【実機レビュー】1万円程度の4Kアクションカメラ「AKASO V50 PRO」使ってみた～この価格で手ぶれ補正が強力

2020-10-18
ガジェット, レビュー, アクションカム/360度VRカメラ

4Kアクションカメラ『AKASO V50 PRO』をAKASO様よりご提供頂きましたので、レビューしていきます。

EIS手ぶれ補正が付いて4K/30fps撮影ができるにも関わらず、1万円以下で購入できるエントリー向けアクションカメラです。

1 特徴
2 同梱物と外観
3 操作&日本語表示
4 使ってみた
5 まとめ:手ぶれ補正で安定した動画が撮れるエントリーアクションカメラ
6 V50 Proの価格
7 関連リンク

特徴

AKASO V50 PROは、4K 30fpsまでの撮影ができるアクションカメラ。タッチ対応の2.0インチディスプレイと20MP/170度の広角レンズを備え、付属の防水ケースを使えば水深30mでも使う事が出来ちゃいます。

最近はGoPro等でも搭載されている手ぶれ補正機能もあるので、安定した動画撮影が可能です。

動画：4K/30fps，2.7K/30fps，1080P/60fps，1080P/30fps，720P/120fps，720P/60fps，720P/30fps

同梱物と外観

同梱物は多彩。防水ハウジング、ハウジングカバーの予備、アタッチメント各種、USB Type-Cケーブル、マニュアル等々がこれでもかと入っています。
面白いのはリモコンで、これで撮影や電源Onも可能です。

アタッチメントはこの手のアクションカメラに多数付属しているものと同様でほとんど必要なものは揃っています。
またGoPro Heroシリーズにも対応できるアタッチメントも付属しています。

セットアップは画像のみでシンプル。アクションカメラを使った事がある方なら迷わないでしょう。

マニュアルもシンプルで日本語もありますが、基本的にはQRコードからネットで見てねという形。まぁ1度読めば良いだけのマニュアルならこうした形もアリですね。前面の2インチレンズ。こちら側にはボタンは無し。

上部に赤と青のボタンがある。赤がセレクト、青が録画&シャッターボタンとなっています。普通赤が録画と思っていると間違うので注意が必要。まぁこのあたりも慣れでしょう。

サイドにはmicroSD、microHDMI、USB MiniB端子があります。マイナーなMiniB端子はちょっと残念で、USB Type-CとはいかなくてもmicroUSBであれば汎用ケーブルが使えるので利便性は上がったはずです。

背面にはバッテリー蓋と、三脚用ネジがあります。タイムラプスなどの撮影をする際は三脚必須なので助かりますね。

操作&日本語表示

操作はタッチ対応のディスプレイなので快適です。2インチの画面も1万円前後のアクションカメラとしては充分広く使いやすい。

表示は日本語も可能なので、困ることは無いでしょう。

リモコンを接続したり、WiFi接続でスマホアプリとの連携も可能。

ビデオ解像度も4K/30fps、1080P/60fpsなどが選択可能。ちなみに720P 120fpsも選べますが、その際は手ぶれ補正が使えなくなるので、実用上はフルHD(1080P)でしょうね。

使ってみた

鎌倉にてSUP(スタンドアップパドルボート)に乗る機会があったので使ってみました。

動画は1080P 60fpsで撮影しています。

地味に凄いなと思うのは手ぶれ補正。かなり強力に働いて、常に波に揺れて不安定なSUPの上でも安定して動画が撮れています。
1万円程度のアクションカメラでこれができるのはかなり凄いです。

また後半はSUPから水中にカメラを入れてみました。今回いった際の鎌倉付近の海は透明度が高いわけではなかったのですが、そこそこクリアに撮れています。
付属ハウジングは水深30mまで耐えられるので、シュノーケリングやダイビングなんかにも充分使えそうです。

ただ映像自体はピーカンの天気で光量も高めな割に、若干ノイジーなところもあるのはやや残念でした。

まとめ:手ぶれ補正で安定した動画が撮れるエントリーアクションカメラ

AKASO V50 PROは1万円程度の価格で販売される、いわゆるエントリー向けアクションカメラです。

が、動画を撮ってみて、正直ここまで手ぶれ補正がちゃんと効いていのに驚きました。(すみません侮ってました)
映像自体は多少粗いかなという感じはしますが、そのあたりはこの価格で求めすぎという所。

USBがminiBというのは難点で、V50 Proを持ち歩くとすると、MiniBケーブルを忘れずに持っていかないと、バッテリー切れの際は詰むのは厳しい。
ここはやはり一般的なmicroUSBかUSB Type-Cが欲しい所ですが、結局は気をつければ良いだけのことなので、利用頻度が少なければあまり難点にはならないでしょう。

価格と性能のバランスで考えると、とりあえずアクションカメラ使ってみたいとか、低価格で手ぶれ補正付きのものが欲しいと言う方にはお買い得と言えるアクションカムだと思います。