たった150ドルの8インチWUXGAタブ『Lenovo Tab3 8 Plus(P8)』実機レビュー! ベンチマークや電子書籍リーダーの使い心地は?

Lenovoのの8.0インチ WUXGAタブレット『Lenovo Tab3 8 Plus(P8)』のレビュー後編です。

今回は日本語やプリインストールアプリケーションの確認、ストレージ容量の空きは?といった基本的な点と、ベンチマーク、そして電子書籍リーダーとしての使い勝手を試してみました。

前回のレビューはこちら。

たった150ドルでLenovo品質が手に入る! 8インチWUXGAタブ『Lenovo Tab3 8 Plus(P8)』実機レビュー

日本語化とプリインストールアプリケーション

初期セットアップ時はデフォルトでは英語版でしたが、ちゃんと日本語もあり、以後は日本語でセットアップ可能です。また変更後は設定等のメニューもほとんどがきっちりと日本語化されます。Lenovo TAB3 8 Plusの情報を見ると、ちゃんとオクタコアとかフルHDなども日本語化されているところにLenovoのすごさを感じます。

また。プリインストールアプリケーション以下のようにGoogle Play、Gmail、ChromeなどAndroidで必要となるアプリのみです。

ストレージとRAMの使用量

Tab3 8 PlusのRAMは3GB 搭載していますが、起動時の使用量はシステムとアプリで1.2GBほどで、1.8GBの空きがあります。3GB RAMは最近ではやや少ないレベルですが、1.8GBの空きがあればよほどアプリを多数開かない限りは余裕があります。

ストレージは16GBでこちらも最近のタブレットとしては少なめ。使用量は結構多く7.46GB使われていてます。ただmicroSDは使えますし、タブレットである点を考えると、アプリを詰め込むことも少ないと思いますので、16GBでもほとんどの方は問題無いでしょう。

ベンチマーク結果と使用感

Tab3 8 PlusのSoCはSnapdragon625。その実力をAnTuTuベンチマークでも計測してみました。

Snapdragon625としては5.6万点というのはやや低めの結果で、6万点台が欲しかったところです。スマホだとZenFone4 Selfie Proが同じスナドラ625ですが、ベンチマーク結果は66318でした。4-5回実施してもたいして結果は変わらなかったので、5.6万点が実力ということでしょう。RAMの少なさが影響しているのかもしれませんね。

ただ操作感はとてもよく、例えば直近でレビューしたTECLAST T8という8.4インチタブレットは、AnTuTu 8万点越えしていますが、2K解像度ディスプレイという点も影響しているのか、Chromeでネット見ると多少ギクシャクします。しかしTab3 8 Plusはスムーズそのもので快適。なんというか粗さがなく、Chromeに限らずいろいろなアプリがキビキビと動く。T8と比べてRAM容量も1GB少なく、解像度は2K→WUXGAとダウンしているわけですが、こちらのほうが快適に動く。スペックバランスは大切だなと感じさせてくれる1台です。

電子書籍リーダーとしての使用感

8インチのタブレットという事で、片手で漫画や小説系の電子書籍リーダーを使いたくなります。そんなわけで定番のKindleで使ってみました。

ボリュームボタンにページ送り割り当てられるので、片手で読書が可能です。幅も123mmと成人男子なら比較的余裕を持って包み込める感じで持てるので、ギリギリ感みたいなものはありません。そのためボタンも押しやすくストレス無く読めます。ただ326gと8インチタブレットとしては普通ですが、片手でずっと持ち続けて読めるほどではないので、長時間読書には片手で持って、タブレット下側は枕やクッションに当てて読むと丁度良いです。

レビューまとめ

●Good

  • 8インチWUXGA解像度は発色もよく綺麗
  • ベンチマーク結果のわりにはサクサクと動作する点
  • 150ドルの価格ははっきり言って安い
  • 片手でも持ちやすいサイズ
  • 背面のざらざらの素材は持ちやすくホールド感あり、指紋も目立たない

●Bad

  • USB端子がmicroUSBである点
  • ストレージが16GBと少なめ

悪いところも書きましたが、あくまで「あえて書けば」というレベルです。microUSBである点はできればUSB Type-Cなら完璧ですが、150ドル(セール時)という価格を考えれば、致し方ないでしょう。

それよりは全体としての出来の良さに驚きました。3GB RAM、ストレージ16GBは、最近のスマホやタブレットからするとやや非力に見えますが、実際のさくさくと快適で、重いゲーム等のCPU負荷が高い処理をさせない限り、違和感は感じません。ストレージは足りなければmicroSDで補強すればOK。ただどうしても本体ストレージ容量が不満なら後継機のLenovo Tab4 8 Plusがあり、4GB RAM + 64GB ROMとなっているので、こちらをお勧めいたします。但し価格は270ドル程度と高くなるので、価格とのバランスを考えればTab3 8 Plusのほうがハイコスパです。

150ドルという価格を考えると、デザイン、品質の高さは抜群で、安物感がない点はとにかくお勧めです。

Lenovo Tab3 8 Plusの価格

記事作成時点の価格ですが、GearBest では149.99ドルでセール中です。カラーは今回レビューしたディープブルー以外にホワイトもあります。

・GearBest.com販売ページ : Lenovo P8 ( TAB3 8 Plus ) Tablet PC

送料は基本無料ですが、届くまで1ヶ月程度覚悟する必要があるので、早く欲しい方はオプション配送のPriority Line(日本国内は佐川急便配送がメイン)をお勧めします。オプション送料はわずか1.48ドルです。こちらは5-9営業日で届きますので200円弱の送料ぐらいは安いものです。

セール/クーポン情報はこちらに追記していくので、こちらも併せてチェックしてみてください。

【LTE SIMフリー版135.99ドル】レノボからSnapdragon625搭載 8インチWUXGAタブレット 「Lenovo P8 (Tab8 Plus)」発売! 価格はなんと1.8万円~

GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。

・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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