【実機レビュー】Samsung『Galaxy Note9』先代Galaxy Note8と比較しつつファースト・インプレッション

Samsungから発売されたスマートフォン「Galaxy Note9」を自腹購入したのでレビューしていきます。

Galaxy Note8もあるので、比較しつつファースト・インプレッションとしてレビューしたいと思います。

Galaxy Note9の主な特徴

SamsungのGalaxy Noteシリーズの最新作「Galaxy Note9」です。

Galaxy Note8に対して何が新しくなったかというと見た目上の大きな目玉となるものはあまりないものの、全体的なスペックのブラッシュアップを果たしています。

例えば、バッテリーの高容量化(3400→4000mAh)、SペンのBluetooth化、ヒートパイプ採用で高負荷時も低温化、デュアルカメラはS9と同様に絞り値が変更可能、指紋認証リーダーの位置が使いやすく・・・と言った所がメインです。ただNote8を持っている方にとっては「Note9? それいる?」という感じがしないでもない。バッテリー大容量化や、指紋認証リーダーの使い勝手が良くなった・・・レベルで、10万円程度のスマホを乗り換えようと決断するほどではないと思います。ですが、それでも私はNoteシリーズに絶大な信頼を置いていて、「買わない」という選択肢は無かった。Sペン搭載機の最新型=「買います!」をNote3からずっと続けてきたわけですし、半分意地です(汗)

もう少しまっとうな理由としては、Galaxy Note8のバッテリーの持ちが少し改善されるならもっと気持ちよく使えるなと思っていたから。Note8は1年使用して持ちも少し悪くなってきている感じもあって私の使い方では1日ギリギリということも多くなってきているのです。そのためモバイルバッテリーは毎日持ち歩く必要があるのが現状。このモバイルバッテリー持ち歩きが無くなれば最高だなと期待しています。

ちなみに購入したのはETORENで、型番は「N960FD」の8GB RAM、256GBストレージ版。

N960FDは、日本国内3キャリアのプラチナバンドも含んでいるのもおおきな特徴です。
4G bands LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700),
17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 28(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900),
40(2300), 41(2500), 66(1700/2100)

主要スペック

同梱物&外観

ここからは開梱して同梱物を見ていきます。ETORENで購入しましたが、毎度のことながらFedExでの発送は早い。私は関東在住ですが、発送連絡があった翌日に配達されます。梱包も綺麗ですしね。

シュリンクパッケージも破られていない未開封(当たり前だけど輸入では時々開封済みが届いたりする)

同梱物は、マニュアル、USB充電器、AKG製イヤホン、USB Type -Cケーブル、カバー、Sペンのペン先予備とペン先交換用クリップ、USB Type-C/microUSB変換コネクタ、USB Type-C/USB Type-A変換コネクタです。

変換コネクタ系はもう要らない気もしますけどね。USB充電器は日本では使えないコンセント形状なんであれですが、使える国では、USB充電器とUSB Type-Cケーブルが添付されているわけですから、変換コネクタの出番は限りなく少ないはずですしね。

カバーはTPU性でふにゃふにゃのもの。でも無いよりはあったほうが遙かに助かりますね。自分にあったケースを探して届くまでの間のつなぎして活躍してくれます。

外観をGalaxy Note8と比較

ここからは外観を手持ちのGalaxy Note8と比較していきます。

以下、左がGalaxy Note8、右がGalaxy Note9です。カラーはオーシャンブルー。Note9は6.4インチで先代より0.1インチ大きいのですが、こうして比較してもその大きさの違いは体感出来ない。世の中のトレンドを追っかける意味でもせめてノッチデザインぐらいは挑戦して欲しかったところ。ただ、6.4インチQHD+、AMOLEDのディスプレイは相変わらず美しい。

Sペンは本体カラーがオーシャンブルーなのでイエロー。オーシャンブルーはGalaxy Note9のモデルカラーとしてペン色が本体同色ではないのが特徴。

下部。下段のブルーがGalaxy Note9。上段のシルバーがGalaxy Note8です。完コピと言っても良いぐらいほぼ同じ。
左側の側面。こちらにはBixby、ボリュームボタンがあるのですが、Galaxy Note8との違いは全く無いと言って良いレベル。

上部にはSIM/microSDトレイがあります。ここもアンテナラインまで全く変化無し。SIMトレイはnano SIM x2か、nano + microSDという一般的な組み合わせ。microSDは最大512GBまでサポートするため、512GBの内部ストレージと合わせて1TBという大容量ストレージが可能。ただそこまで必要な方は余り居ないでしょう。(私も512GBの内部ストレージを使い切る自信がない) ただ内部ストレージが512GBあれば、デュアルSIMを活かせるという人もいるでしょうね。右側。こちらは電源ボタンのみで、Galaxy Note8と配置もほぼ一緒ですが、ボタン半個分ぐらい上側にずれています。押しやすさはGalaxy Note8から違和感もなくほぼ同じで、違う機種だと感じる事もまず無いでしょう。

外観上で最も変わったのが背面。ですが、マイナーチェンジみたいなもので、指紋認証リーダーの位置がカメラ横からカメラ下に移動。当然ながら使い勝手は格段に良くなっている。(改悪したものが元に戻っただけですが)そもそも論を言ってしまうと身も蓋もないのですが、指紋認証リーダーも、ハイエンドである点とスマホデザインのトレンドからすると、インディスプレイにトライして欲しかった所なんですよね。カメラの性能自体は、Note8から画素数こそ変わらないものの、f/1.5,f/2.4を切り替えて写真が撮れ、進化をしています。ただこれはGalaxy S9+と基本同じであり、驚きとしてはいまひとつ。

デザインや機能面では、2018年の最先端とは言えず、コンサバなので、「乗り換えよう」「欲しい」みたいな物欲は正直湧きづらい。

実重量と使用感

実重量を計測してみました。公式サイトでは195gですが、実際は202gと7gアップ。今回購入したのが512GB版と言う事でややそういうのも関係しているかも。

Galaxy Note8比では体感ではそんなに差が無い(というかわからないレベル)。ただ200g超というのはちょっと重すぎるかなぁ。私の場合、Sペンでメモを手書き、片手で電子書籍漫画リーダーとして使うことが多いので、重量増は長時間使用で次第に疲れが蓄積するかもしれません。

開梱レビューまとめ

ファースト・インプレッションとして開梱~外観と使用感、重量と見てきました。

全体としてポジティブ要素があまりない(汗)。細かく見れば、指紋認証リーダーの位置が使いやすい位置に戻ったりしていますが、その他デザイン面で驚きはほぼ無いし、余り詳しくない人がみればNote8との違いすらわからないでしょう。ただNote9の進化は内面に集中していますので、次回のレビュー後編では、その進化を中心に、SペンのBluetooth化の使い勝手や、カメラの性能、ベンチマークなどを試してみます。

Galaxy Note9の価格

記事作成時点の価格ですが、ETORENでは6GB RAM + 128GB ROMの価格は114600円。8GB+512GB版は138400円で、23800円差。・ETOREN販売ページ: サムソン Samsung Galaxy Note 9 Dual Sim N960FD

送料は1994円で、在庫があれば2-3日営業日(早ければ翌日とか)で配送してくれます。

セール/クーポン情報はこちらに追記していくので、こちらも併せてチェックしてみてください。

【新色 ホワイト発売】SIMフリー版『Samsung Galaxy Note 9 N960FD/N9600』がETORENで発売!

ETORENだと輸入消費税がかからない(価格に含まれている)から総額も安く、その上、日本人スタッフ対応や、修理の際は国内の拠点に送るだけでいいなどのメリットがあり、サービスと総額のトータルで見るとETORENはオススメです。ページ自体もリニューアルされ、日本語で見やすくなり、また日本円表示/決済できるなど、かなり日本向けに改善されています。

ETORENについての細かい点は下部にある関連記事をご覧下さい。

・紹介記事: 海外ガジェット通販『ETOREN』は輸入が楽に!日本人スタッフ対応~保証まで万全
・ETORENトップページ :海外最新商品をいち早くお届け!【Etoren.com】

最新情報をチェックしよう!

SAMSUNGの最新記事8件