ゴミ捨ては3ヶ月に1度だけ「DreameBot D10s Plus」ロボット掃除機レビュー!数年前のルンバハイエンド機がチープに見えるほど静音さ/センサーで家具に当たらなさで驚きの進化を感じる

5000paのパワフル吸引と、掃除後のごみも自動収集、そして水拭きと、3つの機能を内包してロボット掃除機「DreameBot D10s Plusロボット掃除機」を使ってみました。

DreameBot D10s Plusロボット掃除機の主な特徴

DreameBot D10s Plusロボット掃除機は、最大5000paの強力吸引力と、3Lもの大型自動ゴミ回収ダストボックスを備え、そして水拭きができる3in1ロボット掃除機。

高度な AI+LDSマッピングシステムで、障害物や部屋を正確にマッピングし、障害物を回避しつつ効率的にに掃除し、動作音も低減しています。

ダストボックスは最大90日も収納できる為、3ヶ月もゴミ捨て要らず。

水拭きはパッドを取り付ける事で可能となるので、全て全自動とはいきませんが、それでも普段の掃除は全自動でスマホからタッチ/或いはスケジュールで全自動。床拭きは週末だけとかの運用をすれば良いので、ほぼ人の手は入らないロボット掃除機となっています。

*Dreame Japan様よりお借りしました。

開梱物と外観

同梱物は自動ゴミ収集ステーション(充電ステーション)、ウォータータンク、モップパッド、サイドブラシ、クリーニングブラシ、予備ゴミパック、マニュアルです。

紙パックは2つあり、1つは最初から自動ゴミ収集ボックスに取り付けられています。

自動ゴミ収集ステーション後部はこのようになっていて、電源ケーブルが巻き取れるようになっています。
リビング等に置く場合、電源コンセントまわりでケーブルがだぶつくのはかっこ悪いので、こういう仕組みはとても大切。

マニュアルは丁寧な図解もあってとても分かりやすい。初めてロボット掃除機を使う人にとってはこうしたしっかりとしたマニュアルは有り難いでしょう。

本体カラーはブラック系で高級感あり。但し使っているうちに埃が少し目立つこともあるのが難点です。それでもフラットな形なので、濡れたウェスで軽く拭くだけで高級感を維持できるのは良いですね。

上蓋を開けるとダストボックスとメンテナンス用ブラシがあります。ゴミは自動回収されるため、ここを開ける事はあまりないですが、最初にスマホアプリとのペアリングの際に右側にあるQRコードを読ませるので、その際に必要となります。

裏面。サイドブラシを取り付けたところ。ブラシは1個だけのタイプです。一つだけなので不安もある方もいるでしょうが、後ほど紹介するゴミの取れ具合を見れば1個で充分なんだと納得します。

WiFi接続でアプリを使うとより便利に

neakasa N3 ロボット掃除機はWiFi接続するとフル機能を発揮できるようになります。
アプリはDreamehomeをAndroidの場合はGoogle Pay(Playストア)、iOSの場合はApp Storeで検索してインストールしておきます。

あとはWiFiを繋いでスマホアプリと連動させるのですが、WiFiは2.4GHzだけが対応しています。それでも2.4GHz/5GHz帯混合でも自動判定で繋げてくれますのでトラブルが少なくて助かります。(全てのロボット掃除機がこうした仕様にして欲しい。素人には2.4GHz帯だけ繋げろというのは無理がありますし)

こうしてWiFi接続で、アプリと接続すれば、床拭き時の水量、掃除モードの吸引力、禁止エリアの指定、掃除のスケジュール/タイマー、等の細やかな設定ができるようになります。

掃除能力を試す

さっそく使ってみました。

家具に当たらないセンサーの凄さ

まず最初に驚くのは障害物回避能力。これが正に寸止め。
テーブルの椅子とか、ソファーの足とか、「あ、当たる!」というギリギリで止まり、際まで掃除してくれる。
センサーの精度の高さは抜群ですね。もちろん家具位置変わった後とかは軽く当たりますが、次回からは当たらないのが凄い。

音も抜群に静か

ロボット掃除機は動作音も大切。日々掃除してくれるのはいいのですが、耳障りな音だと電話もできないしTVの音も聞こえなくなります。「掃除機だし仕方ない」という面もありますが、環境音として最近の高級機は音も静かです。

さてDreameBot D10s Plusの動作音についてですが、いつも比較している我が家にあるルンバ960とは比べものにならないぐらい静かです。基本的にシュイーンという軽快な音なので不快度は少なめ。ルンバ960はゴリゴリギュイーンと雑音度が高く誰が聴いても「うるせーなぁ」と感じる音で、もう工事みたい。
DreameBot D10s Plusは動作していても電話もできるし、TVも多少音上げれば大丈夫なレベルです。

比較的静かななので、このように我が家の猫もごろんです。

段差乗り換えも優秀

段差の乗り越え能力はとても高く、リビングや畳に敷いてあるラグは余裕で超えますし。

ブラシが引っかかってうまくいかないときは角度を変えて何度かリトライしたりとちゃんとお利口です。

我が家は畳に+畳風ラグを敷いていたりして、ロボット掃除機には結構面倒な環境なのですが、余裕で乗り越えてくれるので、全室放置で大丈夫でした。ほんとよくやってくれます。

掃除能力も素晴らしい

掃除能力も当然ながら抜群。
少しもったいないですが、紙パックを開けてどれだけ取れているかを確認。
4日間の掃除分となりますが、ガッツリ取れています。我が家は猫が居るので、トイレ砂とか結構散らばっているのですが、それらもしっかりとかき込んでくれています。

我が家のルンバ960でも同じぐらいは取れますが、ルンバ960の場合は本体のダストボックスに2日間程度分ぐらいしか貯められない。DreameBot D10s Plusは紙パック自体もかなり大きく、容量としては3Lもあり、3ヶ月はゴミ捨て不要&自動回収されるのはやはり便利。3ヶ月もほぼロボット掃除機に触らなくて良いのほんと凄いです。

水拭きもできる

掃除以外にも水拭きができるのが良いところです。

ウォータータンクに水を入れ、モップパッド装着して本体底面にタンクを取り付ければ勝手に水拭きモードになります。

要はモップパッドを水で濡らして拭き掃除するだけなのですが、これで充分綺麗になります。

ワンランク上にはモップが回転して加圧しながら床磨きをするようなDreameBot L10s Ultraもありまが、価格的にも10万円超なります。差額はかなりありますので、フローリングを雑巾掛けのように床をさっと水拭きしてくれるだけでも、素足で歩けば分かるぐらい綺麗になりますし、これで充分という方も多いでしょう。

小さいお子さんが居て床を汚す、犬を飼っていて汚れるなんて方はモップが回転するようなタイプの方が良いでしょうけどね。

なお、アプリ側で進入禁止エリアを指定できます。

例えば絨毯とか畳の部屋に侵入して欲しくなければ、以下のように指定可能。

軌跡を見るとちゃんと立ち入り禁止区域に入らずにモップ掛けしている事が分かりますね

総括

DreameBot D10s Plus ロボット掃除機は約2週間ほど使ってきました。

価格は以下に書いていますが、6万9800円。
一見高そうにも見えますが、3ヶ月紙パック交換不要のゴミ自動回収ステーション、家具に当たらない素晴らしいセンサー、静かな掃除音、ウォータータンクを付けての水拭きができる点といった機能は、トータルでは値頃感もあります。

我が家には時代遅れ(?)のルンバ960という元ハイエンド機がありますが、それよりも静音だし、ゴミ捨てを毎日することもなく、3ヶ月に1回紙パックを捨てるだけでいいというほったらかし掃除が可能なのは明らかに魅力だと思います。

水拭き自体は回転モップ機が現時点では最善ではありますが、10万円超が当たり前ですし、ロボット掃除機に10万円はかなり勇気の要る選択でしょうから、よほどモップ掛けが最重要という方以外は、DreameBot D10s Plus ロボット掃除機の機能で殆どの人が満足できるはずです。

価格

DreameBot D10s Plusは、ビックカメラコジマの各量販店、及びDreame自体で発売しています。
実店舗と楽天にて発売していますので、興味がある方はご確認ください。

関連リンク

公式サイト

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