HUAWEIからMediaPad M5シリーズが発表されました。
その中でも、8.4インチ版の「MediaPad M5 8.4」がコンパクト&ハイエンドタブレットとして魅力的なので紹介していきます。
特徴
MediaPad M3愛用中の私としては、この後継機とも言うべきM5 8.4が気になっています。
そこで比較しつつ、何が変わったのか見ていきたいと思います。
デザイン上大きく変わったのはサイズで、上ベゼルがM3より細くなって、スマホで流行の縦長ディスプレイライクな雰囲気を纏っています。M3比では2.4mm短くなっているだけなのですが、シャープさが増しています。
CPUはKirin960で、HUAWEI P10シリーズと同様で、現在はKirin970(Mate10 Proなど)が出ている事を考えると1世代前ではありますが、充分ハイエンドレベルです。
RAMは4GB、ストレージは32/64GBから選択できるのはM3と同じ。ディスプレイは8.4インチ 16:10のWQXGA(2560×1600)という高精細さも相変わらずです。
また、M3の一番の不満点(私の中で、ですが)であったmicroUSBがUSB Type-Cへと変わっています。これは大きなメリット。但しイヤホンジャックが廃止されてUSB Type-Cの変換アダプタを使うタイプとなってしまいました。タブレットでスペースが足りないと言う事はないでしょうから、単なるコストダウン狙いなのかなという気もしてしまいますが、ここは利便性を追求して欲しかった所。
バッテリー容量は5100mAhで変わりませんが、動画再生は11時間とかなりのロングライフ。急速充電は9V/2Aに対応しました。
あとはOSがAndroid OreoベースのEMUI8.0になっている点、背面カメラの画素数が1300万画素にアップしているなど、微妙にバージョンアップしています。
スピーカーは引き続きステレオでHarman Kardonのチューン+ハイレゾ対応になりました。
WiFiモデルとLTEモデルが用意されるのもM3と同様で、日本でLTE版が発売されるかは分かりませんが、タブレット兼モバイルルーター代わりにも使えるので是非日本でも発売して欲しいところです。
とM3とM5の違いを見てきましたが、デザインは若干リファインされたものの、全体的にはマイナーチェンジレベルです。とは言え、CPUが新しくなり、2.4mm短くなったサイズは魅力的。USB Type-Cの採用も私にはうれしい。その分イヤホンジャックが廃止されたのが痛いですが、「時代は無線だ。Bluetoothイヤホンを使え」という事なのかなと諦めます。(変換アダプタを使っても良いのですがかさばるので)
スペック
製品名 | HUAWEI MediaPad M5 8.4 | HUAWEI MediaPad M3 8.4 |
---|---|---|
ディスプレイ | 8.4インチ WQXGA 2560×1600 IPS | 8.4インチ WQXGA 2560×1600 IPS |
CPU | HUAWEI Kirin 960 (2.4GHz×4+1.8GHz×4) |
HUAWEI Kirin 950 (4 x 2.3GHz + 4 x 1.8GHz) |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ容量 | 32GB/64GB eMMC | 32GB/64GB eMMC |
OS | Android 8.0 (EMUI8.0) | Android 6.0 (EMUI4.1) |
カメラ | フロント: 800万画素 バック : 1300万画素 |
フロント: 800万画素 バック : 800万画素 |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth LTE FDD / LTE TDD / WCDMA |
IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth V4.1 LTE FDD / LTE TDD / WCDMA |
バッテリー | 5100mAh (9V/2A急速充電) | 5100mAh |
サイズ | 212.6 x 124.8 x 7.7mm | 215.2 x 124.2 x 7.3mm |
重量 | 316g | 310g |
インターフェース | USB Type-C、ステレオスピーカー | microUSB、ステレオスピーカー |
その他 | microSD :Max 256GB | microSD :Max 256GB |
フォト/イメージ
関連リンク
・公式サイト : HUAWEI MediaPad M5 8.4