『No.1 G3スマートウォッチ』ファーストレビュー! サムソンGearS2クローンはなかなかの良いぞ

以前、No.1という中国のメーカーの『A10』というスマートウォッチをレビューしました。

中華なスマートウオッチ『No.1 A10』が届いた! 開梱+外観編
中華なスマートウオッチ『No.1 A10』が届いた! 遊んでみた 【前編】
中華なスマートウオッチ『No.1 A10』が届いた! 遊んでみた 【後編】

そのNo.1から「A10より良いもの作ったからレビューしてくれ」と再び依頼がありました。
もちろん快諾。
A10はダミーのボタン、安っぽいデザインと質感などでいまいち感があるスマートウォッチでしたが、機能的には結構しっかりしていました。

今度の「G3」は、見た目はサムソンのGear S2のクローン。No.1の方も「質感も高いし画面も綺麗だからイチオシだ!」と鼻息も荒いので、楽しみにしていたのですが、とうとう届きました。

売値は$50という話(GearBestで実売6000-7000円)だったので、正直期待していない部分もありましたが、これが・・・GearS2クローンとは言い切れませんが、値段以上に頑張っているスマートウォッチでした。

開梱の儀

では早速開梱。箱は以前使用したA10同様のカラフルで綺麗な箱で好印象。
開けるとビニールに包まれたNo.1 G3が登場。
液晶面にはしっかりと保護シートも貼ってある。ぱっと見はGearS2と見比べないと分からないぐらいオマージュされています。もちろんクローンなので、「世界を回せ」的なベゼルが回る機構はありません。マニュアルは当然ですが英語。文字もかなり小さいので、英語苦手な方だとちょっと苦痛かも。それでもペアリング手順とか、アプリのダウンロードとかもあるので、ある程度読んでいたほうが安心できます。 その他付属品は充電ケーブル。microUSBではなくマグネット式です。
G3 スマートウォッチの裏側。ここに充電端子がある。
このようにマグネットでピッタリとくっつけるだけ・・・・・なのですが、マグネットが弱くちょっとでもケーブルに負荷がかかるとすぐにぽろっと取れてしまうのが残念。(ちなみにこの背面パネルは外れて、microSD/SIMスロットが現れるのですが、それは次回レビューで記事にします。) 上記写真のようにテーブルに置いておけば外れずに充電できる。というか充電出来る方法がこの方法しか思いつかない。無事充電できれば、下記のように充電中を示す表示が画面に映し出されるようになっている。
当然ですが、「専用ケーブル」の為、無くしたり壊したりしたらダメージデカいです。輸入ものだけに。

外観レビュー

質感は本当に悪くない。というかなかなか良い。バンドもしなやかで腕にフィットしますし、デザイン上「こりゃダメだ」みたいな部分は見当たらない。結構いやらしくというか、「中華スマートウォッチでしょ?怪しい・・・」という目で見てしまい、汚れてたり、手を抜いた所あるんじゃなの?と思いつつ触っているものの、それらしいところが全く見つからない。(まぁ私の見る目がないのかも知れないですが) サイドもステンレスで出来ているらしく、触った感触がひんやりとしてる。もちろん剛性感が高い。

ボタンは右側に2つあり、上から決定ボタンと戻るボタンに割り当てられている。A10はボタンが1つだけだったので操作性がいまいちでしたが、S3はとても使いやすい。

電源を入れたところ。画面ははっきり言ってかなり綺麗。
フェイスデザインはいろいろと変更できる。

デジタルタイプや、、、
こんな感じの色鮮やかなタイプにする事もできる。他にもプリセットはいくつかあり、また自分でデザインを作って組み込む事も可能。(このあたりはまた次回以降のレビューでやってみます)

Gear S2(本家)との比較

ここで、サムソンのGear S2との差を確認しておきましょう。
No.1の公式サイトを見ると、No.1 G3がどれだけ『サムソンGearS2クローン』として意識しているかが分かります。意識しているというのはNo.1側だけで、サムソンは一切意に介さないとは思いますが・・・

まず価格。G3が57.99ドル、GearS2は299.99ドルだと言ってます。 そりゃー言っちゃ悪いけど「(GearS2とは)出来が違うもの・・・」。機能や性能が全く同じならここまで言っても良いけど、ベゼル動かないし、Wireless充電じゃないし、ウオッチ単体でネットが見れちゃったりできるし・・・とか言い出したらきりが無いぐらい中身は違うのに、「外見似てるしこっとのほうが安いぜ」と言い切る所がさすが中華な世界(汗)

次にスペック比較。解像度ではさすがに負けてますが、バッテリー容量は50mAhだけですがG3の勝ち。でもって、microSIMとmicroSDを搭載できるG3はすげーぞと。
確かにmicroSD搭載であれば、音楽データ入れておいたりすればスタンドアローンでもいろいろ出来そう。ちなみにスペック上は16GBのmicroSDまでサポートされます。(ちなみに本家GearS2はROMとして4GBも搭載しているので、容量では負けますが、そもそもスマートウォッチにそれ以上の容量が必要なの?という気もします。)

SIMは2G(GSM)しかサポートしてないので、日本では使えませんね。

GearBestで6000円台で販売中

と、ここまで簡単に開梱からざっと本体周りをレビューしてきました。

正直な感想としては、「いやいや質感いいですよー」と。パチもん臭がだいぶしていましたが、それでもここまできっちり作られたらぐうの音も出ません。

そんなNo.1 G3は、GearBestで6000円台でセール中

この価格なら悪くない質感ですよ。

次回以降は使い勝手とか、スマホにインストールするアプリはどんな感じなのかとか、microSD入れると何が出来るかとかやっていきたいと思います。

関連サイト/リンク

中国のNo.1からスマートウォッチ『G3』発売~サムソンGearS2そっくりだが価格は7,000円ほど
・GearBest販売サイト: NO.1 G3 Sports Smartwatch Phone
・No.1公式サイト : G3 SmartWatch
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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