スマートウォッチメーカーMibroの新しいスマートウオッチ「Mibro Lite」をMibro様から提供して頂きました。
1.3インチのAMOLEDディスプレイ搭載しつつ価格はセールだと48.99ドルと激安でお値段以上の満足感は得られます。
Mibro Liteの特徴
Mibroは、Xiaomiも出資するZhenshi Technologyのブランドであり、Xiaomiのエコロジカルチェーンメンバーの1つです。
Mibro Liteは1.3インチ のAMOLEDディスプレイを搭載したスマートウオッチ。
最大の特徴は価格に見合わないこの1.3インチのAMOLEDディスプレイ。360×360解像度と1.3インチとしては非常に高精細。通常ここまでのスペックのAMOLEDディスプレイ搭載スマートウオッチは100ドル前後ですが、Mibro Liteはセールで40ドル台と半額近い価格となっています。(定価は99.99ドル)
機能的には24時間の心拍測定や歩数/カロリーといった一般的なものに加え、SpO2(血中酸素濃度)測定も可能。
そして水中での使用も可能なIP68防水にも対応しています。
バッテリーは230mAhで通常使用で8日間、ベーシックモードなら10日使用可能となっています。
1週間以上持つので、いつも言っていますが平日5日勤務で週末充電という使い方も余裕でできますし、小旅行/出張ぐらいはなら充電器要らずというのがいい。
その他15ものスポーツモード、メール/LINE通知等が可能など、一般的なスマートウオッチに必要と思われる機能はほぼ備わっています。
Mibro Lite XPAW004 | |
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ディスプレイ | 1.3インチ AMOLEDディスプレイ 360×360 |
バッテリー | 230mAh |
バッテリーライフ | デイリーモード : 8日間 ベーシックモード : 10日間 |
GPS | 無し |
防水 | IP68防水 |
機能 | バイブレーション: あり ヘルストラック: SpO2(血中酸素), 血圧,心拍,歩数,座りすぎ,睡眠 |
重さ | 48g |
開梱と本体周り
さっそく開梱していきます。
同梱物はマニュアル、USB充電ケーブル。
マニュアルはさすがに日本語無しで英語で書かれていますが、図解もあるし基本的にはアプリインストール、ペアリングしてという所まで行ければ、あとはスマートウオッチ側とアプリを見ていけば問題ないでしょう。
ディスプレイ面。やはりAMOLEDディスプレイは抜群に発色が綺麗です。360×360解像度はダテじゃなく、高精細で40ドル台=5000円強にはとても見えない。
デザインもシンプルで、余計な飾りが無いのも良い。変に飾ると安っぽくなるし。
側面にはボタンが一個あるだけ。機能としては画面オン/オフボタンになります。戻る等は左スワイプです。
裏面。心拍等のセンサーと充電端子があるだけ。バンドは20mmで工具いらず交換可能です。
充電器はマグネットタイプですが、大きめでがちっとくっつきますので簡単には取れない。
充電するとちゃんと日本語で表示されます。
ペアリングとアプリインストール
スマートウォッチはアプリとペアリングしてこそ真価が発揮されるのでアプリをインストールしていきます。
ペアリング前のMibro LiteにはQRコードが表示されているので、これをスマホでスキャンスするか、Google Play/App Storeで”Mibro Fit“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。
アプリが起動したら、「装置」から「デバイスを追加」をタッチ。あとは自動的にMibro Liteを見つけてくれるのでタッチすればペアリング完了です。
ウオッチフェイスは多数から選択可能
スマートウオッチの良いところはウォッチフェイスを好きなデザインに変更できるところ。
Mibro Liteはプリセット3種類と、アプリからオンラインで数十種類から選択可能です。
本体もアプリは日本語対応しLINE通知も可能
メニュー全て日本語化されているので、迷うことなく快適に使えます。
日本語もしっかりしていて、あらゆるメニューも日本語化されていますので、とても分かりやすい。
通知設定はアプリ側で「通知」からLINEやSNSをOnにしておけば、通知を受け取る事が出来ます。
但し通知できるアプリは以下のプリセットされたものだけで、好きなアプリの通知を受け取れる訳ではありません。
LINEでは日本語でしっかりと差出人と内容が確認できるので、通知は読みやすい。
フィットネストラッカーとして
フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/血圧/歩数計/睡眠といった基本的なヘルスデータの収集が可能です。
心拍トラッキングやSpO2もデータとして取れますし、ランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。
ただGPSがなく、地図とは連動しません。
外では輝度MAXで使えるレベル
1.3インチAMOLEDディスプレイは、輝度も高く外であってもよく見えます。太陽光下だとIPSのほうが利点は大きそうですが、Mibro LiteのAMOLEDディスプレイはかなり頑張ってると思います。もちろん日陰のほうが鮮明度は高くなりますが、日光直下でも時刻確認等は余裕です。
それでも少し角度を変えたり日陰に入れば、くっきりはっきり見えるので、このあたりはさすがAMOLEDディスプレイと言ったところ。
電池の持ちは実質6日ぐらい
通常使用で8日使用可能ですが、実際はどうかというとほぼ6日でした。
今回はテストも兼ねていたので、輝度はMAXで、LINEは10-20通/日、24時間心拍測定、日に数回SpO2測定といった結構ハード目な使い方でしたので、これらを少し緩和すればあと1日か2日は伸びそうな気がします。
総括
Mibro Liteを語る上で、価格は40ドル台という点はまず必要になってきます。この価格に対して、1.3インチ 360×360解像度のAMOLEDディスプレイは極上レベルにあり、ここが最大且つ素晴らしいポイントです。
非常に鮮明で見やすく、以前レビューしたMi Watchと同等レベルの美しさがありながらも、価格も半値以下というのが普通に凄い。
その他は一般的なスマートウオッチで、心拍/SpO2測定ができ、歩数計、睡眠、カロリー等々のトラックが可能。これは特段秀でたものではないものの、きっちりとした動作で不満はないでしょう。バッテリーライフもハードな設定で6日間使えましたので、同じ使い方でも平日5日はノー充電で使え、これはスマートウオッチとしては大きなメリットです。
個人的にはあとはGPS搭載なら文句なしと言えそうですが、そうなるとバッテリーライフも下がるし価格も上がって差別化が難しいという事なんだろうと思います。GPS無しで良いから5000円強ぐらいでAMOLEDディスプレイのスマートウオッチが欲しい方にはMibro Liteは良い選択肢だと思います。
価格
Aliexpressの SIMSONストアでは、プレミアセールを開催中。
Mibro Lite 本体のみは48.99ドル、追加1色バンドが付いたタイプが51.07ドルとなっています。
カラーバンドがたった2ドル程度で手に入るので、カラーバンドセットがオススメです。
配送はAliexpress Standard Shippingが無料です。
このプレミアセールの価格は2021年10月1日までとなっていますので、欲しい方はお早めに。
Aliexpress : SIMSONストア