オーディオ機器ブランドSoundPEATSの完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS TrueAir 」をSoundPEATS 様からご提供頂きましたので、使ってみました。
主な特徴
「SOUNDPEATS TrueAir ワイヤレスイヤホン」はBluetooth接続のTWS(完全ワイヤレス)イヤホン。
いわゆるAirPods似のうどんタイプですが、14.2mmのダイナミックドライバーを採用することで、パワフルな低音域、繊細な中音域、クリアな高音域を楽しめる様になっています。
またイヤホン単体で5時間、ケースで充電しつつ使えば30時間以上使えるバッテリーライフ、ケース自体はUSB Type-Cで充電出来る簡便さを備えています。
サイズ(イヤホン) | 15.9 × 16.2 × 42.9 mm |
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サイズ(ChargingCase) | 46.2 × 29.5 × 57.3 mm |
重量(イヤホン) | 3.77 g |
重量(ChargingCase) | 33.9 g |
接続(イヤホン) | Bluetooth 5.0 |
接続(ChargingCase) | Type-C充電ケーブル |
チップセット | QCC3020 |
ドライバーユニット | 14.2mm |
再生時間 | 30時間以上の再生時間 |
対応コーデック | aptX、AAC、SBC |
開梱と外観
パッケージはとてもシンプル。
同梱物は充電ケース(中にイヤホン)、マニュアル、USB Type-Cケーブルとなっています。
マニュアルはマルチランゲージで日本語もあります。このあたりは日本で長く販売しているSoundPEATSはさすがという感じ。ペアリングの仕方など困る事もあるし、また以下のようにイヤホンを何回タッチ/長押ししたらどのような動作になるかも書かれているので、日本語のほうが明らかに助かります。イヤホン外観はこんな感じ。インナーイヤー型でAirPodsによく似ています。
似せる事である種所有欲が満たされる人も居るとは思いますが、個人的にはちょっとそこは卑屈な感じがしますね。よく見れば違いは分かるものの、こうしたAirPodsライクなイヤホンは多数あるので、できればカラー変えるとか、堂々とSoundPEATSだぞっというマークでも入っていれば良かったのに。
ケースにはこのような感じで収まります。ケース真ん中にはボタンがあり、これがペアリングボタンとなります。
ケース下部にはUSB Type-C端子があり、ここから充電します。USB Type-C端子なのは使い勝手が良くレガシーであるmicroUSBをもう持ち歩かないという方には特に嬉しい所。
充電中はこのようにグリーンのLEDが点灯します。
◎音質は大満足/△落ちないよう気を遣う
早速使ってみました。ペアリングは簡単で、ケース表にあるボタンを3秒長押しでBluetooth検索モードになるので、あとはスマートフォン/タブレット等でBluetoothスキャンすれば見つかります。
ペアリング後、まずはインナーイヤー型という事で装着感と「落ちないのか」を試す為、1時間ほど週末ジョギングで使ってみました。
結論から言うと「落ちない」です。走ったり無理矢理飛び跳ねたりしてみたのですが、意外とぴったりとしていて落ちませんね。これには驚きました。(もちろんそれでポロポロ落ちるならかなり問題ですけど) またカナル型のように耳の押し込み感がなく疲れないのも◎です。走っている時のタッチノイズのような音もなく、走りに集中できるのも良いです。
ただやはり物理的に何かに当たると「ポロっ」と落ちる可能性があります。
走っている間にうっかり耳に手を当てたり、タオルで顔拭いている時に端が当たったりすると取れるリスクを感じるので気を遣うのが難点。落ちたら見つからなそうですし、走っている時ならまだしも、満員電車とかだと絶望的。もちろん本家のAirPodsよりはダメージは少ないですが、それでも4000円台ですし、大事に使いたければ使い場所を考えると必要がありそうです。
音質はかなり良いです。しばらくAmazonプライムミュージック等でクラシックや洋楽を聞き続けていたのですが、正直お値段以上。
低音は強すぎず弱すぎず「ズンズン」うるさすぎないのがいい。中~広域はクリアな音ですし、全体的に良く音が出ています。
タッチ操作も可能で便利です。ただ前述のマニュアルにあるように操作を覚える必要があるので、そこは便利さとの兼ね合いですね。左イヤホンタッチでボリュームダウン、右でアップぐらいは良いですが、2回タッチとか3回タッチとかのコマンドまでは覚えきれない(使いこなせない)気がします。
また若干ラグはあるのでゲームには向かないですね。音楽中心なら問題無いです。
総括と価格
価格は4,990円で10% OFFクーポンがあるので約4500円ぐらい。この価格帯のTWSイヤホンとしては、コストバランスが良い製品だと思います。
インナーイヤー型全体的に「落ちたらどうしよう」というリスクというか心配毎はありますので、そこはマイナス点ですね。
それでも使う前は「ジョギングとかしたらリスキーだろうな」と思ってましたが、実際試してみるとそういう心配は全く無く、装着感もむしろカナル型より圧倒的に耳に優しいので、着け心地の満足感が高いです。
AirPodsライクな製品は多々ありますが、音質、使い勝手、バッテリーの持ちなど、怪しいメーカー使うぐらいなら、満足感はTrueAirのほうが間違いなく得られると思います。