ロボット掃除機を使っていてやばり便利なのが自動ゴミ収集、そして水拭き。
最近はマンションだけでなく戸建てでもフローリング床が多いと思いますが、定期的にモップ掛けしてくれる機能がロボット掃除機にあるだけでかなり楽です。ですがモップも洗わないといけないし、タンクがある場合のロボット掃除機でも水の補充と汚水の処理は必要です。
でも床モップ掛けまでしてくれる掃除機があるだけでも私は充分だと思っていました。
しかし、SwitchBot S10ロボット掃除機は、”ゴミ収集ステーション”とは別に、”水交換ステーション”があり、直接給水、直接排水が可能です。つまり、水の補充も汚水を捨てたりする作業が一切要らなくなるわけです。
最初は、「設置とか面倒くさそうだな」という印象でしたが、やってみたら接続パーツが付属しているので超簡単。
設置してしまえば掃除からモップ掛けから給排水、そしてモップの乾燥と全てが全自動の発想が革新的なロボット掃除機でした。
*SwitchBot様からお借りしてのレビューです。
開梱物と外観
箱を開けて中身を確認。
同梱物はゴミ収集ステーション(充電ステーション)、水交換ステーション、サイドブラシx2(1つは予備)、マニュアルです。
またその他にも付属品はあり、紙パックは4つもあります。
1つは最初から自動ゴミ収集ボックスに取り付けられています。1つで最大70日分と謳っていますので、4つの予備があるということは、280日分もあります。これはかなり有り難いですね。
また水交換ステーションを水道系に取り付けるパーツ群もたっぷりあります。全てを使うわけでは無く、必要な物だけ数個を使って付けるので、難しくはありません。付け方は後ほど。
ゴミ収集ステーションは下部にこのように穴が空いていてゴミを吸い取る仕組みとなっています。
SwitchBot S10ロボット掃除機本体は白い清潔感のあるカラー。個人的にはロボット掃除機は白が良いと思っています。それは埃が目立たないから。これはロボット掃除機を普段使う方なら分かりますが、ロボット掃除機はあまり触らないものですが、埃が本体上に堆積するとブラック基調だと目立つんですよね。
背面に清水と汚水が貯まるタンクがあります。
また側面にはカバーがあり、こちらを開けるとローラーモップが取り外せます。
上部の蓋を開けるとダストボックスがあります。こちらはゴミを一時的に溜めておくタンクですね。
底部はこのようになっていて、ゴミを吸引/かき入れるゴムブラシが取り外せます。ローラーモップにしてもゴムブラシにしてもちゃんと取り外せるので、メンテナンスも容易ですね。
マニュアルは丁寧な図解もあってとても分かりやすい。初めてロボット掃除機を使う人にとってはこうしたしっかりとしたマニュアルは有り難いでしょう。
ちなみにクイックスタートガイドもあるでより安心。
水交換ステーションの設置は意外と簡単
SwitchBot S10ロボット掃除機のウリの一つである、水交換ステーションを設置していきます。
水交換ステーションには、給水側と排水側の2つのホースがあり、給水の設置がまずは必要です。給排水は我が家は洗濯機から取ることにしました。一番簡単なのは洗濯機に来ている給水ホースを分岐させる方法だと思います。
まずは根元のホースの元栓を一旦閉めます。
一般的な洗濯機だとこのようになっているかと思いますが、この手で回して外せるホースを外します。(水が垂れてくるので雑巾を用意しておきましょう)
既存の洗濯機給水ホースと、SwitchBot S10水交換ステーションに繋がる給水ホースを接続する分岐パーツを使って、このようにしておきます。
あとは付属のゴムパッキンを上下接続する部分に使って、あとは手で締め込めば完成。
これが完成系ですね。最初に閉じた水道の水栓を再び開けておきます。
排水側は洗濯パン(洗濯機下)の排水口に突っ込めばOKです(必要であれば、このコネクタ部は切断します)。排水するだけなので風呂場に流しても良いでしょうが、やはりホースが見えない方がスマートです。
この水交換ステーションはバッテリー駆動となっている為、モバイルバッテリー等とUSB Type-Cケーブルを接続して充分しておきます。なお、この作業は初回のみで、今後は「
ホースは水交換ステーション後ろに巻き付けて長さを調整できます。洗濯機でホース分岐のパーツを使えば簡単ですよ。(ゴムパッキンを忘れると水漏れするので忘れずに)
これで完成。あとはアプリをインストールしたら、アプリ上でこの水交換ステーション位置を示しておくと、S10ロボット掃除機がここにやってきて、場所を確認して水の補充等をしてくれます。
WiFi接続してより便利に
SwitchBot S10ロボット掃除機はWiFi接続するとフル機能を発揮できるようになります。
アプリはSwitchBotをGoogle Pay(Playストア)にApp Storeで検索してインストールしておきます。
あとはWiFiを繋いでスマホアプリと連動させるのですが、WiFiは2.4GHzだけが対応していますので、そちらのアクセスポイントを使いましょう。最近は2.4GHz/5GHz帯混合が当たり前なので、このあたりは自動判定で使える様にしたり、いっそのこと5GHz帯も使えるようにしてくれると良いですね。普通の方だとWiFi環境はあっても「2.4GHz帯のアクセスポイントにする」というのも分からない可能性もありますしね。
こうしてWiFi接続できれば、床拭き時の水量、掃除モードの吸引力、掃除のスケジュール/タイマー、等の細やかな設定ができるようになります。
禁止エリアの指定も当然アプリ上で設定できます。
掃除能力を試す
掃除モードで使ってみました。
まず音に関してですが、いつも比較している我が家にあるルンバ960とは比べものにならないぐらい静かです。基本的にシュイーンという軽快な音なので不快度は少なめ。ルンバ960はギュイーンと雑音度が高く、我が家の猫も逃げるのですが、SwitchBot S10ロボット掃除機は比較的静か。ただ絨毯の上などでは自動認識して吸引力が高まりますが、それでも愛猫もリラックスレベル。
掃除能力も当然ながら抜群。少しもったいないですが、紙パックを開けてどれだけ取れているかを確認。
2日間の掃除分となりますが、重い猫砂も合わせてガッツリ取れています。
これがおおよそ70日分取れるてゴミ捨て不要なのですから、本当に楽ちんです。
モップ掛けで床はピカピカ
SwitchBot S10ロボット掃除機のウリでもあるモップ掛けを使ってみます。
素晴らしいのが、準備も何も要らない。ただ掃除開始をするだけ。するとS10ロボット掃除機はタンクに水が無い場合は水交換ステーションにやってきて水補充をした後、フローリング床のような平らな場所は水拭き、絨毯やラグの上は水拭きしないなどを勝手に判別して掃除してくれます。
ローラーモップは10Nの力で下に押さえつけつつ回転しながら拭き上げて行くので、こんな感じでピカピカです。
お試しで、コーヒーを少し床にこぼしたという想定でS10ロボット掃除機に掃除してもらいます。
このようにコーヒーでもあっさりと綺麗にしてくれちゃいます。
自動給水/排水が凄い
掃除中もモップを綺麗にしつつ床拭きしてくれるので、時々給水/排水しつつ掃除してくれます。
試しにバケツに排水させてみましたが、泥水のような色で、妻共々「こんなに床汚かったの?」と驚きました。
我が家の猫もビックリの汚さ。
しかも素晴らしいのは、普段はこの汚さを見ることがないという点。排水ホースをバケツに入れさえしなければ、汚水は勝手に排水口に流れ、綺麗な水を自動給水して、ローラーモップも綺麗にして維持してくれるわけです。
ここまでの全自動は素晴らしい。
ローラーモップも掃除後は、ゴミ収集ステーションで温風乾燥してくれて、生乾きでカビが生えるようなこともありません。とにかくノータッチで掃除からモップ掛けまでが完遂されてしまう。
総括
SwitchBot S10ロボット掃除機は約2週間ほど使ってきました。
価格は以下に書いていますが、10万円強ですが、70日分貯められるゴミの自動回収ステーションだけでなく、別途水交換ステーションの二つがあることで、10Nの押しつけでモップ掛けまでがノータッチができる点を考えると、機能と価格のバランスとしてはとても優れていると思います。
絨毯やラグ等があっても、ローラーモップの自動昇降でモップ掛けしつつ掃除も全て全自動。
ゴミ捨て/給排水も全自動と、ロボット掃除機に触る必要が無い。
毎日スケジュール設定しておけば、本当に70日間触らなくても良さそうなレベルで、人間が「掃除」というものに介入しなくて良くなる。
現時点で水交換ステーションの二つにしているという考え方、自動給排水システムは世界で唯一。
そう考えれば、この価格で時間を買う事ができるわけで、かなり大きなメリットになります。
価格 とキャンペーン
SwitchBot S10ロボット掃除機はAmazonや楽天市場で発売中です。
この水道直結(8Way全自動)タイプは、119,820円です。楽天の場合はポイント還元もあるのでおトクです。
7月24日まで、22.55%オフとなり、最終の値引き後価格は92,800円となっています。
- セール期間:7/18~7/24
- 会場:SwitchBot公式サイト
- 通常価格:119,820円
- セール中価格:92,800円
- 値引き率:22.55%