週末にPC周辺を整理していると、古い2.5インチHDDが出てきました。
160GBの容量なのですが、元々何に使っていたのかよく覚えていません(^_^;)
だいぶ古いことは確か・・・・ですが、丁度仕事用ノートPCのデータバックアップをしたいのと、弟に親にデータを受け渡すデバイスが欲しいなぁと思っていました。
ま、USBメモリーキーでも良いのですが、160GBあれば以前撮った写真もだいぶ入れて置けますし、なにより「あとはケースだけあればバックアップストレージができちゃう」という手軽さに惹かれて、USB接続のHDDケースを買うことにしてみました。
買ったのはFREEGENE FG-2003&USB3.0接続HDDケース
HDDケースなんて何でもいいんじゃん・・・という気持ちも多分にあったのですが、せっかく買うのでいろいろと調べると、速度・静音性・信頼性あたりがキモで、製品によってだいぶ性能がばらつく感じでした。しょぼいのだと、USB3.0なのに全然速度が出ないとか、すぐ壊れたとか、いろいろとありそうで悩みどころ。
しかしこのFREEGENE FG-2003は、口コミではなかなかの速度と信頼性のようでしたし、また価格が「1290円」と破格だったのもあり決定です。
最近のHDDケースは、HDDが7mm厚しか対応しないものもありますが、私のHDDは9.5mm厚。
このFREEGENE FG-2003は9.5にも7mmにも対応しているので安心です。7mmHDD使用時は、スポンジ付属していてスペーサー代わりになります。
パッケージに含まれる同梱物
HDDケースだけでなく、組み立て用のドライバー、HDDケースを入れる袋、ネジ、ネジ隠しのシールが入っています。
ま、必要な物は全部揃ってますよという感じですね。
HDDケースは分解するとこんな感じ。
筐体と上下のフタに別れるのですが、オールアルミで、1200円程度の割にしっかりとした作りで好感が持てます。ガッチリしているので、ちょっとぐらいではHDDに損傷を与えることは無さそうですね。
組み立て
これは簡単。
2.5インチHDDをSATA端子にぎゅっと押し込みます。
裏側を貼付のネジで止めます。実は私のは貼付ネジが使えず・・・見た目同じミリネジっぽいのですが、入りが悪いので、手持ちのミリネジを使いました。
次に上下のカバーを取り付けて、側面を貼付のネジとドライバーで締め込みます。(こちらは無事ネジが使えました)
側面のネジは貼付のシールで隠すことが出来ます。
私の場合は、この段階では動作しなかった際に、再度バラしが入ることも予想して、シールは貼りません。
あとはUSBケーブルを繋げば完成です。
上の写真のように、ケースにはACが挿さりそうなポートがあるのですが、電源は付いていません。何ボルトのACが使えるのかも記載は無さそうなので、無用の長物ですね。これは。
USBのバスパワーで元々動作するものですので、要らないとは思いますが。
ケーブルは「USB 3.0 Micro B」というコネクタで、見慣れないものです。
主にポータブルHDDに使われているもので、規格はややこしいし汎用性はあまりないし良い事なさそうですが、抜けづらい形状なのは良いかもしれません。
あとはケースには電源スイッチがあるので、忘れずに電源をONにしておきましょう。
接続・・・果たして速度は?
PCのUSB3.0端子に接続すると、無事に起動出来ました。
HDDアクセスランプもブルーでかっこいい。
さて問題の速度。
HDDのベンチマーク「CrystalDiskMark4.0.3」で測ってみました。
結果は・・・
ぐはー。なんか遅い。
HDD自体が古いという事もありますが、HDDをノートPCに内蔵すると、60MB/Sくらいは出ていますので、47MB/Sとちょい遅い。
実際、データを転送してみると・・・
ベンチマーク通りの結果。
USB3.0という規格に期待を持ちすぎたか・・・
しかし、私自身の使い道としては、PCデータのバックアップと、持ち運べるデータストレージだけですので、速度重視ではないし問題ないですね。
速度に関してはSSDとか超速HDDとかつければきっと速いのでしょうし。
なによりケースがアルミでがっちりしていて、かばんにポイっと入れても安心できるのがいい。
放熱性も高そうだし。
また静音性も高く、静かな部屋でもHDDのアクセス音が全くしないのも◎。
Amazonで1290円(送料込み)なら、これで文句言ってはいけないほど、優秀なHDDケースです。
※もともとは5000円前後の品です。セール価格で1290円のようなので、欲しい方はお早めに。
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