『Xiaomi RedMi Note3』使用感実機レビュー【前編】日本語化~触って感じたXiaomiの凄さ

先日ファーストレビューをしました、Xiaomi RedMi Note3ですが、使用感のレビューをしていきたいと思います。

実機使用感レビューの今回は【前編】としてポジティブな所をメインに見ていこうと思います。

日本語化は簡単にできる

日本人なら一番気になるのが日本語化できるかどうか。

私も気になります。

まずは日本語ロケールが入っているかチェック。

「Setting」→「Additional Setting」→「Language&Input」→「Language」を見ると「English」になっています。
ここをタッチすると言語ロケールの一覧が表示されるので、日本語を探します。

あ・・・あった!

早速タッチ。

そして日本語化完了~!

簡単で良かった。ただフォントは中華フォントですね。まぁー出来ないよりは遙かに良いのでこれはこれで仕方なし。

ストレージは11GB空き有り

Xiaomi RedMi Note3はmicroSDがないモデルの為、ストレージの空きに関して気になります。手元にあるRedMi Note3は16GB版の為、結構カツカツか・・・と思いきや、11.65GBの空きあり。

それほど写真も撮らないという人は16GBでいいが、ただこのあと写真・アプリ・動画と撮り溜めて行ったりすることを考えると、やはり16GBのみでは足りない気がする。RedMi Note 3は32GB版もあるので念のためこちらを買う方が安心でしょう。差額は5000円程度。決して安くない価格差ですが、オンラインストレージなどを上手く使ってやりくりすることが面倒なら最初から32GB版を使ったほうがいいでしょうね。

ディスプレイはめっちゃ綺麗

私はGalaxy Note5はメインで使っていて、有機ELディスプレイに目が慣れています。要は綺麗なモノをいつも見ているので目が肥えているつもりです。

その私から見て、たったの2万円のRedMi Note3のディスプレイは「文句の付けようが無いほど綺麗」です。

これ、Galaxy Note5(左)とRedMi Note3(右)の比較。(双方とも輝度最大)写真で撮ると右のRedMi Note3が尿液晶っぽく見えてしまいますが、実際目視していると全く差が分からない。もちろん有機ELのGalaxy Note5のほうが”比べれば綺麗”なのですが、比較しなかったら分からないレベル。

写真などの細かい画像の発色もよく、Full HDの壁紙を表示させたりしても充分美しい。

視野角も素晴らしく、ほぼ真横から見ても色合いが白くなったりはせず、実に綺麗で文句の付けようが無い。 やばい。ケチをつけるところが見当たらない。

操作性は快適そのもの

これは結論から言うと「恐ろしいぐらい快適」です。

キビキビサクサクのヌルサクです。以前購入したUlefone BeTouch3はChromeでブラウジングしていると「若干ひっかかるなぁ」という部分がありましたが、それでも2万円弱という事を考えれば充分でした。
ですが、価格差2000円程度のRedMi Note3を使ってみると雲泥の差。断然こちらが速いと体感出来るレベル。

1.3GHzのクアッドコアと、2.0GHzのオクタコアという歴然たる差があるとは言え、ここまでも体感差があるとは思わなかった。MediaTekのCPUもHelio X10 2.0GHzのオクタコアぐらいになると、通常操作レベルでは全く違和感無く気持ち良く使える事が分かった。
手に持ってみても5.5インチスマホなのに、でかさを感じない。ボタンはメタルで押しやすいしクリック感もある。欲を言えばボタン類がもう少し下だったらより使いやすいのにとは思うが、それでも充分合格点レベルの使いやすさ。

Xiaomiやばいなぁ・・・これが2.1万円の端末かと唸ってしまう。

AnTuTuベンチマークスコア

前述のようにRedMi Note3は、MediaTekのHeli X10 2.0GHz Octa Coreが載っています。私のものは2GBメモリでRedMi Note3の中では最廉価版なのですが、どの程度の実力かAnTuTuのベンチマークでみてみましょう。

テスト結果は・・・
『47,730』!

さすがとしか言いようがない。メモリ2GBでこの数値はなかなか良いと思います。
これ。昨年前半は「スペックモンスター」と言われていたZenFone2の4GBメモリ版で49,000ぐらいと言われていますから、2GBメモリでこの数値は驚きです。1年弱前のハイエンドレベルの性能がたったの2万円ですよ。うーん。

前編まとめ: 2万円でほぼ不満無しという恐ろしい時代

いやいや。これはヤバイ端末です。今回は日本語化・操作性・画面関係を見てきましたが、とにかく不満無し。もちろん細かく言えば日本語フォントがしつかり入って無いとか、microSD無いのがなぁとかはありますが、それはあくまで事前に知っていた部分であり、そもそも「無いもの」として使い始めたわけなので、今それを言っても仕方ない。

単純にXiaomi RedMi Note 3という端末自体の性能を触って使ってみると、あまりのデキの良さに感動すら覚える。5.5インチフルHDの画面は綺麗すぎるぐらいだし、

レビューなので「なにかネガティブ要素を探してやろう」的な事は考えて臨んでいるわけですが、「ヤバイ。不満ないわ・・これ」となってしまう。そうは言っても細かい部分ではあるので次回【後編】でそのあたりをまとめてみます。

しかし、何度も言ってしまいますが、執筆時点でXiaomi RedMi Note3は21,901円
日本で同価格帯だと、先日紹介した「ZenFoneGo」が同じ5.5インチです。
ASUSから5.5インチで2万円のSIMフリー『ZenFone Go』登場! 日本発売は3/末~
ですが、スペックは二回りぐらい違う。

ZenFoneGoは完全ローエンド機。RedMi Note3はちょっと前ならハイエンド機です。もちろんRedMi Note3は日本では技適取ってないし、LTE周波数帯もB19のサポートが無いなど細かい部分では「日本用にカスタマイズされたスマホ」には負けます。しかしハード的に使用感もコスパも完全に他を圧倒している。
こんなのXiaomiが「まだ本気出していないだけ」で、本気出したら日本メーカーどころか、日本でSIMフリーの雄であるASUSもぶっ飛ぶぐらいの衝撃が来るのは間違いない。

中華スマホの中でもこの性能と価格のバランスはずば抜けているわけで・・・いつかXiaomiがB19のLTE周波数帯をサポートして、技適取ったら・・・マジで怖い。そんなことをRedMi Note3を使っていて思ってしまいました。

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