してからも、高くしてもEyeFiに敬意を表して使ってきました。しかし、以前出来たことを出来ないようにして、同じ事を実現したければ一番高いモデルを買ってねというビジネスモデルは残念です。既にオンリーワンでは無くなった技術を持った会社が、その後新しい製品を出せず、機能を細分化していった例は過去にもありますが、EyeFiにも同じような傾向を感じます。

PS:その後サポートよりご連絡頂き、以下改善して頂きました。
https://mobihelp.eyefi.com/hc/ja/articles/203161790
「※無線LANアダプタの搭載されたパソコンである必要がございます。」
との文言を入れて頂き、早速対応したとの事です。

こちらの「EyeFi mobiデスクトップのセットアップ」のページもアップデートしてくださいました。

サポートの方には、とても真摯に対応して頂きまして本当にありがとうございます。

私のような使用方法はスマホ/タブレット全盛時の昨今、マイノリティなのかもしれませんが、この一文で「ああ、X2みたいには使えないんだ」と分かってもらえる人が増えると良いなと思い記事にしました。ノートパソコンみたいに無線LANが通常搭載されているものであれば全く問題ないんですけどね。

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