SwitchBot ロック Proは、既存の鍵に後付けできるスマートロックで、今回このSwitchBot ロックProと、キーパッドタッチをレビューします。
単体ではオートロック、遠隔操作での施錠/解錠ができますが、更にキーパッドタッチと組み合わせれば、暗証番号/指紋認証も可能。
つまり鍵の持ち運びから解放されるだけでなく、セキュリティも向上します。
オートロック機能で鍵の閉め忘れを防いだり、スマートフォンアプリでドアの開閉状況を確認したり、一時的な鍵を発行したりすることも可能です。耐久性にも優れており、長期間安心して使用できます。さらに、他のSwitchBot製品との連携も可能で、スマートホーム環境を構築することもできます。
更に、プロの名が付くように、以前のスマートロックより性能が強化されており、適合するサムターンが殆どという99%になっていたり、バッテリー寿命が9ヶ月から12ヶ月と大幅に増加しています。またロック解除までの時間も平均1.4秒と大幅短縮されています。
*SWITCHBOT株式会社様からお借りしてのレビューです。
開梱と外観
同梱物はSwitchBotスマートロック本体、ドライバー、マニュアル、その他ネジやクリーニングティッシュ。
私はSwitchBot スマートロックを現在使用しているのですが、付属品が少ない事に驚きました。どうしても各家庭のドア形状を考えると、高さ調整等のスペーサー/アダプターが多数必要となるのですが、SwitchBotロックProは鍵部分もネジで調整出来るためシンプルです。
鍵ノブは両サイドからパッドで挟むようになっていて、ドライバーで微調整可能です。
以前のスマートロックの場合、鍵ノブにあうパーツを選択して使っていましたが、それでも数ミリの余白というか遊びの部分があり、そこでパワーロスをしていました。しかしこのSwitchBotロックProは両側からしっかりとゼロ距離まで挟み込める為、パワーロスが少ない設計です。よく考えられています。
本体を開けると単3電池x4が入っている。
以前のSwitchBotスマートロックでは、CR123というちょっと一般的ではない電池で、1本200-300円と気軽に使える価格ではななったのです。が、SwitchBotロックProでは単3×4となり、かなりリーズナブル。またオプションでSwitchBot純正のUSB充電式のバッテリーも売っています。
しかも単3×4の寿命は270日=9ヶ月以上と謳っている為、以前のSwitchBotロックの180日より3ヶ月も伸びました。
マニュアルは図解入りで親切です。
左がSwitchBotロックPro、右がSwitchBotロックです。サイズはほぼ変わらずですね。
取り付けは簡単
我が家の玄関ドアは金属なので、強力な両面テープで取り付けることになります。
その前に、その前に自宅の鍵位置に合わせた高さ調整が必要です。
なんか面倒臭そうだなと感じる方もいると思いますが、実際は簡単。各家庭のドアに合わせた微調整をするだけです。
付属のドライバーでネジを回してサムターンホルダーを広げます。
ホルダーだけを取りだして、鍵に取り付け、ネジでしっかりと締め込んでおきます。この時、ホルダーを回して軽くロック/解除ができるか手動で試してて位置を微調整おきましょう。
高さ調節プレートのネジを外します。
先ほどのサムターンホルダーに付け、どの高さが適切か試し、仮に取り付けてみてその位置にネジ止めをしておきます。
取り付け位置を付属のシートで綺麗に拭いて乾かします。
高さ調節プレートの裏にある両面テープのシールを剥がして取り付けます。ぐっっっと押しつけます。マニュアルでは2分間と指示されています。
その後付属の青い固定補強テープを貼り付けます。これを48時間付けておきます。
続いてロックProを取り付けたドアのドア枠に、磁石パーツを両面テープで取り付けて完成。この磁石パーツはドア開閉検知用です。
キーパッドタッチ取り付け
続いてキーパッドタッチを取り付けます。
基本的にはスマートロックと同じ。まずは電池を入れておく。
台座となる金具に付属の両面テープを貼り付ける。取り付け場所を綺麗に拭いて両面テープを剥がして取り付けるだけ。外にあるので盗難の心配があり、基本的にはネジ止め推奨でしょうが、マンションの場合はそうもいかないのでテープでやむなし。盗難時はアプリから通知がくるので一応取られたのは分かります。
取り付け後はアプリで設定
スマートロックなので当然アプリで連携していく必要があります。
Google Play(Playストア)/App Storeで「SwitchBot」アプリを探してインストールしておきます。
あとはデバイス追加で「ロック」を選び、画面の指示に従って追加していけばOK。
我が家はSwitchBotハブがあるので、そちらとも連携しておくと、Bluetoothだけでなくクラウドで連携してインターネット回線からリモート解除ができたりできるようになる。
続いてキーパッドタッチも登録していく。方法はスマートロックと全く同じで、アプリから「キーパッドタッチ」を選択し、画面の指示に従っていけば簡単に登録できます。
登録が終われば、実際に解除キー、指紋、オプションのNFCカードがあれば、そちらも登録していく。
SwitchBotロックProは無印版を遙かに凌駕
現在、私はProが付かないSwitchBotロックを利用していて、最高に便利なのです。
しかし、SwitchBotロックProを取り付けてみて思うのは、「もう無印版には戻れない。Pro最高」です。
まず開くまで/閉めるまでが圧倒的に速い。SwitchBotロックでも自分で鍵使って開けるのに比べれば天国のような快適さですが、それでも扉の前で待たされると「早くせーや」と思っていました。
しかし、SwitchBotロックProでは1秒ぐらいで開くので、その僅かなイライラが無くなっています。体感上は1.5-2倍ぐらい速い。
また、ダイヤルを押し込むだけでロックもできます。
個人的に一番いいなと思うのは、サムターンの遊びをほぼ0mmにできるネジ調整式になった事ですね。
これにより、サムターンを回すのががっちりとして、以前のような3枚のプレートで微調整する機構とは違い、安定感があります。だからこそ、早く施錠/解錠ができたり、無駄な力が要らなくなり電池持ちが良かったりするのでしょう。
Proと付いているから、ノーマル版のちょっと上くらいに思っていると全然違いますからね。
個人的には、もしこれからスマートロックを買うなら、断然SwitchBotロックProをオススメします。
指紋解除は楽すぎる
SwitchBotロックProとキーパッドタッチの組み合わせは何が優れているかというと指紋認証解除が抜群です。
少し重いものを買いだしした際など、できれば荷物は下に置くことなくそのまま解錠できたら最高です。
スマホ解錠、キーパッドではやはり荷物は下に置くことになりますが、指紋認証ならその名の通り”指タッチ”だけで済むわけです。
キー入力でも開けられますが、6桁の入力が必要なので、やや面倒です。それなら指紋で一発解錠が便利。
例えばちょっとコンビニに出掛ける際、鍵ももちろん持っていきますが、指紋で開けられるなら鍵を取り出す必要も無い。
指紋でぴっとタッチして、1秒で解錠。鍵穴に鍵突っ込んで回していたら、少なくとも5-10秒掛かります。
既に無印版を1年使っていますが、妻も娘も「これは楽だわ」ともう戻れない生活になっています。
総括
結論から言います。SwitchBotロックProとキーパッドタッチをまだ導入していない方。
後悔しないから是非導入した方が良いです。
それぐらい生活が楽になる。
デジタルに疎い妻も娘も使いこなしてトラブルレスですし、指紋認証で鍵が開くのは最高に楽ちん。
SwitchBotハブミニ/ハブ2をを導入すれば、外出先から解錠/施錠もできるし、入退出管理チェックもできる。
電池切れはやや心配ですが、単3電池対応になり9ヶ月以上使えるわけで、家に電池の予備を買っておけばほぼ問題無い。(当然鍵だけはちゃんと持ち歩く)
解錠も速くなっていますし、体感レベルですがノーマルのSwitchBotロックよりも堅牢になりましたね。どうしても稼働するアナログデバイスではあるため、ずっと使っていると故障が怖いのですが、SwitchBotロックProはサムターンにがっちりと固定できること、だからこそロス無くパワーを伝えられることで、その堅牢さが増した事が体感出来ます。
これからスマートロックを買う方、旧来のものよりこのSwitchBotロックProをオススメしますよ。
価格 とキャンペーン
SwitchBot ロックProと、キーパッドタッチはSwitchBot ドアロックProセットというセット商品となっています。
こちらはSwitchBot公式ストアとAmazonや楽天市場で発売中です。
価格は通常25980円ですが、Amazonブラックフライデーセールで、19,980円となっています。(23%オフ)
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