【レビュー】「Lefant M210ロボット掃除機」-直径28cmで椅子の隙間にも入れ,ブラシレスでメンテも容易な約1.3万円のシンプル掃除機が意外といいぞ

最近のロボット掃除機としてはかなり小型なロボット掃除機「Lefant M210」を使ってみました。

小さいので小回りが利き、ブラシレス吸引口で、ペットの毛をブラシに絡ませずに吸引することができ、広くないエリアの掃除に最適です。

主な特徴

Lefantはロボット掃除機メーカーで、数種類のロボット掃除機を発売していますが、このM210ロボット掃除機は直径わずか約28cmとロボット掃除機としてはかなり小型で、機能的にもシンプルなのが特徴。

また高さもわずか7.6cmしかありません。その為、椅子の周りなどにも入っていける為、隅々まで掃除が可能です。

ゴミは2つの回転ブラシでかき込んで、吸引口はブラシレスで吸い込むという形を取ります。
吸引口がブラシレスのメリットは長毛のペットを飼っている場合、ロボット掃除機や普通の掃除機にブラシがあると、そこに毛が絡みついて、しょっちゅうブラシを取りだして清掃が必要になります。ペットを飼っている方にはこれが毎日の事となると面倒で、むしろ高級機よりはこういう単機能タイプのほうがいいという方も多いのです。

反面、最近のロボット掃除機では、大抵は水拭き用モップみたいなものも付いていますが、M210は掃除のみとなります。

*Lefant 様からお借りしてのレビューです。

開梱物と外観

箱を開けて中身を確認。

同梱物は充電スタンド、ACアダプタ、回転ブラシx4(うち2つは予備)、リモコン、マニュアルです。

マニュアルはしっかり書かれていて丁寧な図解もあり分かりやすい。

本体はホワイト。私個人的にはロボット掃除機はホワイトがオススメ。ブラック系は埃が目立つので、ちょこちょこ気になって雑巾で拭いてしまうのをルンバで経験済みです。

蓋をあけるとダストカップと電源スライドボタンがあります。

ダストカップはこのサイズとしてはやや大きく、容量としては500mlもあります。

私が使った限りですが、50㎡ぐらいの領域を掃除して、だいたい3-4日で満タンとなりました。この小型なボディという事を考えればかなりの容量です。

充電ステーションには、赤いメンテナンス用のカッター+ブラシが装着されています。

背面はこのようになっています。ブラシレス吸引口の為、非常にシンプル。

WiFi接続でアプリを使うとより便利に

ロボット掃除機 は、アプリ無しでも使えますが、利便性を考えるともはやアプリとの連動がほぼ必須です。

アプリとの連携はスマホ/タブレットとWiFiがあれば簡単です。

アプリはLefant LifeかもしくはLefantで、Google Pay(Playストア)/App storeで検索してインストールしておきます。
アプリを起動するとログインを求められるので、未登録の場合はメールアドレスでアカウント作成します。

続いてデバイスを追加していきます。M210をデバイス一覧から選び、その後WiFi接続していけばアプリとのペアリングが完了。
但しWiFiは2.4GHz帯のみをサポートしますので、802.11a等の5GHz帯のアクセスポイントの場合は、2.4GHz帯の802.11b/g/nのアクセスポイントを指定しましょう。これで問題無く設定が完了するはずです。

小さいからこその利点

我が家で毎日使っているルンバ960と比較してみました。

本体自体はルンバ960の二回りぐらい小さい。

試しに我が家のリビングの椅子の間にはルンバは入れないのですが、M210ロボット掃除機は余裕で入れます。
その為、ルンバ960に掃除させるときは椅子を机の上に上げていましたが、M210ではその必要はありませんでした。

掃除能力を試す

お掃除能力を試してみます。毎度やっていますが数年前のハイエンドモデルであるルンバ960と比較ですが、かなり煩いルンバ960と比較してみるとけっこう静かです。

ルンバ960の音はドライヤーを強風にした感じで、耳障りなギュイーーーンという音。
M210は「シャーーーーー」という感じです。どちらも音は出ているので、オンライン会議中とかでは使えないものの、まだルンバの轟音よりはかなりマシです。

段差の乗り越え能力もしっかりあり、我が家のリビングと畳に敷いてあるラグは巻き込むことなく余裕で超えます。ただブラシがラグ下に入ったりする事もあり、乗り越えますが苦労している風はあります。
このあたりはルンバ960含め、数万円のロボット掃除機だと苦も無く乗り越えているので、お値段なりの差は感じます。

掃除自体は一度隅まで掃除した後は、このように壁に当たらずに綺麗に掃除してくれるので、比較的賢い動きをしてくれれます。

アプリでできること

LeFantアプリからは、Google AssistanceやAlexaの音声AIにも対応しています。
ただ基本的には掃除の指示、ホームに戻すしかできません。

掃除中は一番右のように地図も作成してくれますが、掃除後は非表示となり、どこを掃除したかを確認できません。

またバーチャルウォールのような突撃して欲しくないエリアを指定する事もできません。

このあたりは安さ故という感じもありますね。

ゴミ量とブラシレス吸引口の効果

2日分のゴミを取りだしてみました。

ブラシレス吸引口という事で、吸引力/かき込む能力が少し弱いかもと心配していましたが、まったくの杞憂でした。
普通にがっつり取れています。我が家は猫を飼っているので、はぐれ猫砂とかも取って欲しい所ですが、そういう比較的固形物もしっかりと取れています。

もちろんブラシレスなので、メンテナンスが不要というのは楽でいい。

総括

Lefant M210ロボット掃除機は2週間ほど使っていますが、掃除機としての機能は「これでいいよね」というレベルにあります。1万円台前半という安さを考えれば、こんなに過不足なくしっかりやってくれるのは凄い事。
小型と言う事で椅子周りとか小場所もしっかり掃除してくれるのも有り難いです。

不満点があるとすればアプリでできることが少なめな点ですね。
ペットがいるので、ご飯/水のトレイとかを避ける意味で地図で進入禁止とかを指定できると嬉しい。

ただこれも価格が実売1万円台前半であることを考えて割り切って使えば良いのかなと思います。
広い家でも使えますが、機能的にワンルームとかある程度限定された部屋でフローリング主体だと向いていると思います。
更にモップ掛け機能も欲しければ、M210Bもありますので、そちらもオススメです。

Lefantでは現在、M210の吸引力を2600PaにアップさせたM213SをAmazonにて発売中。

価格は12999円です。(2022年12月11日までのセール価格)

関連リンク

Lefant公式サイト

最新情報をチェックしよう!

ロボット掃除機の最新記事8件