ThundeRobotから発売されている、多機能ワイヤレスゲーミングコントローラー「ThundeRobot G80TS」をレビューしていきます。

最大の特徴は、PC、Nintendo Switch、iOS、Androidといったマルチプラットフォームに対応する接続性。さらに、近年のトレンドであるドリフト(誤動作)に強いホールエフェクトのジョイスティックとトリガーを採用し、4つの背面ボタンまで搭載しています。
また専用充電ドックも同時に使ってみました。
主な特徴
ThundeRobot G80TSは、有線・2.4G・Bluetoothの3モード接続に対応ワイヤレスコントローラー。

最大の特徴は、リニアモーターを利用した「HDボイスコイルアクチュエーター」による繊細で強力な振動フィードバックです。

さらに、スティックの抵抗感を物理的に切り替えられる「フォーススイッチング」機能や、ジョイスティックにはドリフト(誤動作)のないホールエフェクトセンサーを採用。
トリガーもホールエフェクト式と、浅く押せるマイクロスイッチ式(ヘアトリガー)を切り替え可能など、カスタマイズ性が高いゲームコントローラーです。
*製品名はThundeRobot G80TSですが、販売サイトではThundeRobot G80 Raicuterとしても発売されています。
今回のレビューではThundeRobot G80TSとして記載しています。
*MINIXPC様にお借りしてのレビューです。
外観と使い勝手

同梱物は、コントローラー、PC用USBドングル、USB Type-Cケーブル、交換用の十字キーとマニュアル。

マニュアルは日本語が無いのですが、QRコードを読み込む事で日本語マニュアルを参照できます。

カスタマイズや、接続先(PC/タブレット等)、接続方式(無線/有線)によっては接続のしかたが違う為、マニュアル必須な感じです。
コントローラー自体は一見普通の配置ですが、左右ジョイスティックの下には抵抗調整ノブがありダイヤルにより切り換え可能。段階的にカチカチとテンションの変更ができるまたスワイプレバーはABXYキーを一括で切り換えるレバーです。
L1/R1,L2/R2とかは一般的ですが、背面にもボタンがありカスタマイズできます。
充電ドックはあると便利
基本ワイヤレスで使う方には充電は面倒なものですが、こうした充電ドックがあればありがたいですね。

とても気持ちよく充電台にはまるので、乗せる際に依頼らしなくて良いです。また、下部はLEDライトで点灯するようになっています。
使ってみた
コントローラーは軽く一般的なPS5/XBox系コントローラーと同じぐらいの重さと質感があります。
私はPS5メインの為、グリップ太めに見えましたが、特に違和感無く使えました。
抵抗調整ノブでエイムがやりやすくなるのは間違いなくありますね。しかもかなり調整幅があるので、ぐにゃぐにゃから、やや硬めぐらいまで出来、後付けのリングなどで調整する必要もなく、その場でゲーム毎に調整ができるのはとても便利。

PCゲームでも難なく動作し、スワイプレバーはABXYキーを一括で切り換えできるのもめちゃくちゃ便利。
いちいちアサインを変える必要がなく、レバー一つでABXYを入れ替えるので、とりあえずこの機能のおかげでいくつかのゲームは設定変更しなくても、自分好みのキーでプレイできました。

やりたければアサイン変更もできるし、カスタマイズはもっと突き詰めて変更していくことができます。
総括と価格
ThundeRobot G80TSは、カスタマイズ性を極めた多機能ワイヤレスコントローラー。PCや任天堂Switch、iOS、Androidに3モード(有線・2.4G・Bluetooth)で接続可能。
最大の特徴は、。テンション調整ができる抵抗調整ノブが搭載されたスティックで、物理ダイヤルで抵抗感をゲーム中に即座に変更できる機能を搭載。
さらに、繊細な振動を生む「HDボイスコイルアクチュエーター」や4つの背面ボタンに加え、ABXY配置を物理レバーで一括変更できるスワイプレバーもあり、いちいちゲームごとに設定を変える手間が削減でき、ゲーム毎に最適な操作感を得られるわけです。
ゲームによってコントローラーに求められる機能性を、細かく追求したい方には、オススメです。
ThundeRobot G80TS/ThundeRobot G80 Raicuterは、MINIXPCで発売中。
価格的には充電ドック付きで約10,000円です。(コントローラー単体でも9200円ぐらいのため、充電ドック付きがお買い得です。)
最新価格はこちら。

