USB充電器と言えば、小型、パワフル、ポート数など利便性とかスペック一辺倒となりがちですが、マッキントッシュをオマージュしたデザインのUSB PD充電器「SHARGE Retro 35」を使ってみましたのでレビューしていきます。
この「SHARGE Retro 35」はMakuakeにて発売しています。
主な特徴
SHARGEはモバイルバッテリー/充電器等を発売する中国のメーカーで、Sharp=シャープとCharge=チャージを組み合わせた社名となっています。製品は130Wのシースルー型モバイルバッテリーや、今回のRetro35のような、かなり尖った製品が主体で、後発だけに非常に挑戦的な製品が多いです。
このRetro 35は、35W出力のUSB PD充電器で、以下のように3cm角程度と超小型。
デザインは見ての通り、初代マッキントッシュをオマージュしたデザインで、ディスプレイはLEDで色が変わるようになっています。
ポートは1ポートのみ。
開梱と外観
同梱物は本体、マニュアル、あとはシールが添付します。このシールでディスプレイにある笑顔マークを張り替え楽しめます。もちろん自分で好きなシールを用意しても良いですね。
上部にはUSB Type-C端子。追加オプションでRetro35にマッチしたカラーとデザインのケーブルがありますが、こちらはUSB Type-Cか、USB Type-C to Lightningのどちらかを選べます。
背面には規格が書かれています。最大20V-1.75Aで35Wです。Makuakeから発送される製品にはPSEマークもしっかり入ります。
使ってみた
早速使ってみました。
コンセントに入れた所ですが、やはりかわいい。会社のデスクに置いときたいかわいさで、妻が「これいいね。会社で使いたい!」と懇願するほど。実用性一辺倒のUSB PD充電器ですが、あれは絶対ほっこりします。
電源コンセントに差し込んだだけだとブルーですが、、、、
充電を開始するとグリーンにLEDが変わります。
このLEDは出力ワット数に応じて変わるようになっていて、色分けは以下のようになっています。
白色 無充電
黄色 0.3w-12w
青色 13w-20w
緑色 21w-35w
PCの充電をしていると、最初はグリーンですが、充電完了するとイエローになっているので、結構充電状況がわかるのは便利だったりします。ちなみにLEDは5分で消灯します。
PCに繋いで仮に出力計測してみましたが、32Wでていました。
私の使っているLG gram 17で、充電ステータスにはなっています。(公式では45W以上必要)
それでも32Wで充電してましたし、MacBook等ちゃんと30W充電のPCであれば、効率的に充電できるはず。
もちろんスマホに接続して急速充電にも対応しています。
総括
SHARGE Retro 35については、ここまで見てきたように、まずは見た目第一。
これを見て「かわいい」「いいねぇ」と思ったらもうその人はヤラれています。
単にデザインだけでなく、35Wの高電力充電が可能な為、スマホだけでなくPCも可能ですし、小型で持ち運びやすい、またディスプレイの所がLED点灯することで出力が概ねわかるのも◎。
機能面では1ポートのみなので、複数デバイスを充電したいという欲求には応えられないですが、それを割り切ってもかわいさが勝つ。
どれを見ても機能性とコストダウン一辺倒のUSB充電器はこういう方向性にもっと広がっていってくれるといいなと気付かされました。
価格
SHARGE Retro 35はMakuakeで発売中。30%オフで4890円となっています。2個なら9090円と35%オフ。