コンパクトに折り畳めるスマホジンバルハンドスタビライザー「MOZA MiniMX」をMOZA様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。
主な特徴
MOZA Mini MXは最大ペイロード280gのスマホ用ジンバルスタビライザー。
長短でも180mmと20cm以下。つまり手のひらに収まるぐらい小型に折り畳めてしまうのが最大の特徴です。重さも420gと軽量。
もちろん手ぶれ補正は3軸補正でばっちり。ペイロードは280gなのでカバー付きのスマホでもそのまま搭載できます。
ジンバルとしては至って普通で、ジョイスティックやボタン類も一般的なものですが、価格が1.2万円程度と廉価で、更に固定三脚も付いてくるので、スマホジンバルであれこれ撮影したいという方にもこれ1台でまかなえます。
開梱
箱を開けて中身を確認。同梱物は3脚トライポッド、USB Type-Cケーブル、マニュアル、ストラップ、キャリングバッグとなっています。
マニュアルはしっかりとした日本語。使えるまでにはアクティベーションの手順を踏む必要があるので、これは助かりました。
三脚を付けるとこのようにロボット風(?)に仁王立ちしている感じです。
まずはアクティベーション
最初はコンパクトに畳まれていますのでアームのロックを解除する事でハード的には使用可能となります。
※アクティベーションしないと全く使えません。
アプリとの連動/アクティベーションも必要で、まずは「MOZA Genie」をGoogle Play/App Storeからインストールしておきます。
MOZA MiniMXの電源ボタンを長押しして電源を入れておくと、自動的に拾ってきますのでペアリングします。続いてアクティベーションが必要で、メールアドレスとパスワードを決めて、登録するとアクティベーションされて使える様になります。
外観
本体前面にはジョイスティックや電源/録画ボタンがあり、電源ボタン下にはバッテリー残とBluetooth接続が確認できるLEDが付いています。
充電端子はUSB Type-C。TypeCは表裏関係無くなく使えるし、Androidではもはや一般的な端子なので、使いやすい。スマートトリガーもあるので、全てが片手で操作できるようになっています。
使ってみた
添付されている三脚を使うと、こうして置く事もできるし、タイムラプスでの撮影などにも便利。簡単に取り付け/外しができるので、とりあえず付けて持ち歩いて、使わなければカバンにぽいっといれとくなんてことも気軽に可能です。正対した際に、スマホを支えるアームが右側に傾いているあたりは非常にユニークで、これは折り畳む際に必要な角度だったのだろうと予想されます。かなり試行錯誤したような印象があってスマートではないところが好印象。アプリで細かくMini MX自体の設定や、生放送(VLOG)、タイムラプスやスローモーションといった設定もワンタッチで可能です。日本語化もされているので直感的に使えるので、マニュアルはアクティベーション以外は不要なぐらい簡単に使えてしまいます。
実際に撮影した動画はこちら。
渓流沿いを歩いたり、小走りで走ってみたり、タイムラプスで撮影してみました。ドスドス走ってみたりもしたのですが、動画はさすがに安定しています。タイムラプスも三脚で安定して簡単に撮れるので、夜景などの撮影にも良さそうです。
総括
折り畳めるジンバルはコンパクトで人気ですが、Mini MXは安い割には充分3軸スタビライザーのおかげで安定した動画が撮れました。
ペイロード(使えるスマホの重さ)も280gあるので、大抵のスマホ+カバーでも大丈夫。ただ最近は210g程度のスマホも出ているので、そうしたスマホはカバーによっては取らないとダメかもしれません。
不満点はほぼなく、価格も1.2万円程度と比較的安価な為、今持っているジンバルが折り畳めずデカイと悩んでいる方や、初めて使うという方にもオススメです。
折りたたみジンバル全体的に当てはまりますが、こうしたジンバルはカバンに入れて持ち歩き、思いついたら撮影するという形が似合いそうです。小さいお子さんが居るなら、カバンや車に入れて置いといて、公園などでぱっと取りだして撮影するといった事に向いてそうです。
価格
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